2017年 08月 11日
意念(イメージ)と考えるとの差。 |
◆考えないで済む状態 より抜粋させて頂きます。
○合気押さえ投げ
・手で弛みを取る事に意識が行くと下半身から動けない
・手を挙げた状態で如何に力が抜けているか?
・天地人の串刺しや合気二刀剣の見直しが必要
・噴水や扇子廻しの見直しも必要
○立位、片手で合気押さえ投げ
・足が使えていない
・肚を介して力を抜かないとバラバラになってしまう
・思い通りに動けないと、どんどん頭で考えてよりひどくなる
・蛇の様に動くと張りが出て動きやすくなる
・動作とイメージの連動
#くぼけんです。
考えないで済む状態にする事の重要性を凄く感じた稽古でした。
後半でメンバーを変えた途端に動きが悪くなりました。
心理的な面が繋がると体内操作を誤魔化し易くなる事も解りました。
◆意念が及ぼす力 より抜粋させて頂きます。
頭蓋骨を内側から色付けすることで一体となるバランスに近付け、呼息と共に頭まで弛めて落とす
固まっている場所や意識の薄い場所にペンキを塗って、自分の身体が繋がるように誘導し、色のイメージを相手の頚の後方と一致させて力を透す
意念が及ぼす力の大きさと、自由度の高さを感じられ、活かしていくイメージが広がった
∞管理人です
お二人の稽古の感想を読ませて頂いて、体内操作と意念(イメージ)とを日頃から
一致させておく事の重要性を感じました。
頭で考えることとイメージを使うことの区別が難しいなと思いました。
意念(イメージ)は体内操作に基づいているのに対し
頭で考えるというのは体内操作と一致させた事のないものをあれこれ巡らせる事なのかなと思います。
よって、頭で考えても体内操作と連動するどころか身体が固まってしまうのではないかと思います。
意念で体内操作を、体内操作で意念を引き出せるような稽古をしていかないといけないと感じました。
参照:自己開発法
4.イメージ練習の重要性
完全にイメージでたどることができるならば、その動きは確実におこなうことができる。イメージがあやふやな隙間のある動きは、現実に遂行できないのである。
右側では実際に動いてレッスンをおこない、左側ではイメージ練習を多用するというやり方も重要だが、それ以上に、ある動きを指示された場合、すぐに動きをはじめようとしないで、はっきりそのイメージをつくってから開始するほうがいい。急いでおこなおうとすると、自分の抱いている習慣的な動きのイメージに結びつけてしまうことになりがちである。それでは癖という歪んだパターンから自由になることはできない。どれほど簡単そうな動きでも、初めてそれをおこなうような気持ちで鮮明なイメージをつくってからはじめなくてはならない。
by centeringkokyu
| 2017-08-11 19:24
| 合気観照塾