骨盤時計と背骨の動き |
2017/6/25 第六回呼吸動作研究会(進行役 OA)
骨盤を転がして、背骨一つずつを意識しながら、反る動きや丸める動きや回旋する動きを順に伝える
呼吸と合わせて動作する中で、動きの固い場所や途切れる場所を確認する
紐を背骨に当てて皮膚をずらせる範囲で緩みを取り、触れている場所を意識して息を吸って張る
足底や足趾に紐を掛けて、呼吸で身体を伸ばし、張りを抜かずに弛める
頭部に紐を通して呼吸で張りを作り、中心の伸びを観察する
芯を伸ばして後頭骨と仙骨の関係性を維持したまま、骨盤や背骨を動かす
意識したところに呼吸を入れたり移したりすることで、背骨を動かしたり、手の位置を誘導したりする
相手の足趾を持ち、頚まで順に繋げて、張りを保ったまま、弛んでいく流れを待つ
○呼吸動作検証
・ヨガの猫のポーズを仰臥位で再現してみる事で、骨盤時計と背骨の動きを違った角度で観察出来た。
・止める場所と動く場所や重さに逆らわない事で骨盤の深みが背骨や肋骨の動きにも深みを出してくれると感じる。
・脾肝腎と骨盤時計の観察も丁寧に行えた。
・中央に結び目を作った長めの紐で、結び目を腰椎から胸椎に当てながら呼吸をする事で、腰椎の動きを丁寧に観察。
・紐を柔らかく張る事で、呼吸の動きで弛みを取り切る事が出来る。
・足の裏や指裏、百会に当てながら弛みを取り呼吸。
・でんでん太鼓では軸が細くなり、立て替えがシャープに。鳥と亀では肋骨操作が明確になる。
◆呼吸を巡らせる。
・紐を腰に当てて当てた場所に呼吸を入れて張る。
→腰から首まで順番に行う。
紐の開く角度、自分の中心を揺らせる所
・紐を足の湧泉のラインにかけて呼吸する。
・紐を足の指一本づつかけて呼吸していく。
→自分は足を少しハの字に開いて指に丹田を合わせて呼吸してみた
紐を持ったところから軸を立てて力を抜くと指と丹田が一致する
・紐を百会にかけて呼吸する。
→上星あたりにかけて百会を伸ばす
紐を二重にして耳を挟む紐の位置にしてみる
今回は呼吸を前後、上下、左右に入れる練習になっているなと感じました。
呼吸が身体にどのように伝わっていくかがわかりやすかったと思います。
〆管理人です
今回は私が担当させて頂き、紐の中央を身体に当てながらの呼吸や動作を観察し、それを施術に繋げていくことを目標に行いました。
進行する中で、感想やアイデアやアドバイスも色々と頂き、たいへん勉強になりました。
今月もありがとうございました。
参照1:代行の感想文
霊術というより神経訓練という言葉の方が納得できるような気がします。ついでに、「ヘ・た・レ」の「ヘ字型」「レ字型」は型ですが、間の「た」は「たちどころに たち戻り たち直る」の「た」ですから「ひらがな」にしてあります。
参照2:センタリング呼吸法と合気
息を吸いながら、反り身の臨界点まで太極棒を持ち上げるー横隔膜を弛めるー身体の重みと視線と太極棒と吐く息が一致しながら動く、しかも中心線はぶれない。これは、「ヘ・た・レ」でありちょっとオーバーな「舟漕ぎ運動」でもあります。
参照3:発声法以前
そして、「ヘ・た・レ」は、12時・センター・6時という骨盤時計と同じ動きであり、センタリングの基本でもあります。気功などで行われる象徴的な動きとして、「亀と鳥」とも共通の動きになるのですが、亀や鳥というネーミングに拘りすぎて、何時までも顎と頸椎の動かし方だけを稽古していると、神経訓練という事に意識が行かなくなる恐れがあります。
◆「良く鍛錬されていますね!」
◆「転倒の後始末、ありがとうございました。」
◆「バレーボールの試合の後も痛みは出ていません」
◆「右側だけ首から肩甲骨まで凄く凝ります。何かアドバイス有れば教えてください」
◆「舞の研究」
◆極小の臨界。
◆ウグイス