2006年 01月 24日
固め技風 調整(長生)法 |
逆技とか固め技といえば、大抵は痛いものだと相場が決まっています。私自身も少林寺拳法や合気道を習っていた時は、結構痛い思いをしたものです。しかし、慣れてくると少しは我慢できるようになりますし、相手が掛けてくる技が分かっていると技に掛からないようにする事もできます。
そんな時は、ここで当て身が入っているのだから倒れなければならないと教育的指導をする場合もありました。でも出来るだけ秘技「拝み倒し」で、お願いして倒れて頂くことにしていました。
合気観照塾では、武術的な逆技や固め技を稽古している訳ではありませんので、ギブアップを取ろうとは考えていません。むしろ固め技を掛けられた後は、身体の歪みが調整され、次に相手に技を掛ける時には、身体の伝達系が自然にレベルアップしているような稽古を目指しています。
「入れる合気」や「抜く合気」を瞬間的に使って、相手の呼吸が止まり身体が硬直してしまうと、巧く調整できませんので、臨界点より少しだけ弛めて、相手がなんとか呼吸をできる状態にしておくことが大切です。その為には、「付ける合気」の稽古をしておく必要があります。
治療家や鍼灸学校などに通っておられる方々が、稽古に参加してくださっていますので、その人達が何らかの参考にしていただけるように、これからは投げ捨てないで、出来るだけ相手に付いていって、固め技まで稽古するようにしたいと思っています。
固め技に名前は有りませんし、相手の反応の仕方によっては、左右共同じ固まり方をするとも限りません。臨機応変に相手の弛みを取り続け、相手が行く方向に付いていける身体を作って頂きたいと思います。
その為には、センタリング呼吸法と「御用提灯」を意識した歩法を自得するしかないと信じます。投げた後に、瞬間的に相手を固める時には、特に身体の奥の方にある筋肉を使うようにして頂きたいのです。毎度お馴染みの「ヘ・た・レ」でもあります。いろいろと工夫して、検証してみてください。
参照:合気探究と練功法
そんな時は、ここで当て身が入っているのだから倒れなければならないと教育的指導をする場合もありました。でも出来るだけ秘技「拝み倒し」で、お願いして倒れて頂くことにしていました。
合気観照塾では、武術的な逆技や固め技を稽古している訳ではありませんので、ギブアップを取ろうとは考えていません。むしろ固め技を掛けられた後は、身体の歪みが調整され、次に相手に技を掛ける時には、身体の伝達系が自然にレベルアップしているような稽古を目指しています。
「入れる合気」や「抜く合気」を瞬間的に使って、相手の呼吸が止まり身体が硬直してしまうと、巧く調整できませんので、臨界点より少しだけ弛めて、相手がなんとか呼吸をできる状態にしておくことが大切です。その為には、「付ける合気」の稽古をしておく必要があります。
治療家や鍼灸学校などに通っておられる方々が、稽古に参加してくださっていますので、その人達が何らかの参考にしていただけるように、これからは投げ捨てないで、出来るだけ相手に付いていって、固め技まで稽古するようにしたいと思っています。
固め技に名前は有りませんし、相手の反応の仕方によっては、左右共同じ固まり方をするとも限りません。臨機応変に相手の弛みを取り続け、相手が行く方向に付いていける身体を作って頂きたいと思います。
その為には、センタリング呼吸法と「御用提灯」を意識した歩法を自得するしかないと信じます。投げた後に、瞬間的に相手を固める時には、特に身体の奥の方にある筋肉を使うようにして頂きたいのです。毎度お馴染みの「ヘ・た・レ」でもあります。いろいろと工夫して、検証してみてください。
参照:合気探究と練功法
by centeringkokyu
| 2006-01-24 21:38
| 合気観照塾