2017年 05月 02日
肘と膝の力が抜けると西江水が利く |
☆リンク先で更新された記事
S代表からの研究会稽古メモです。
いつもありがとうございます。
以下内容
〈稽古メモ〉
1.仰向けで寝て、足の上げ方を科学する
2.撥草(八双、八相)からの打ち合わせ
3.折敷
4.挟まれた手の平で触れ合気
5.吸う~弛める~吐くのリズムに合わせた剣の上げ下げ
今回の研究会では変化を感じることを無視した悪しき回数稽古、無意識のうちに充実感のみを求める鈍感な稽古にならないよう丁寧にゆっくりと少しずつというテーマから、先ず自分の身体の状態がどうであるか、どう変化してゆくのかをフェルデンクライスメソッドにより寝た姿勢からの膝の上げ下げ等で観察することから始まり、以降は相対稽古の中で確認していきました。
※回数や鈍感が悪いということではありません。
逆に頭では分かったつもりでも身体で表現出来ない人は回数も必要です。
敏感ではなく過敏になっている人は鈍も必要です。
必ず何かを感じて必ず何か変化しなくてはならないと思うこともまた悪しき稽古となってしまいます。
ここは自戒も含め気をつけていかなくてはなりません。
今回は初めての方、初心者の方、経験者の方など多くの方に参加して頂き活気のある稽古となりありがとうございました。
宗匠の仰られた「答えは自分の中にしかないです」という言葉の意味を各々反芻しながら「観照」稽古し、次回研究会も宜しくお願い致します。
世話役です。
今回の研究会もたくさんの方に参加頂けて、盛況に開催出来たことを感謝致します。
東雲道場でも会員の皆様に稽古の成果が現れております。
私達指導部が指導させて頂くのは、週に一回ですので、皆様1週間、もしくは次回の稽古までの間に普段の生活で剣を熟成させて稽古に参加してくれますので、指導部も気が引き締まる思いです。
いつもありがとうございます。
以下内容
〈稽古メモ〉
1.仰向けで寝て、足の上げ方を科学する
2.撥草(八双、八相)からの打ち合わせ
3.折敷
4.挟まれた手の平で触れ合気
5.吸う~弛める~吐くのリズムに合わせた剣の上げ下げ
今回の研究会では変化を感じることを無視した悪しき回数稽古、無意識のうちに充実感のみを求める鈍感な稽古にならないよう丁寧にゆっくりと少しずつというテーマから、先ず自分の身体の状態がどうであるか、どう変化してゆくのかをフェルデンクライスメソッドにより寝た姿勢からの膝の上げ下げ等で観察することから始まり、以降は相対稽古の中で確認していきました。
※回数や鈍感が悪いということではありません。
逆に頭では分かったつもりでも身体で表現出来ない人は回数も必要です。
敏感ではなく過敏になっている人は鈍も必要です。
必ず何かを感じて必ず何か変化しなくてはならないと思うこともまた悪しき稽古となってしまいます。
ここは自戒も含め気をつけていかなくてはなりません。
今回は初めての方、初心者の方、経験者の方など多くの方に参加して頂き活気のある稽古となりありがとうございました。
宗匠の仰られた「答えは自分の中にしかないです」という言葉の意味を各々反芻しながら「観照」稽古し、次回研究会も宜しくお願い致します。
世話役です。
今回の研究会もたくさんの方に参加頂けて、盛況に開催出来たことを感謝致します。
東雲道場でも会員の皆様に稽古の成果が現れております。
私達指導部が指導させて頂くのは、週に一回ですので、皆様1週間、もしくは次回の稽古までの間に普段の生活で剣を熟成させて稽古に参加してくれますので、指導部も気が引き締まる思いです。
仰臥位で大腿部を立てて膝を伸ばしたところから、腹筋を縮めず、後頚部を伸ばしたまま、膝の力を抜ける位置を探る
雷刀での剣の落ちる位置と同様に、繋げたまま弛められるバランスで脱力することで、最速で脚の重みを落とす
雷刀に構えて丹田に重みを下ろし、いつどちらから攻められても下ろせる状態で、相手の初動を待つ
剣の落下に沿って腕を下ろし、立ち位置を変えずに下肢を曲げて、そのまま折り敷く
撥草で相手の首筋から斜めに通るラインに付け、体幹を捻らずたすきで下ろして、対側の股関節に乗せる
相手の動きを観ながら同じように動いても、相手の意図を外しながら常に上太刀を取れることを体験した
相手と手掌を合わせたところから、息を吸って手背側にも意識を広げ、相手の頚まで繋げて接点の緩みを取る
接点を留めたまま弛めることで、相手との関係性を保ったまま体幹のバランスが変化し、骨盤の向きが変わる
股関節の照準を合わせたまま、重みの落下に任せて、中心から手を引いてくる
相手に抱いている先入観や自分の動かそうとする欲が生まれると、力が入って却って動かなくなることを実感した
呼吸で剣を浮かせ、横隔膜で高度を維持したまま、不必要な力を抜いて中を弛める
雷刀での剣の落ちる位置と同様に、繋げたまま弛められるバランスで脱力することで、最速で脚の重みを落とす
雷刀に構えて丹田に重みを下ろし、いつどちらから攻められても下ろせる状態で、相手の初動を待つ
剣の落下に沿って腕を下ろし、立ち位置を変えずに下肢を曲げて、そのまま折り敷く
撥草で相手の首筋から斜めに通るラインに付け、体幹を捻らずたすきで下ろして、対側の股関節に乗せる
相手の動きを観ながら同じように動いても、相手の意図を外しながら常に上太刀を取れることを体験した
相手と手掌を合わせたところから、息を吸って手背側にも意識を広げ、相手の頚まで繋げて接点の緩みを取る
接点を留めたまま弛めることで、相手との関係性を保ったまま体幹のバランスが変化し、骨盤の向きが変わる
股関節の照準を合わせたまま、重みの落下に任せて、中心から手を引いてくる
相手に抱いている先入観や自分の動かそうとする欲が生まれると、力が入って却って動かなくなることを実感した
呼吸で剣を浮かせ、横隔膜で高度を維持したまま、不必要な力を抜いて中を弛める
○剣に習う
・立位で膝が抜けるバランス
・膝が落ちる感覚が剣が落ちる感覚
・折り敷く(真っ直ぐ落ちる)
・肚と後頭骨と仙骨のバランス
・車から撥草、猿廻
・しっかり前に重心移動する事
・次の動きを意識する事
・負けた後でも相手の隙を感じ動ける
・形じゃない
○身体を鞭の様に使う
・重心をもっと前にもってくる
・内巻きに使っている上半身を開き、吸って、弛めて、吐いて
・肋骨操作で肩や頸の力を抜いて、吸って、弛めて、吐いて
・腕を上に上げるほどの重さを感じる
・相手の肩に手を置いて手から順番に力を抜いていく(肋骨下部の使い方)
・吸って繋がり、弛めて微差、吐いて撓りが伝わって行く
#管理人です。
足の上げ方を科学し、足の落とし方を科学する事で剣を振る原理を感じ、
さらに、肘と膝の力が抜けると西江水が利く事で、肚に訊きながら動作できる事が良く解った稽古でした。
by centeringkokyu
| 2017-05-02 01:55
| 合気観照塾