2017年 08月 31日
骨盤時計の意識改革 |
◎第八回呼吸動作研究会
☆テーマ 合気の身体になれるかもしれない体操の感覚が変わるかもしれない体操
担当 K元
○ロッキングチェアで現状認識(私が遅刻したので、繋いで頂きました)
一人で行う
複数で肩に手を置き縦に並んで行う
○蹲踞で頭の上に手で傘を作って、上から圧を受けるとどうなるか?
(今後、同じ事をした時にどう変化したか確認する為に行いました)
○壁に掌から前腕を当てて皮膚を感じ動作する
・壁に当たっている部分の皮膚を感じる
・肘の重みで皮膚がずれる
・顎を上げた時、下げた時の皮膚感覚で頸の良い位置を定める
・肩胛骨を寄せた時、広げた時の皮膚感覚
・皮膚感覚が広がる事で重さで身体が落ちていく感覚
・膻中(胸)、鳩尾、丹田のセンタリングで力が抜けてずり落ちていく感覚
・皮膚感覚と脱力を股関節、膝、足首、足と伝えていく
○畳で四つ這いになり腰を後ろに引いていく動作を観察
・何も考えずに腰を後ろに引いて現状認識
・掌の皮膚感覚が出る所に手を置いて腰を引いてみる
・頸の位置、膻中、鳩尾、丹田とセンタリングする度に腰を引いてみる
○人の動きを観て観察
・四つ這いになった時の脊柱や肋骨、頸の位置のバランス
・センタリングした時の皮膚の感じや動作の違い
・腰を引いていく時のバランス変化(癖)
・段階的に変化していく現象
・再度、ゆっくり自分で観察する
○骨盤時計を観察
・座布団を腰に入れた感覚を現状認識
・骨盤時計を骨盤で行う
・横隔膜の動きで骨盤を動かす
・膻中の動きで骨盤を動かす
・どうすれば骨盤が動くか?
・丁寧に細く動く
・頸の動きで骨盤を動かす
・頭の動きで骨盤を動かす
・出来た経路を気にして骨盤時計
・座布団を腰に入れて現状認識
○ロッキングチェアで現状認識
・初めとの違いを観察
・細く出来た通り道に煙が上がっていく事で2軸から1軸へ
・手を置く方の姿勢で感じが変わる
・骨盤や胸郭の深さが出る事で楽になる
・自分だけで頑張らず、畳の下に意識を置いてロッキングチェア
☆ミーティング
▼接点で吊るす(OAさんの感想を一部抜粋しています。)
重みを預けきれないと、顎が上がったり、背骨を反らしたりして、内部の動きを止めてしまうことを実感した
どの二点からでも重みを中央に下ろしていけるバランスに近付けられると、背骨の捻れや頭の位置が調整されることを体感させて頂いた
頭部まで通った細さのまま芯で動くことで、動作の繊細さや意念の働きが高まることを感じられた
後方への重心移動でも、力を抜いて下方から順に吸い上げることが出来ると、後上方へ身体が伸び、バランスが取れることを体感した
横隔膜の締めと後頚部の伸びを一致させて浮かせることで、相手の身体にも同様の状態を導き、無意識の緊張を抜け道に誘導する
▼細かくセンタリング。(KMさんの感想を一部抜粋しています。)
今回は猫のポーズ、仰臥位での骨盤時計をする時に細かくセンタリングしながら動く重要性に気づきました。
細かくセンタリングをするこによって横隔膜が上がり身体の軸が出来る事により
壁や床に手などをつけた時の皮膚感覚が良くなるということがわかりました。
#管理人です。
骨盤時計を骨盤周囲の力だけで行うとどんどん固まってしまったり、骨盤の幅で動く癖が付いたりするので、骨盤から頭まで動かすポイントを変えながら骨盤を誘導して頂き、骨盤時計の意識改革が出来ればと思っていました。
OAさんの『頭部まで通った細さのまま芯で動くことで、
動作の繊細さや意念の働きが高まることを感じられた』
KMさんの『細かくセンタリングをするこによって
横隔膜が上がり身体の軸が出来る事により
壁や床に手などをつけた時の
皮膚感覚が良くなるということがわかりました。』
といった所が目的でした。
壁や畳で行った猫のポーズは、身体と意識を弛める為の準備になればと思いプログラミングしました。
センタリングに慣れていない方には、解りにくい所が多々あるかと思いますが、焦らず自分のペースでセンタリングしながら検証を進めて下さい。
☆リンク先で更新された記事
by centeringkokyu
| 2017-08-31 17:38
| 呼吸動作研究会