2005年 09月 04日
背部の意識 |
昨日の稽古でのリーダーは、Y本さんでした。紐をぴんと張って弛みをとる時のように、身体の芯の弛みをとる為には、足下へ身体の重みを伝えるのと、頭頂部を引き上げるのを同時にする必要があります。その為の体内操作をするのが、骨盤・背骨・首だという事をまず確認してからお辞儀の動作に入りました。
大転子と股関節の部分に触れながら、背中を丸めるのではなく、最初に芯を通した身体の股関節部分から折り曲げていきます。そうすれば、仙骨と後頭骨を一直線上にキープしたままお辞儀をする事ができます。ただし、その時には下半身の操作が大切になってきます。細かい説明は省略しますが、身体の芯を作ったままで動くというのがポイントだと思います。
次に、腹部・胸・首のそれぞれの位置で、12時⇔6時 3時⇔9時 時計回り 逆時計回り を骨盤時計の要領で行いました。イメージする時計は、身体を輪切りにするような感じに設定します。身体の表面の文字盤が分かった後には、文字盤の各文字が身体から離れて、ず〜っと遠くにあるとイメージして動く稽古も必要になります。
動作を行う時の、首の位置・視線・骨盤と肩胛骨の動き・股関節・膝・足首・足の裏などの動きに意識を集中させることが大切ではないかと思います。
ここから、手の動きを付けた動作に入り、胸の開合(肩胛骨の開合)や腕から指先までを左右に伸ばしながら身体の中の釣り合いをドンドン変えて行き、刻々と各筋肉の臨界点が変化していくのを味わうことができました。
「合気の身体になれるかもしれない体操」から「体内操作」ということに重点を移すことになった必然性が、再確認できた稽古でした。
こんなんどうか?(道歌)から引用しておきます。
我が身体 捏ねて叩いて 引き伸ばし 味わい尽くせ 腑に落ちるまで
大転子と股関節の部分に触れながら、背中を丸めるのではなく、最初に芯を通した身体の股関節部分から折り曲げていきます。そうすれば、仙骨と後頭骨を一直線上にキープしたままお辞儀をする事ができます。ただし、その時には下半身の操作が大切になってきます。細かい説明は省略しますが、身体の芯を作ったままで動くというのがポイントだと思います。
次に、腹部・胸・首のそれぞれの位置で、12時⇔6時 3時⇔9時 時計回り 逆時計回り を骨盤時計の要領で行いました。イメージする時計は、身体を輪切りにするような感じに設定します。身体の表面の文字盤が分かった後には、文字盤の各文字が身体から離れて、ず〜っと遠くにあるとイメージして動く稽古も必要になります。
動作を行う時の、首の位置・視線・骨盤と肩胛骨の動き・股関節・膝・足首・足の裏などの動きに意識を集中させることが大切ではないかと思います。
ここから、手の動きを付けた動作に入り、胸の開合(肩胛骨の開合)や腕から指先までを左右に伸ばしながら身体の中の釣り合いをドンドン変えて行き、刻々と各筋肉の臨界点が変化していくのを味わうことができました。
「合気の身体になれるかもしれない体操」から「体内操作」ということに重点を移すことになった必然性が、再確認できた稽古でした。
こんなんどうか?(道歌)から引用しておきます。
我が身体 捏ねて叩いて 引き伸ばし 味わい尽くせ 腑に落ちるまで
by centeringkokyu
| 2005-09-04 11:31
| 合気観照塾