2006年 03月 14日
攻め懸かり稽古 |
これまで(攻め)懸かり稽古に関しては、どうしても身体の使い方が雑になり、癖が抜け難いので普段の稽古ではしないようにしてきました。しかし、そろそろ取り入れてみようとタイミングを見計らっていたので、前回の稽古で皆さんに体験して頂きました。
全く自由に攻め懸かってくる相手を捌くというのは難しいので、攻撃の仕方を限定して稽古します。但し、懸かってくる人の癖がありますので、力の方向や意識の出し方がそれぞれ違いますから、臨機応変に対応する稽古をして頂きたいのです。自然に「動けば技に成る」という境地に達する為の工夫をしながら、厳密な体内操作をする必要があります。ですから、懸かってきた相手が、どのように崩れて行くかを、先には決められません。「喰い込み」「喰い合わせ」ていく結果として、相手が動くのですから・・・しかも、ゆっくり考えて動いている暇はないのです。でも、自分勝手な早さで動いても技には成り得ません。
懸かっていく方も、相手のレベルに合わせて、相手の動きを誘導してあげたり、ちょっと意地悪してみたりしながら、相手の変化に対応する稽古をして頂きたいのです。何も考えずに、自ら投げられに行くという稽古ではありませんし、お互いに愛をもって倒れ合う必要もありません。(但し、私に懸かってくる時は、愛一杯で懸かってきて頂きますよう、伏してお願い申し上げる次第であります。)
ですから、前の人が攻める様子や、それを捌く様子を見ながら、自分はどのような攻め方をしてみるかを考え、何らかの実験をして頂きたいのです。攻め懸かるタイミングも大切です。技を掛けている人が、ある程度体勢と心の準備が出来てから攻めてあげてください。相手が今掛けたのと同じ技を掛けようとしているのなら、どのように攻めてあげれば良いのかを考える事も、自分の稽古になるはずです。
相手を投げる稽古ではなく、「喰い込み」「喰い合わせ」「喰いとどまる」稽古で、後は「おまけ」だと考えて頂きたいのです。短時間に様々なタイプの人と稽古することで、日常生活でも、相手の意識や行動の変化に臨機応変に対応出来るようになるのではないかと考えています。
懸かり稽古は、集中力が必要ですから精々20〜30分で終わります。長時間稽古すると、どうしても馴れ合いの稽古に成りかねませんので・・・
全く自由に攻め懸かってくる相手を捌くというのは難しいので、攻撃の仕方を限定して稽古します。但し、懸かってくる人の癖がありますので、力の方向や意識の出し方がそれぞれ違いますから、臨機応変に対応する稽古をして頂きたいのです。自然に「動けば技に成る」という境地に達する為の工夫をしながら、厳密な体内操作をする必要があります。ですから、懸かってきた相手が、どのように崩れて行くかを、先には決められません。「喰い込み」「喰い合わせ」ていく結果として、相手が動くのですから・・・しかも、ゆっくり考えて動いている暇はないのです。でも、自分勝手な早さで動いても技には成り得ません。
懸かっていく方も、相手のレベルに合わせて、相手の動きを誘導してあげたり、ちょっと意地悪してみたりしながら、相手の変化に対応する稽古をして頂きたいのです。何も考えずに、自ら投げられに行くという稽古ではありませんし、お互いに愛をもって倒れ合う必要もありません。(但し、私に懸かってくる時は、愛一杯で懸かってきて頂きますよう、伏してお願い申し上げる次第であります。)
ですから、前の人が攻める様子や、それを捌く様子を見ながら、自分はどのような攻め方をしてみるかを考え、何らかの実験をして頂きたいのです。攻め懸かるタイミングも大切です。技を掛けている人が、ある程度体勢と心の準備が出来てから攻めてあげてください。相手が今掛けたのと同じ技を掛けようとしているのなら、どのように攻めてあげれば良いのかを考える事も、自分の稽古になるはずです。
相手を投げる稽古ではなく、「喰い込み」「喰い合わせ」「喰いとどまる」稽古で、後は「おまけ」だと考えて頂きたいのです。短時間に様々なタイプの人と稽古することで、日常生活でも、相手の意識や行動の変化に臨機応変に対応出来るようになるのではないかと考えています。
懸かり稽古は、集中力が必要ですから精々20〜30分で終わります。長時間稽古すると、どうしても馴れ合いの稽古に成りかねませんので・・・
by centeringkokyu
| 2006-03-14 00:03
| 合気観照塾