2006年 01月 15日
歩法以前 |
昨日の合気観照塾の稽古では、歩法をする時に気をつけておいて頂きたい基本的な体内操作、特に大転子・会陰・丹田・命門と足先・足首・膝・股関節の関連性を厳密に感じて頂けたのではないかと思います。
先週の「歩法と骨盤時計」でも少し書きましたように、足先の方向を明確に意識する事が、足首〜股関節の伝達系をも感じやすくしますし、その時の丹田と命門のバランスにも気づいて頂けるのではないかと考えました。
木刀を持つ事で、意識の広がりも変化しますし、その木刀を中段や青岸に構えて、木刀の先端の部分に相手のレベルに合わせた負荷を掛けてあげることで、反作用を吸収しながらも攻めることができる体内操作を体感できたのではないかと思います。
この場合、負荷を掛ける方も、掛けられる方も、五分五分の微妙なバランスをどのようにすれば自分有利な状態に変化させられるのかを、意識を切らず、呼吸を止めず、体内感覚を厳密に感じながら稽古することが大切です。
その場合の足の踏み出し方が、体全体に影響する事も検証して頂けたと思います。「相手の人中路を踏む」という言葉も、漠然と中心を踏むと考えるのと、足先をどのように使えば足首も股関節も緩まずに力を伝達していけるのか、という事を工夫した場合との差を感じて頂けたのではないでしょうか。
「平起平落」がなぜ大切だと考えるのか、八卦掌や形意拳はなぜあのような歩法を稽古するのか、OS先生の歩き方の特徴なども参考にして、自分なりの仮説を立ててみてください。
先週の「歩法と骨盤時計」でも少し書きましたように、足先の方向を明確に意識する事が、足首〜股関節の伝達系をも感じやすくしますし、その時の丹田と命門のバランスにも気づいて頂けるのではないかと考えました。
木刀を持つ事で、意識の広がりも変化しますし、その木刀を中段や青岸に構えて、木刀の先端の部分に相手のレベルに合わせた負荷を掛けてあげることで、反作用を吸収しながらも攻めることができる体内操作を体感できたのではないかと思います。
この場合、負荷を掛ける方も、掛けられる方も、五分五分の微妙なバランスをどのようにすれば自分有利な状態に変化させられるのかを、意識を切らず、呼吸を止めず、体内感覚を厳密に感じながら稽古することが大切です。
その場合の足の踏み出し方が、体全体に影響する事も検証して頂けたと思います。「相手の人中路を踏む」という言葉も、漠然と中心を踏むと考えるのと、足先をどのように使えば足首も股関節も緩まずに力を伝達していけるのか、という事を工夫した場合との差を感じて頂けたのではないでしょうか。
「平起平落」がなぜ大切だと考えるのか、八卦掌や形意拳はなぜあのような歩法を稽古するのか、OS先生の歩き方の特徴なども参考にして、自分なりの仮説を立ててみてください。
by centeringkokyu
| 2006-01-15 12:37
| 合気観照塾