2017年 07月 20日
引きと攻め、分け目、緩みをとる。 |
◆分け目は胸の中 より
○感じた事
・師匠の胸の中に分け目を感じた時に自分は表面で動いている事に気付いた
・腕を掴まれた時は当たり前の様に分け目は中にあるのに胸では表面だった
・胸の中に分け目を感じた途端に知らん顔して引きと攻めの効きがかわった
・段階的にチャクラを意識する重要性を感じた
◆どこからでも引きと攻め より
手で蕾を作りながら相手を引き寄せ、肘で攻めながら相手に入れる
引きと攻めで臨界まで相手との間の緩みを取って、繋がりを保ったまま掴み手を外す
丹田の回転で股関節をコンパクトに動かして手を操作し、自分の中心を保てる領域内で相手を転ばせる
生まれた分け目を、直接胸から動かすのではなく、対応する背骨から相手の瘂門を突き通すように力を通す
◆形を通して中の動きを学ぶ。 より
今回は自分の中の伸びが指先、特に中指まで通っていないと言う事に気づきました。
いろいろと手を複雑に動かしましたが結局は丹田のあたりで動けば手は関係ないし、
丹田の動きに都合良く手足、その他を連動させる事の方が重要だと思いました。
しかし、逆に考えるとある形ができるような手、足などの動きになる為に
身体の中をどのように動かさないといけないかが今回の稽古でよくわかりました。
∞管理人です
『分け目、引きと攻め、緩みをとる』これらは文字にすると別物の様に感じますが
引きと攻めをするから分け目が出来る、緩みがとられると言う事で同じであると思います。
これらを同時に感じる為には体内操作が大事だと思います。
形を追いかけている時は、三つの事がバラバラに感じているかも知れません。
☆リンク先で更新された記事
7月12日のお昼ころに道路の斜面に右足を着いた際に負傷されました。
「ブチブチ」と言う感覚があまりにも鮮明過ぎたので、その日のうちに整形外科を受診されました。
そこでは、問診を3分した後に
「痛み止めを出しておきますから3週間たっても痛みがあったらまた来てください」
と言われましたと言う事です。
生徒さん:現状認識が私には出来ないんです。
くぼけん:どうして出来ないのですか??
生徒さん:一生懸命、しようと思っているんですけど、
いつまで経っても出来ないから飛ばしてしまうんです。
くぼけん:一生懸命しては解りませんよ。『~しよう!』と思った途端に
身体が固まって感覚が無くなってしまいますから。
#楽隠居です
ご無沙汰しています。
・形ができるような手、足などの動きになる為に、身体の中をどのように動かさないといけないかが、今回の稽古でよくわかりました。
・『~しよう!』と思った途端に、身体が固まって感覚が無くなってしまいますから。
これらの考え方が大変重要です。
しかし、◎◎投げの稽古を続け、形が戦いのシュミレーションだと信じている人達に、「◎◎投げになる」ということを、実感して貰うのは、至難の技で、指南することの難しさだと思います。
相手の動きに臨機応変に対応する為の稽古をしないと、合気にはならないと考えています。
大阪合気会から気の研究会、そして大東流合気柔術六方会と渡り歩き、「臨機応変が重要」ということに気づきましたが、そのことをどのようにしてお伝えするかということを、これまで30年程かかって工夫し続けてきました。
観照塾9年目のお二人に、期せずして同じように感じて頂けたことは、本当に有り難いことだと感謝しています。
六方会の岡本正剛先生が、「10年はかかります。」と言われた事を実感しているところです。
★佐川幸義先生
柔術を形としてやるのが一番悪い。実際に全然使い物にならなくなってしまう。変化が大事なのだ。私の所のやり方はそうだ。一つの代表として形を教えても臨機応変に変化する。
★養神館塩田剛三先生
こうしてやろう、ああしてやろうという欲を棄てなければなりません。頭で判断して動くのではなく、五感の反応にまかせてしまったとき、初めて自由にさばくことができます。そうなったらもう、相手の攻撃の種類などは問題外になるのです。
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ところで、15年間続けてきました西宮教室を7月で、芦屋教室も8月で終了します。数年前に難波教室も無くなりました。
これから何をして遊ぶかを考えると、何となくうきうきしています。
皆さんのお蔭で、明るい老後を過ごすことが出来ています。
日々感謝でございます。
7月29日土曜日の観照塾は、夏期柔道形講習会があるため、稽古が出来ません。
ご了承ください。
by centeringkokyu
| 2017-07-20 03:53
| 合気観照塾