2017年 12月 02日
インフルエンザと薬と政治 |
▼上の写真の記事を一部抜粋致します。
インフルエンザにかかり39度以上の高温になった時、薬で熱を下げてはいけません。ウィルスは高温に弱いので自然の防御反応です。こうして免疫細胞にウィルスをやっつけさせるのです。
第一次世界大戦中、世界中で5000万人が死亡したというスペイン風邪(1918年)をみましょう。当時花形の解熱鎮痛剤アスピリンを兵士を中心に大量服用したのです。そのため脳と肝臓に重大な障害が発生し大量死になりました。その後、アスピリンの薬害が疑われアメリカで使用が制限されました。この考え方が世界に広まり、流感の死者が著しく減少しました。現在アメリカでは流感の初期に薬はほとんど使用されないとのことです。
(米在住医師 斉藤 真嗣氏)
第一次世界大戦中、世界中で5000万人が死亡したというスペイン風邪(1918年)をみましょう。当時花形の解熱鎮痛剤アスピリンを兵士を中心に大量服用したのです。そのため脳と肝臓に重大な障害が発生し大量死になりました。その後、アスピリンの薬害が疑われアメリカで使用が制限されました。この考え方が世界に広まり、流感の死者が著しく減少しました。現在アメリカでは流感の初期に薬はほとんど使用されないとのことです。
(米在住医師 斉藤 真嗣氏)
「インフルエンザ ワクチンは打たないで」 元国立公衆衛生院 疫学部感染症室長 母里 啓子著からご紹介します。
▼インフル工ンザ・ウイルスは日々形を変えていくウイルスです
秋に2回インフルエンザ・ワクチンを打った。それなのに、その冬インフルエンザにかかってひどい目にあった-そんな経験はありませんか? ほんとにワクチンって効いているの? と疑問に思ったことはありませんか?
そもそも、インフルエンザ・ワクチンを打たないとインフルエンザにかかる、というわけではありません。一方、インフルエンザ・ワクチンを打っても、インフルエンザにかかることがあります。これでは、インフルエンザ・ワクチンを打つ意味がありません。打っても打たなくても同じです。
もう一度はっきり言います。インフルエンザ・ワクチンはばとんど効かないワクチンなのです。
なぜインフルエンザ・ワクチンは効かないのでしょう。
最大の理由はインフルエンザ・ウイルスの持つ特性にあります。
インフルエンザの病原菌であるインフルエンザ・ウイルスは、絶えず変異します。ウイルスが人間などの生命体に感染し、その体内で増えていくときに、ウイルスの遺伝子構成が変わることがあります。ウイルスの遺伝子構成が変わることを「変異」と言います。この 「絶えず変異する」というのがインフルエンザ・ウイルスの特性なのです。
変異のスピードの早いことといったら、一人の人に感染したインフルエンザ・ウイルスは、その人のインフルエンザが治ったころには体内でもう変わっているものがあるほどです。それほど変わり身が早いのです。人間が次のシーズンに流行りそうな型のワクチンを作ろうとしても、とてもそのスピードに対応できないということば容易にご想像いただけるでしょう。ワクチンができたころにはウイルスは違うものに変わり果ててしまっていることが多いというわけです。このように変異のスピードの早いウイルスでは、とてもワクチンを作れるものではありません。エイズ・ウイルスも変異が激しく、インフルエンザ・ウイルスの3倍ほどのスピードで変異し、ワクチンを作るのはほとんど不可能です。
ワクチンはウイルスで作ります。ウイルスを体内に入れて人工的に免疫をつくるのです。
免疫とは一度感染して体に取り込んだウイルスなどの異物を体が覚えておき、同じものが二度と体内へ入ってこないようにブロックする働きのことをいい、ブロックする役目をするものを抗体といいます。自然感染することがなくても、予防接種(ワクチン)で病気にならない程度のウイルスを体に入れれば、体内にウイルスに対する抗体ができ、病気にかかる心配は減るわけです。
