自由になると道が観える |
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◆「ギターを弾いているような格好ですね!」
立っていただき姿勢を観させていただくと、胸郭が少し右に傾いています。左肩の僧帽筋に力が入っているので盛り上がって見えます。
「ギターを弾いているような格好ですね。格好を真似すると右の脚に体重が掛かってしまいますね。それで右の股関節に違和感が出たのですね。下からバランスを整えていきましょう」
と言う事で施術させていただきました。
◆うすらぼんやりとは肚で観る
2017/6/10
◎バランス☆運動療法講習会(初級)
○師匠の調整
・繊細に触れながらも、引きと攻めがしっかりきいている
・触れている手が一切、邪魔をしていない
・指先まで意識が通り、触れた所で当て擦る様に当てていても浮いている感じがある
・対角の弛みを最大限に取る事で、反対の捻じれが取れる(こともある)
・長距離運転で受け続けた遠心力やハンドルぶらさないようにして固めた肘と、私が気付いていないねじれや緊張を解いて下さった
・終始、以前より脊柱全体が浮いている様に観えた
◆相手を包む空間
その後、K野先生と修験道の先生が、男子部のメンバーを順に施術してくださいました。
自覚できていませんでしたが、K野先生に触れて頂く度に、体幹や膝や母趾に捻れがあったことに気付かせて頂きました。
施術と共に、右半身と左半身の筒が回旋されてズレが整ったような大きな変化を感じました。
修験道の先生が、下肢に意識が落ちて、上半身が浮かず、首の付け根を固めてしまっていたことを指摘してくださいました。
最近の身体の使い方のテーマとして思い当たるところがあり、意識が偏っていたことを実感しました。
◆肩の力が抜ける角度
合気観照塾 2017.06.10
上肢の尺側を脱力して着水し、橈側を下方から浮き上げる力によって相手を浮かす
肘を曲げようとする相手と戦わず、中の繋がりで腕を伸ばし、外側の力を抜く
相手に杖を持たせてそのままのバランスで技を掛けるのと同様に、自分自身が相手に応じて脱力できると自然に接点が合うことを体験した
鼠径部と腋窩が深まって上肢と下肢が釣り合って働き、肩の力が抜ける角度に体幹の向きを合わせる
相手と五分のバランスで、頚部を弛めて頭部の位置をセンタリングすることによって、相手との繋がりを誘導する
肩の力を抜いて、上肢後面が伸びながら、肘頭の上方で曲がるバランスで腕を落とす
最後まで橈側の引きと尺側の攻めを抜かずに、鼠径部の切れ込みで相手を中心に引き込む
◆分け目を固めない
○呼吸の保障と陰経の操作
・呼吸での立ち上げ、横隔膜から頸の後ろ
・肩の力が抜ける位置
・軸の立ち上げと対角の寄せ
・乗り越える様な立て替え(階段)
・相手からの圧をどう処理しているか?するか?
・陰経で押さえられた場合は吸い込んで相手より軸を細くして返していける
・陽経で押さえられた場合は脇が甘いので、陰経を直線的に攻めても相手は緊張して固まる
・陽経の圧を丁寧に吸い込んで、陰経に返していくのも練習になる
・せっかく吸い込んでも、手で動いては動けない
・肩の力を抜いて、股関節が自由になると道が観える
・分け目を固めないと聴いて、『はっ!』とする
〆管理人です
先週の観照塾では、条件が変わっても肩の力を抜き、下方からの力を通していく前提を作ることの難しさを感じました。
形から入ると肩に力が入るということは、型にはまらないほうが肩がはまるのかも知れませんね!?
参照1:肩の力を抜くことが出来ない
例えば腕を骨折して肩の力を抜くことが出来ない人などを相手にレッスンをするとき、そういうやり方をおこないます。椅子を持ってきて、神経系が絶対に安全だと判断するようにそれに腕をのせて支えにします。そうすれば腕はリラックスするはずだし、肩は動くようになります。
参照2:治療者の意識
そして、臍下丹田に気を込め、背筋を伸ばし、肩の力を抜き、雑念を取り除く。このとき、今から、どの部位を、どのような形で、そしてどのような方向へと治癒させようとしようとしているのか、これらについて明確な意識化を行っておくことが大切である。
参照3:合気の身体で日常生活
○上体の力を抜いて肩を下げ、どれだけ手先に力を入れなければならない時にでも、肩の力は抜いておきます。
○息を吸った時には、腰に力が入り、吐く時にはお腹に力が入ります。
○お腹は踵と、腰は爪先と対応して動きます。