2017年 04月 20日
「アンカー」と「アース」 |
先週の合気観照塾での皆さんの感想を纏めさせて頂きます。
・合掌した手首を掴まれて、六方円の要領で相手を動かす際に、相手が前に居ても突っ込まずに各チャクラを丁寧に繋げていく事で重さがアースされ、自由に動ける事を感じた。前からと後ろから会陰を挟み上げる事と大腿中央を張る事で骨盤底筋が張れている事の大事さも改めて感じた。
「体内操作により、肚を中心に、総身の内から地中に向かいアンカーを掛ける」
「掛けたアンカーから体内、そして、体外へと自在に出入り、伸縮をする」
「アンカーの精度により、力が抜け、肚が決まり、伸縮自在、頸が伸び、身も締まる」
「アンカーとの相対様で、様々なバランスを取る事が出来る...云々」
接点を付けたまま内部を自由に動かせるように脱力し、相手の外側まで含めて一体にして、股関節の深みで傾ける
身体を張って相手と繋がった状態で、股関節の動きが指先まで伝わるように、手を柔らかく使う
労宮での吸い込みによって、手背に手が吸い付いたり、中心から力が出入りすることを感じられた
接点は止めたまま肩の力を抜き、脱力する時間差で相手の感覚に落差を作る
∞管理人です
「アースする」と「アンカーをかける」の二つのワードが出ていますが
恐らく意味する所は同じなのではないかと思います。
師匠が技をかける時一瞬にして相手を吸い込み、相手と一体となってから
体内操作で動いてかけておられたのが印象的でした。
参照2:合気について、その理論と実際
われ知らず 捕るはまことの 柔なり 無我無心の 心よりして
敵もなく 我もなぎさの 海女小舟 漕ぎゆく先は 浪のまにまに
捕られては 水に浮木の 身を持てよ 風にまかせつ 浪にまかせつ
合気の口伝
相手を自分の身体の一部にする!
by centeringkokyu
| 2017-04-20 07:22
| 合気観照塾