ところがウイルス自体は人工的には作れません。そのためこれまでに採取されたウイルスを使い、そのウイルスを増やしてワクチンを作るわけですが、インフルエンザ・ワクチンの場合は、せっかくワクチンを作っても、ワクチンを出荷し、接種し、実際にインフルエンザが流行るころにはインフルエンザ・ウイルスは末知のものに変異してしまっているというわけです。
はしか(麻疹)のウイルスは、インフルエンザ・ウイルスのように急激に変異することばありません。だから、比較的効果の高いワクチンを作れるのです。最近になってはしかのワクチンについて認識を新たにさせられるような状況になっていますが、そのことについてはあとでお話しましょう。
▼インフルエンザに自然に感染すると、ワクチンとは比べ物にならないほど強い免疫ができます。
▼インフルエンザ・ワクチンで作られた抗体は、5ヶ月ほどしか続きません。
▼脳症とインフルエンザは別の病気です。
▼副作用の実態はわからない。何もしないほうがはるかに安全。
▼ワクチン産業は、新たなターゲットが必要になったのです。
▼インフルエンザ・ワクチンは、接種する医師にはいい商売になります。
▼生活環境も栄養状態もよくなった日本、必要なワクチンはほとんどなくなりました。
▼インフルエンザを予防する方法。
▼ウイルス病は熱を下げてはいけません。これは基本です。
▼解熱剤を使うと治りが遅くなり、脳症の原因にもなります。
◎インフルエンザ・ワクチン接種についての様々な意見を紹介します。
▼インフル工ンザ・ウイルスは日々形を変えていくウイルスです
秋に2回インフルエンザ・ワクチンを打った。それなのに、その冬インフルエンザにかかってひどい目にあった-そんな経験はありませんか? ほんとにワクチンって効いているの? と疑問に思ったことはありませんか?
そもそも、インフルエンザ・ワクチンを打たないとインフルエンザにかかる、というわけではありません。一方、インフルエンザ・ワクチンを打っても、インフルエンザにかかることがあります。これでは、インフルエンザ・ワクチンを打つ意味がありません。打っても打たなくても同じです。
もう一度はっきり言います。インフルエンザ・ワクチンはばとんど効かないワクチンなのです。
なぜインフルエンザ・ワクチンは効かないのでしょう。
最大の理由はインフルエンザ・ウイルスの持つ特性にあります。
インフルエンザの病原菌であるインフルエンザ・ウイルスは、絶えず変異します。ウイルスが人間などの生命体に感染し、その体内で増えていくときに、ウイルスの遺伝子構成が変わることがあります。ウイルスの遺伝子構成が変わることを「変異」と言います。この 「絶えず変異する」というのがインフルエンザ・ウイルスの特性なのです。
変異のスピードの早いことといったら、一人の人に感染したインフルエンザ・ウイルスは、その人のインフルエンザが治ったころには体内でもう変わっているものがあるほどです。それほど変わり身が早いのです。人間が次のシーズンに流行りそうな型のワクチンを作ろうとしても、とてもそのスピードに対応できないということば容易にご想像いただけるでしょう。ワクチンができたころにはウイルスは違うものに変わり果ててしまっていることが多いというわけです。このように変異のスピードの早いウイルスでは、とてもワクチンを作れるものではありません。エイズ・ウイルスも変異が激しく、インフルエンザ・ウイルスの3倍ほどのスピードで変異し、ワクチンを作るのはほとんど不可能です。
ワクチンはウイルスで作ります。ウイルスを体内に入れて人工的に免疫をつくるのです。
免疫とは一度感染して体に取り込んだウイルスなどの異物を体が覚えておき、同じものが二度と体内へ入ってこないようにブロックする働きのことをいい、ブロックする役目をするものを抗体といいます。自然感染することがなくても、予防接種(ワクチン)で病気にならない程度のウイルスを体に入れれば、体内にウイルスに対する抗体ができ、病気にかかる心配は減るわけです。
