2017年 03月 20日
身体の細かいポジショニング |
☆リンク先で更新された記事
○背中を手刀で擦り合気をかける
・一番出ている所の中の弛みを取る
・対角で中心に寄る方を選ぶ
・背中から胸の意識
・胸に手を当ててもらうと身体の中で対角線が通りやすくなる
・一人介してする事で意識が広がる
・手首の決まりと反り(重みと深み)
○指を2本を掴んでもらい仙腸関節の動きで切れるか?
・馴染む(相手に預ける)
・手首が決まっていると手の中で引きと攻めが出てくる
・横隔膜と骨盤底筋が張れる頸の位置にあると仙腸関節との動きと連動する
・連動する仙腸関節の切り上げ、切り下し
・横隔膜から上を止めて置いて、仙腸関節の深みで落ちる経路に落ちる
○I畑さんの剣術
・切る前から前後に伸びながら飛んでくる意念
・弛みを取られると身体の中が一直線になった様な感覚で落下してしまう
・外気から弛みを取られる事で痛みが全くない
・外気の厚みを感じながら弛みを取られている
・全て地へアースされている
・仙腸関節でピッ!ピッ!と動いているだけ
◆肋骨と手
手刀を相手の背骨に当てて臨界まで緩みを取り、相手の向こう側まで透す
後頭部を引いて頚を伸ばし、自分の上肢の撓みを取り、丹田の動きを損なわないように伝える
刀の棟が上がっていく軌道や、刃が下りていく軌道を丁寧に追う
力を抜いたときに生まれた刃筋に合わせて、先に重みを落とす
身体を捻らずに、左右の肋骨が分離して落ちる落差や時間差によって、斜めに斬り下ろす
鼠径部を深めて骨盤を立て替え、身体の外側をぶらさずに、力の行き来を内側で処理する
肋骨一本ずつの上げ下げを手と一致させることで、肋骨にも合気上げの手と同様の動きが表れているように感じた
両側の肺の配分や膨らませる面の違いが、相手に伝わる力に反映されていることを感じられた
日本刀の精妙な本質や操刀、そこから合気への繋がり、
「脱力」を検証して行きますと、
やはり「L5」でしか表現出来ません。
「C1-L5」、「肚を通じ」
「真剣」を使い、刀を邪魔しない操刀をゆっくり繰り返したり、
剣や鞘をガイドに「居合」する時、
たった一か所、そこしかない、太刀筋(仙腸関節の立替の筋)が観えます。
そこを「命門」で表現すると途端、体軸が伸びず、太刀筋が消え、
刀を邪魔する動きが沢山産まれ、
中国包手で「折り敷く」様な荒っぽいスタイルになってしまいます。
時間はかかりましたが、そこがハッキリし、
諦めずやってて良かったと想えました。
合気にも様々な志向性があるとは思いますが、
日本刀の操刀・合気への変遷を本質として、
真(武術)・善(医術・宗教)・美(芸道)に通じる心身操法を目指します。
「脱力」を検証して行きますと、
やはり「L5」でしか表現出来ません。
「C1-L5」、「肚を通じ」
「真剣」を使い、刀を邪魔しない操刀をゆっくり繰り返したり、
剣や鞘をガイドに「居合」する時、
たった一か所、そこしかない、太刀筋(仙腸関節の立替の筋)が観えます。
そこを「命門」で表現すると途端、体軸が伸びず、太刀筋が消え、
刀を邪魔する動きが沢山産まれ、
中国包手で「折り敷く」様な荒っぽいスタイルになってしまいます。
時間はかかりましたが、そこがハッキリし、
諦めずやってて良かったと想えました。
合気にも様々な志向性があるとは思いますが、
日本刀の操刀・合気への変遷を本質として、
真(武術)・善(医術・宗教)・美(芸道)に通じる心身操法を目指します。
#管理人です。
最近の観照塾では身体の細かいポジショニングから生まれる動作でないと合気がかからないという事を感じています。
そして、I畑さんを知らない会員は度肝を抜かれた事でしょう。
しかし、本当に凄かった・・・。
参照1道具に遊ぶ
最初の頃のさっぱり分からなかったこと。OS先生の「OO会」には《型》がないということ。それ故、原理原則を体得しないと出来るようにならないと思い至った時のこと。週に一度の稽古だけでは、私には絶対に出来るようにはならないと気付いた時のこと。どうしたら良いものかと考え、外堀から埋めて行かないとお城までは到達できないということから、まず身近なところから一つのテーマを決めて楽しみ方を見つけなくてはと思ったこと。この時が本当の稽古のスタートだったように思います。
そんな折りに、稽古が始まる時間よりも早く来て一人で何やら意味不明の事(当時はそう思いました)を黙々としている人がいました。K野さんです。私はそれをジッと見ていました。帰ってからそれを真似て見ました。出来ない。何でこんな単純なことが出来ないんだと思いました。ここからだ!と思い、それから私も稽古が始まる時間より早く行き、K野さんのされていることの真似を始めました。それが私の一人遊びの初めで稽古前のお遊びの時間の始まりであったように思います。
そんな折りに、稽古が始まる時間よりも早く来て一人で何やら意味不明の事(当時はそう思いました)を黙々としている人がいました。K野さんです。私はそれをジッと見ていました。帰ってからそれを真似て見ました。出来ない。何でこんな単純なことが出来ないんだと思いました。ここからだ!と思い、それから私も稽古が始まる時間より早く行き、K野さんのされていることの真似を始めました。それが私の一人遊びの初めで稽古前のお遊びの時間の始まりであったように思います。
参照23年前の手帳から
I畑さんは、稽古の後で、股関節を入れるのと、「呼吸の隙間」で中心軸を修正し、息をゆっくり吐きながら固まっている箇所を指摘して弛ませると、すべてそれだけですねと、本質を理解してくださったので嬉しかったです。
参照3ボールを使った力の伝達
稽古の最後にも申し上げましたが、実際に技として動く時は、ボールの大きさが刻々と変わりますので、いろいろな大きさや材質のボールを持って稽古して頂きたいと思います。私のボールコレクションの写真は載せませんが、I畑さんは、パチンコ玉・ピンポン玉・ソフトボール・ゴムまり・バスケットボールなどを持って稽古しておられました。常に「習い・稽古・工夫」が大切です。
by centeringkokyu
| 2017-03-20 00:47
| 合気観照塾