2017年 03月 30日
吸い込みと伸び。(追記有り) |
先日の観照塾に参加された方の感想などを転載させて頂きます。
「抜刀と納刀」より
「刀を邪魔しない操刀」は「自在に伸びる身体と意識」がベースとなり、
そこからの「立替・円転」に妙があります。
そんな事を意識させて頂く大事な稽古でした。
「身体の中の伸び縮み」より
中を伸ばす事を意識しすぎて、吸い込みが無くなる事が多く
気になっていましたが、この稽古で観察する事で、「縮むから伸びる。
伸びるから縮む。」という事を実感出来ました。その身体の中の
伸び縮みによって四肢がバランスをとり動くんだな~といった感じです。
「やってることは同じ」より
今回の稽古を通して、吸い込みと身体を伸ばす
という体内操作しかしていないという事がよくわかりました。
手の動きなどは枝葉の部分でしかなく幹の部分は共通しているのを
再認識しました。
「瞬間に付ける」より
相手の呼吸と合わせて吸って弛め、手刀が接したタイミングで
落ちていく経路に沿って吐く
ぶつかった瞬間には、すでに相手を落とす準備が出来ているという状態を
体験でき、峰と谷や時間の感覚のイメージが変わった
お互いが拮抗している所からも、吸って入れ、相手からの反応に
弛めながら付いていくことで、自分で拍子を作る
∞管理人です
剣での呼吸と吸い込みと身体の伸びによって
相手に付ける、入れる、抜くができる。
燕飛や居合いの中でも体内操作が何度も行われているのだと思います。
そう考えると剣の上げ下げはシンプルで基本なのではないかと思います。
参照1:柳生流兵法抜刀術
参照2:抜背と抜長と抜刀
参照3:骨盤底を意識する
参照4:腹直筋をぐっと上下にのばす
参照5:型から何を学ぶか
参照6:センタリング呼吸法と合気
参照7:2016年9月の記事
参照8:動きを小さくするための稽古
10〜12月は、出来る限り動きを小さくして、『体内操作・呼吸・意念』を使うとどのようになるかを、皆さんに検証していただこうと考えています。
その結果を拝見しながら、来年からの稽古内容を精査していこうと考えています。
私は、あと4年で70才になります。そこで、70才になるまでには、これまでに私が気づいたことの総てを、皆さんにお伝えしようと考えています。あと4年は、なんとか元気で過ごしていたいですから・・・
但し、主に「見えない動き」の稽古をしようと考えていますので、自修自得して頂くしかありません。
ご無沙汰しております。
昨年の10月から『見えない動き』を稽古してきたのですが、半年で『すべて同じ』ということが露見してしまったようです。
後は、それぞれが実修実験しながら自修自得していただけるものと信じます。
いや〜・・・参った参った!
2016年9月の記事も「まとめ」として参考にしてください。
このブログの管理人の皆さんに感謝します!
お邪魔しました。
by centeringkokyu
| 2017-03-30 01:48
| 合気観照塾