ところがウイルス自体は人工的には作れません。そのためこれまでに採取されたウイルスを使い、そのウイルスを増やしてワクチンを作るわけですが、インフルエンザ・ワクチンの場合は、せっかくワクチンを作っても、ワクチンを出荷し、接種し、実際にインフルエンザが流行るころにはインフルエンザ・ウイルスは末知のものに変異してしまっているというわけです。
はしか(麻疹)のウイルスは、インフルエンザ・ウイルスのように急激に変異することばありません。だから、比較的効果の高いワクチンを作れるのです。最近になってはしかのワクチンについて認識を新たにさせられるような状況になっていますが、そのことについてはあとでお話しましょう。
▼インフルエンザに自然に感染すると、ワクチンとは比べ物にならないほど強い免疫ができます。
▼インフルエンザ・ワクチンで作られた抗体は、5ヶ月ほどしか続きません。
▼脳症とインフルエンザは別の病気です。
▼副作用の実態はわからない。何もしないほうがはるかに安全。
▼ワクチン産業は、新たなターゲットが必要になったのです。
▼インフルエンザ・ワクチンは、接種する医師にはいい商売になります。
▼生活環境も栄養状態もよくなった日本、必要なワクチンはほとんどなくなりました。
▼インフルエンザを予防する方法。
▼ウイルス病は熱を下げてはいけません。これは基本です。
▼解熱剤を使うと治りが遅くなり、脳症の原因にもなります。
◎インフルエンザ・ワクチン接種についての様々な意見を紹介します。
◎ 厚労省タミフル研究班教授の講座に販売元800万寄付
インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した後に異常行動死が相次いでいる問題で、因果関係を調べている厚生労働省研究班主任研究者の教授が主宰する大学の講座(研究部門)が、タミフルの輸入販売元「中外製薬」(東京都中央区)から、4年間に約800万円の寄付金を受けていたことがわかった。
厚労省ではこの教授から聞き取りを始めており、「さらに事実関係を確認した上で、適切に対応したい」としている。
寄付を受けていたのは、横浜市立大教授がトップを務める同大の小児医療関係の講座。同大や中外製薬によると、2001〜04年に計850万円が使途を限定されない「奨学寄付金」として、同大を通じてこの講座あてに寄付され、事務経費を除いた約800万円が実際に講座に交付された。 読売新聞 3月13日
◆製薬会社の都合にまきこまれてませんか?
私も病院勤務の薬剤師ですから、新薬の勉強会とかありますが、説明されるメーカーの方は殆ど自社の薬のいいことしか言われません。また製品パンフレットとかに載ってるデーターがまたこれ素晴しく自社製品のPRばかりで、明らかに意図的に都合のいいデーターばかりを集めてきているように思われます。
上記のような報道を知るとますます製薬会社に対して不審感を持ちますね
インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用した後に異常行動死が相次いでいる問題で、因果関係を調べている厚生労働省研究班主任研究者の教授が主宰する大学の講座(研究部門)が、タミフルの輸入販売元「中外製薬」(東京都中央区)から、4年間に約800万円の寄付金を受けていたことがわかった。
厚労省ではこの教授から聞き取りを始めており、「さらに事実関係を確認した上で、適切に対応したい」としている。
寄付を受けていたのは、横浜市立大教授がトップを務める同大の小児医療関係の講座。同大や中外製薬によると、2001〜04年に計850万円が使途を限定されない「奨学寄付金」として、同大を通じてこの講座あてに寄付され、事務経費を除いた約800万円が実際に講座に交付された。 読売新聞 3月13日
◆製薬会社の都合にまきこまれてませんか?
