2005年 12月 23日
石の上にもまだ三年 |
もう新しく書くような材料がありませんので、もう一度原点に戻って、どのような考え方をしながら、稽古の方法を工夫して、「センタリング呼吸法」になっていったのかを、辿ってみたいと思います。
まずは、私が本部の10周年記念誌(1990年発行)に投稿した原稿をご紹介します。
OS先生が大阪でご指導下さるようになりましてから、三年たってしまいました。その間に20数回の講習会を開いて頂いて、楽しい雰囲気の中で一人一人手を取ってご指導頂けた事を心より感謝しております。
有段者も6名を数えるまでになりまして、やっと近頃同好会らしくなってきたのではないかと思われます。最初の頃は講習会で先生に技を掛けていただいてもただ不思議なだけで、普段の稽古の時にはお互いの技が全く掛からないので茫然自失の毎日でした。そんな時は、常にOS先生に教えて頂ける東京の会員の皆様の事が、ただただ羨ましく思われました。そして、まだその頃は、毎月大阪にお越し頂けましたので、OS先生はお疲れだったでしょうが、我々大阪の会員は、講習会を待ちかねている様な状態でした。
私自身も自分なりに毎月テーマを決めて、今月は先生の足の動き、今月は呼吸などと、できるだけポイントを絞って先生の動きを観察して、一月間はそのテーマを重点的に稽古しておりましたので、次回のテーマが決まると、先生が来られるのが待ち遠しくてたまりませんでした。
しかし、今から思いますとその頃はまだまだ先生のご説明の本当の意味が理解できていませんでした。最近になりまして、やっと自分でも少しずつ理解出来てきたのではないかと思える様に成りました。そこで先日の講習会の後で先生に「今日の講習会の技の説明は、非常に分かりやすかったです。本当に有難う御座いました。」と申し上げました。先生は「今まで何回も同じ説明をしていますよ。」とおっしゃいました。その時私はつくづく思いました。「見れども見えず、聞けども聞こえず。」
これからも、よろしくご指導の程お願い申し上げます。
参照1:合気とりあえず理論 1992年
参照2:緊張について 1995年
参照3:陰主陽従 1997年
参照4:味わいそして工夫 2000年
参照5:私の履歴書1 2002年
参照6:私の履歴書2
参照7:私の履歴書3
参照8:私の履歴書4
参照9:退会決意3周年 2006年5月
参照10:自己流合気への道? 2008年5月
まずは、私が本部の10周年記念誌(1990年発行)に投稿した原稿をご紹介します。
OS先生が大阪でご指導下さるようになりましてから、三年たってしまいました。その間に20数回の講習会を開いて頂いて、楽しい雰囲気の中で一人一人手を取ってご指導頂けた事を心より感謝しております。
有段者も6名を数えるまでになりまして、やっと近頃同好会らしくなってきたのではないかと思われます。最初の頃は講習会で先生に技を掛けていただいてもただ不思議なだけで、普段の稽古の時にはお互いの技が全く掛からないので茫然自失の毎日でした。そんな時は、常にOS先生に教えて頂ける東京の会員の皆様の事が、ただただ羨ましく思われました。そして、まだその頃は、毎月大阪にお越し頂けましたので、OS先生はお疲れだったでしょうが、我々大阪の会員は、講習会を待ちかねている様な状態でした。
私自身も自分なりに毎月テーマを決めて、今月は先生の足の動き、今月は呼吸などと、できるだけポイントを絞って先生の動きを観察して、一月間はそのテーマを重点的に稽古しておりましたので、次回のテーマが決まると、先生が来られるのが待ち遠しくてたまりませんでした。
しかし、今から思いますとその頃はまだまだ先生のご説明の本当の意味が理解できていませんでした。最近になりまして、やっと自分でも少しずつ理解出来てきたのではないかと思える様に成りました。そこで先日の講習会の後で先生に「今日の講習会の技の説明は、非常に分かりやすかったです。本当に有難う御座いました。」と申し上げました。先生は「今まで何回も同じ説明をしていますよ。」とおっしゃいました。その時私はつくづく思いました。「見れども見えず、聞けども聞こえず。」
これからも、よろしくご指導の程お願い申し上げます。
参照1:合気とりあえず理論 1992年
参照2:緊張について 1995年
参照3:陰主陽従 1997年
参照4:味わいそして工夫 2000年
参照5:私の履歴書1 2002年
参照6:私の履歴書2
参照7:私の履歴書3
参照8:私の履歴書4
参照9:退会決意3周年 2006年5月
参照10:自己流合気への道? 2008年5月
by centeringkokyu
| 2005-12-23 22:52
| 合気観照塾