2017年 02月 27日
まずは肩の力を抜いてから |
☆リンク先で更新された記事
#くぼけんです。
呼吸を中心に通そうとしていると生徒さんから伺ったので、現状認識を変えながらゆっくり呼吸の観察をして頂きました。
身体が整うと呼吸が自然に入る感覚や中心感覚が出てくる事も感じられた様で喜んで帰られました。
現状認識の大切さを改めて感じたレッスンになりました。
レッスン後に園長先生かとの会話で、
園長先生:『あれだけしか動いていないのに、何かスッキリしました。』
(両腰を摩りながら)
くぼけん:『気になっていた、左腰の動きが凄く良くなっていますね。』
園長先生:『そうなんです。いつも痛みが出るのは左半身なんです。』
くぼけん:『時々、ゆっくり呼吸で動いて上げて下さいね。』
先週の日曜日、大椎と腰椎5番の有り様の不味さを気付かせて頂き、
以来、「無形以前」と「真剣素振り」の日々。
(「手が離れなくなる感覚」)
積み重ねの大切さと愉しさを感じる日々です。
今日はその自己採点の日。
良かった点は、「相架け」がようやくまともになって来たこと。
白井先生の「腹」・「真空」・「赫機(のび)」を実感します。
手も少しずつ柔らかくなって来ていて、
総じて、「肩の力を抜く」所が全ての始まりだなぁと感じます。
課題は、右手の労宮の意識の希薄さと左肩の硬さ、
両肘のバランスと搦、
胸骨・膻中と頸・肩・肘の柔軟なバランス。
ひたすら積み重ねです。
ちなみに、最近、身体のシリンダーに
相手や道具他との伝わりのバランスを加味してイメージするのに、
「パナマ運河」に意識しています。
自分が運河となり、
船を「七段階」や「サイクリック」を用いて行き来させる...。
う~ん、「脱力」って大切。
「時計盤」や「引きと攻め」、「分け目・搦」も何となく見えて来ます。
ちょっと面白いです。
以来、「無形以前」と「真剣素振り」の日々。
(「手が離れなくなる感覚」)
積み重ねの大切さと愉しさを感じる日々です。
今日はその自己採点の日。
良かった点は、「相架け」がようやくまともになって来たこと。
白井先生の「腹」・「真空」・「赫機(のび)」を実感します。
手も少しずつ柔らかくなって来ていて、
総じて、「肩の力を抜く」所が全ての始まりだなぁと感じます。
課題は、右手の労宮の意識の希薄さと左肩の硬さ、
両肘のバランスと搦、
胸骨・膻中と頸・肩・肘の柔軟なバランス。
ひたすら積み重ねです。
ちなみに、最近、身体のシリンダーに
相手や道具他との伝わりのバランスを加味してイメージするのに、
「パナマ運河」に意識しています。
自分が運河となり、
船を「七段階」や「サイクリック」を用いて行き来させる...。
う~ん、「脱力」って大切。
「時計盤」や「引きと攻め」、「分け目・搦」も何となく見えて来ます。
ちょっと面白いです。
◆力の出所
会陰から中央を締めて軸を立て、肩の力を抜いて、中心からの動きで指先を浮かす
丹田に吸い込んだ空気を相手にぶつけ、返ってきた反応に合わせて相手を引き落とす
意識を身体に留めずに、空間の高い点から低い点まで伸ばしてその間に力を通す
相手の両腕それぞれから一体になるバランスに導き、分け目を作る
相手との接点は脱力して繋げたまま丹田から動くことで、力の出所を押さえられることなく誘導する
相手との関係性に応じて、鳩尾や天突の高さで丹田を転がす
何人連なっていても、相手の身体を通り道にして繋げ、同様に技を掛けられることを体験した
中央での吸い上げによって浮かせ、横隔膜で高度を維持したまま重みを落とし、落差を伝える
相手が掴んできたところで止めずに、でんでん太鼓の上がっていく流れのまま浮かす
中心へ引き寄せる力によって、重力で腕が下り、上肢尺側に反りが生まれ、手首が決まり、相手を下方に落とす働きが起こることを感じられた
捻り込みで、身体を固めると意識もぶらされ、身体を弛めると中心の軸や意識を定めたまま進んで上太刀を取れることを体感した
・正座で太腿に手を置いたままや浮かした位置で、片手首を両手で掴まれた状態で合気をかける中で、力を抜いて両手を中を一致させる為に、どう力を抜くか?抜いた時の肘の位置が重要な気がする。位置が重要と言うより肘がどこにあるかが解る事が大事なのかもしれない。段階的に力を抜いていく事で段階的に保証した状態で力を抜けていく。保障が効いた状態で、頸の延長線上に付ける、弛めて(少しずらして)落ちる所が出来た瞬間に道を開けると相手は落ちる。せっかく付けても手で引いてしまうと落ちない。
・西江水を効かして、丹を自由に動かせる事が重要。セブン入れ分を行う。腕を掴まれてどこ階が動きやすいか?何時何分で弛みが取れるか?補助線が浮き出るか?
#管理人です。
今回の観照塾は肩の力を抜く所から始まりました。肩の力を抜く事で体内感覚が変わり呼吸や体内操作の質が変わり、意念の徹り方も変わった様に感じました。
複数名の纏めを重ねてみる事で見直しの深みが増しそうです。
参照1 道歌してる? Vol.2
野口晴哉先生は、著書の中で、次のように述べておられます。「力を抜くということと、力が入らないということは区分すべきです。自分の体を自分の力で活かしているように思い込んでいるうちは、体の力をすっかり抜くことはできません。従って自分の中心の充実も得られません。余分に気張らないで生活するには、自然に生きている自分を信ずることが大切です。それが自分の中心を充たす唯一の道です。」
参照2 中心網要
○ 上体の力を抜いて肩を下げ、いかに手先に力を入れるときも肩の力は抜く。
○ 中心が定まっていると、動作の区切りが判別する。そして、力を入れる時は、中心に十分の力を注げば、他は八分目に止める。
○ 体格と体質と体力と姿勢と、神経と、内臓と精神とが綜合される肉体にも美が生まれる。
○ 決心の覚悟で身体の中心を定めるならば、家も名も、行動も思想も自然に中心を得てくるのである。
○ 決心は自分以外には誰も出来ない。病は自分以外に治せない。
○ 肉体がしっかり中心を得てくるに従って、精神は益々敏活に働く。しかし中心を得ない身体の発達は往々身体を鈍ならしめる。
○ 中心が定まっていると、動作の区切りが判別する。そして、力を入れる時は、中心に十分の力を注げば、他は八分目に止める。
○ 体格と体質と体力と姿勢と、神経と、内臓と精神とが綜合される肉体にも美が生まれる。
○ 決心の覚悟で身体の中心を定めるならば、家も名も、行動も思想も自然に中心を得てくるのである。
○ 決心は自分以外には誰も出来ない。病は自分以外に治せない。
○ 肉体がしっかり中心を得てくるに従って、精神は益々敏活に働く。しかし中心を得ない身体の発達は往々身体を鈍ならしめる。
参照3 合気道の奥義
一本になって出る。手を張り肩の力を抜く。それは非常に難しいことであるが、これを乗り越えなければならぬ。わしらもこれを乗り越えてきたのだ。
技巧で上げる以前に、まず敵を圧倒して出て行くことを覚える。これで上体と腰の連絡がしっかりする。つまり上げ手は体を作る鍛錬技と考えてよい。
参照4 想像することのたいせつさ
by centeringkokyu
| 2017-02-27 01:14
| 合気観照塾