私も病院勤務の薬剤師ですから、新薬の勉強会とかありますが、説明されるメーカーの方は殆ど自社の薬のいいことしか言われません。また製品パンフレットとかに載ってるデーターがまたこれ素晴しく自社製品のPRばかりで、明らかに意図的に都合のいいデーターばかりを集めてきているように思われます。
上記のような報道を知るとますます製薬会社に対して不審感を持ちますね
▼タミフル
本当は患者がきちんとした医療機関をきちんとした時間に受診することで、正しい教育を受けられるのがよいのでしょうが、現在の公共の医療機関では、特に救急と名のつく時間外診療の場では、患者側はそういうつもりで受診しているわけではありませんし、「私は風邪薬は出しません、解熱剤も出しません、明日まで様子を見てください」ということが出来ない状況なのです。
今回のインフルエンザは製薬最大手の「ロシェ」の仕掛けではないかと思える発言が新聞に出ていました。つまり内部告発です。
新型インフルウイルス(H1N1型)がウイルスの培養やワクチン製造に使われる鶏卵の中で、偶然に出来上がった可能性があると指摘していました。つまりタミフルで十分対応できる弱毒性のウイルスだったのであります。
しかし、次なる問題があります。ワクチン投与を受けた人たちのインフルエンザに対する抗体が強すぎて、かえって死亡者が増えるという現実であります。(スペイン風邪で生き残った人たちの唯一の共通点はワクチン投与をしなかった人たちでした)
当然タミフル投与者もこの限りではありません。
第二波襲来が予測されるこの秋が問題です。(貼り付け終了)
▼検査と薬
◎厚労省、タミフル服用患者の転落死受け医療関係者に注意喚起
インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用中の中学生がマンションから転落死したのを受け、厚生労働省は28日、医療関係者に注意を呼びかけた。患者や家族に対し、インフルエンザを発症すると治療薬服用の有無にかかわらず異常行動の恐れがあることや2日間は未成年者から目を離さない必要があることを説明するよう求めた。
国内でタミフルを販売する中外製薬に納入先への周知を求めたほか、日本医師会や日本薬剤師会などの団体、都道府県に伝えた。厚労省はタミフル服用と異常行動との関係を否定的にとらえているが、安全対策課は「万一の事故を予防するため注意喚起することにした」と説明している。 [2007年3月1日/日経産業新聞]
◎新型インフル対策に72億円、今年度予算の予備費で
政府は5日、人から人へ感染する新型インフルエンザ対策を強化するため、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」の備蓄経費などで72億8000万円を今年度予算の予備費で拠出する方針を固めた。6日の閣議で正式に決める予定。
予備費で計上する経費は、(1)患者の家族や職場の同僚に投与する「タミフル」の備蓄(2)ウイルスの変異に対応したワクチンの供給体制の確保(3)検疫体制の強化——などに使う。 [2007年3月6日/日本経済新聞 朝刊]
◎塩野義製薬、抗インフルエンザ薬を米社から導入
塩野義製薬は6日、米製薬会社のバイオクリスト(アラバマ州)から、抗インフルエンザウイルス注射剤「ペラミビル」の国内での独占的開発販売権を取得したと発表した。A、B型のほか、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)のウイルスにも効果があるという。早期に第1相の臨床試験を開始する。
中外製薬が販売する「タミフル」と同じノイラミニダーゼ阻害剤と呼ばれ、細胞内で増殖したウイルスが外に出るのを防いで感染を抑制する。バイオクリストは同剤を米国などで開発中で、米国保健社会福祉省が1億260万ドルの助成を決定している。[2007年3月7日/日経産業新聞]
参考までに、
・日本でタミフルを販売しているのは中外製薬
・タミフルの製造元はスイスのロシュ社
・特許は米ギリアド・サイエンシズ社が持つ
・米ギリアド・サイエンシズ社の会長を1997年から2001年まで務めたのは元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルド氏
・日本でタミフルが承認されたのは2000年
・日本はタミフルの最大消費国(一時は世界の7割程度が日本で販売されている)
・タミフルの薬価は1錠約363.7円(高価な部類に入る薬)
そもそも、タミフルは、インフルエンザ・ウイルス数の増加を抑えるだけです。
インフルエンザの症状が出てから48時間以内に服用しなければ効果が低くなります。また、インフルエンザA型・B型に効果がありますが、C型や細菌性の風邪などには、効果がありません。
さらに、こんな記事も見つかりました。
◎タミフルで大儲け
