2005年 09月 25日
紐を使った練習 |
昨日の観照塾の練習に参加して頂いた皆様、S川です。昨日はありがとうございました。通常は自分が前に出て練習を担当させて頂いた時の感想を自分で書くというのはおかしな話ですが、物だけ渡して充分な実技や説明もせずほったらかしにしてしまいましたので遅ればせながら補足させて頂きたいと思います。
今回紐を使った練習をさせて頂きました。前回の風船の時と同じく、具体的なモノを使って練習をして頂くことで何かの実感を掴みやすいかな?と思ったわけです。
まず大前提としてきっちりセンタリングして立てているということが重要なのですが、立つことに対しての感覚や感性、方法なども人によって違ったりするので敢えてその部分は割愛させて頂きました。とりあえず自分自身が思うベストの状態でセンタリングし立って頂き二人一組で帯を交互に引っ張り合っていただきました。
後はその動作の中での自分の状態を観察し、自分の身体のまとまりの様子、力と意識の集中と濃淡、身体をまとめてわざと崩してまたまとめる調整具合、動くところと動かないところの確認、相手とのバランスや釣り合い、帯 → 荷紐 → 麻紐 → 裁縫糸 と素材の質と細さを変えていくことで自分自身の内部や相手との関係がどのように変化してしていってるのか・・・等々を感じていく一つの実験方法にできるかな?と思い皆様にはご協力頂きました。
思いのほか時間が経つのが早かったので、向かい合わせで引き合うだけでなく、背中合わせで引き合うことで背面への意識を感じたりとか、最後にK野さんにやって頂いた長い紐での意識や身体内部操作などができませんでしたがご容赦下さい。
また練習後何人かの方に「今日の練習は面白かったです」とのお言葉を頂きましたが、私は全く何もしていません(汗)。ただただ材料を提供させて頂いただけで後は人任せ!ルールも方法も理論も実技も全て参加者各位に丸投げしただけ(汗.汗)ですので、面白かったというのも私の力ではなくその方ご自身で面白さを作り上げられたのです。ですからほめられても何か変な気持ちです。
まあなんだかよくわからない練習だったと思いますが皆様のご協力感謝いたします。
ありがとうございました。
※管理人です
昨日は、中心塾西宮教室が済んでから観照塾でした。またまた遅刻してしまい、申し訳ございませんでした。私が参加させて頂いたのは、帯を使って引き合うところからでした。帯の場合は、腕の力で引くことができますが、紐が細くなると、腕の力で引っ張っていては、指に紐が食い込んでしまいますので、ちょっと工夫がいります。前提条件が変わると、身体や意識の使い方を変えないといけなくなるのです。
勿論、指がちぎれるほどの引っ張り合いは、我慢比べのようなものですから問題外です。念入りに、スローモーションで相手との力の釣り合いを感じながら、釣り糸で魚を釣り上げるような積もりで、ゆっくり引っ張ると、丹田から紐を掴んだ指先までを、釣り竿のような繋がった状態にして、引っ張る感覚に気付けるかもしれません。
紐のベクトルとイメージのベクトルの合成という表現をしていますが、あまり信用しないで、ご自分の感覚を磨いて頂きたいと思っています。
参照:ねこの徒然 9/26
今回紐を使った練習をさせて頂きました。前回の風船の時と同じく、具体的なモノを使って練習をして頂くことで何かの実感を掴みやすいかな?と思ったわけです。
まず大前提としてきっちりセンタリングして立てているということが重要なのですが、立つことに対しての感覚や感性、方法なども人によって違ったりするので敢えてその部分は割愛させて頂きました。とりあえず自分自身が思うベストの状態でセンタリングし立って頂き二人一組で帯を交互に引っ張り合っていただきました。
後はその動作の中での自分の状態を観察し、自分の身体のまとまりの様子、力と意識の集中と濃淡、身体をまとめてわざと崩してまたまとめる調整具合、動くところと動かないところの確認、相手とのバランスや釣り合い、帯 → 荷紐 → 麻紐 → 裁縫糸 と素材の質と細さを変えていくことで自分自身の内部や相手との関係がどのように変化してしていってるのか・・・等々を感じていく一つの実験方法にできるかな?と思い皆様にはご協力頂きました。
思いのほか時間が経つのが早かったので、向かい合わせで引き合うだけでなく、背中合わせで引き合うことで背面への意識を感じたりとか、最後にK野さんにやって頂いた長い紐での意識や身体内部操作などができませんでしたがご容赦下さい。
また練習後何人かの方に「今日の練習は面白かったです」とのお言葉を頂きましたが、私は全く何もしていません(汗)。ただただ材料を提供させて頂いただけで後は人任せ!ルールも方法も理論も実技も全て参加者各位に丸投げしただけ(汗.汗)ですので、面白かったというのも私の力ではなくその方ご自身で面白さを作り上げられたのです。ですからほめられても何か変な気持ちです。
まあなんだかよくわからない練習だったと思いますが皆様のご協力感謝いたします。
ありがとうございました。
※管理人です
昨日は、中心塾西宮教室が済んでから観照塾でした。またまた遅刻してしまい、申し訳ございませんでした。私が参加させて頂いたのは、帯を使って引き合うところからでした。帯の場合は、腕の力で引くことができますが、紐が細くなると、腕の力で引っ張っていては、指に紐が食い込んでしまいますので、ちょっと工夫がいります。前提条件が変わると、身体や意識の使い方を変えないといけなくなるのです。
勿論、指がちぎれるほどの引っ張り合いは、我慢比べのようなものですから問題外です。念入りに、スローモーションで相手との力の釣り合いを感じながら、釣り糸で魚を釣り上げるような積もりで、ゆっくり引っ張ると、丹田から紐を掴んだ指先までを、釣り竿のような繋がった状態にして、引っ張る感覚に気付けるかもしれません。
紐のベクトルとイメージのベクトルの合成という表現をしていますが、あまり信用しないで、ご自分の感覚を磨いて頂きたいと思っています。
参照:ねこの徒然 9/26
by centeringkokyu
| 2005-09-25 12:37
| 合気観照塾