タミフルは一箱86.50フラン(約7千700円)するカプセルタイプの錠剤で朝夕に数日間の服用が必要だ。ル・マタン紙によると製造費は30フラン(約2600円)前後で、薬局のマージンは35フラン(約3100円)ほどというから、儲けているのはロッシュだけではない。
この大当たりのタミフルのお陰でロッシュの売上高は2005年前期だけを見ても前年比で357%高の5億8000万フラン(約516億円)にも上ったとル・マタン紙。
しかし、鳥インフルエンザが世界的に流行する前には、この「金の卵」の製造をロッシュは「値段は高いし、保険は効かないし、吐き気やめまいなどの副作用が大きい」として諦めるところだったと10月15日付けのトリビュン・ド・ジュネーブ紙は伝えている。
詳しくはこちらをどうぞ。
インフルエンザ治療薬「タミフル」を服用中の中学生がマンションから転落死したのを受け、厚生労働省は28日、医療関係者に注意を呼びかけた。患者や家族に対し、インフルエンザを発症すると治療薬服用の有無にかかわらず異常行動の恐れがあることや2日間は未成年者から目を離さない必要があることを説明するよう求めた。
国内でタミフルを販売する中外製薬に納入先への周知を求めたほか、日本医師会や日本薬剤師会などの団体、都道府県に伝えた。厚労省はタミフル服用と異常行動との関係を否定的にとらえているが、安全対策課は「万一の事故を予防するため注意喚起することにした」と説明している。 [2007年3月1日/日経産業新聞]
◎新型インフル対策に72億円、今年度予算の予備費で
政府は5日、人から人へ感染する新型インフルエンザ対策を強化するため、抗インフルエンザウイルス薬「タミフル」の備蓄経費などで72億8000万円を今年度予算の予備費で拠出する方針を固めた。6日の閣議で正式に決める予定。
予備費で計上する経費は、(1)患者の家族や職場の同僚に投与する「タミフル」の備蓄(2)ウイルスの変異に対応したワクチンの供給体制の確保(3)検疫体制の強化——などに使う。 [2007年3月6日/日本経済新聞 朝刊]
◎塩野義製薬、抗インフルエンザ薬を米社から導入
塩野義製薬は6日、米製薬会社のバイオクリスト(アラバマ州)から、抗インフルエンザウイルス注射剤「ペラミビル」の国内での独占的開発販売権を取得したと発表した。A、B型のほか、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)のウイルスにも効果があるという。早期に第1相の臨床試験を開始する。
中外製薬が販売する「タミフル」と同じノイラミニダーゼ阻害剤と呼ばれ、細胞内で増殖したウイルスが外に出るのを防いで感染を抑制する。バイオクリストは同剤を米国などで開発中で、米国保健社会福祉省が1億260万ドルの助成を決定している。[2007年3月7日/日経産業新聞]
参考までに、
・日本でタミフルを販売しているのは中外製薬
・タミフルの製造元はスイスのロシュ社
・特許は米ギリアド・サイエンシズ社が持つ
・米ギリアド・サイエンシズ社の会長を1997年から2001年まで務めたのは元アメリカ合衆国国防長官のドナルド・ラムズフェルド氏
・日本でタミフルが承認されたのは2000年
・日本はタミフルの最大消費国(一時は世界の7割程度が日本で販売されている)
・タミフルの薬価は1錠約363.7円(高価な部類に入る薬)
そもそも、タミフルは、インフルエンザ・ウイルス数の増加を抑えるだけです。
インフルエンザの症状が出てから48時間以内に服用しなければ効果が低くなります。また、インフルエンザA型・B型に効果がありますが、C型や細菌性の風邪などには、効果がありません。
さらに、こんな記事も見つかりました。
◎タミフルで大儲け
タミフルは一箱86.50フラン(約7千700円)するカプセルタイプの錠剤で朝夕に数日間の服用が必要だ。ル・マタン紙によると製造費は30フラン(約2600円)前後で、薬局のマージンは35フラン(約3100円)ほどというから、儲けているのはロッシュだけではない。
この大当たりのタミフルのお陰でロッシュの売上高は2005年前期だけを見ても前年比で357%高の5億8000万フラン(約516億円)にも上ったとル・マタン紙。
しかし、鳥インフルエンザが世界的に流行する前には、この「金の卵」の製造をロッシュは「値段は高いし、保険は効かないし、吐き気やめまいなどの副作用が大きい」として諦めるところだったと10月15日付けのトリビュン・ド・ジュネーブ紙は伝えている。
詳しくはこちらをどうぞ。
#管理人です。
私は受験の際に一応と思いインフルエンザワクチンを接種して、とんでもない頭痛に襲われた事があるので止めました。
ワクチンを打っても、罹る時は罹る。罹らない時は罹らない。
罹った時は、免疫をつくってくれている身体に感謝して、ゆっくり寝て待つ。
と決めています。
参照2 インフルエンザ騒動の誇張疑惑
☆リンク先で更新された記事
by centeringkokyu
| 2017-12-02 12:58
| 社会