2016年 08月 10日
本当に仙骨操法が出来る? |
▼古武術「仙骨操法」のススメ 速く、強く、美しく動ける!
▼内容紹介
上体と下体を繋ぐ仙骨。
古武術の「仙骨操法」で、全身が連動し始める!
あらゆる運動の正解はひとつ。それは「全身を繋げて使う」こと。古武術がひたすら追究してきたのは、人類本来の理想状態である“繋がった身体"を取り戻すことだった! スポーツ、格闘技、ダンス、あらゆる運動を向上させる“全身を繋げて"使うコツ、“古武術ボディ"を手に入れろ! 誰でもできる「仙骨体操」ほか、古武術をもとにしたエクササイズ多数収録!
▼CONTENTS
序章 すべては“全身を繋げる"ことから
1 失われた運動システムと“腰"
2 サムライは名ピッチャー!?
第1章 日本人の身体操作
1 狩猟民族と農耕民族
2 日本武術の方法論
3 背骨と仙骨―動物と運動
4 何をやるにも“全身運動"
第2章 古流剣術の身体操作
1 古流武術の効用
2 基本的な太刀操作
3 威力を増すには?
第3章 最高の姿勢を作る ―全身を繋ぐために(1)
1 宮本武蔵『兵道鏡』
2 “空より釣り下げられたる"姿勢
3 背骨で立つ
4 気付かないほど大きな違い
5 真直ぐに振る
6 背骨と健康
7 運動としての姿勢
8 仙骨と呼吸
第4章 動かなければ繋がらない! ―全身を繋ぐために(2)肩甲骨・仙腸関節の可動性
1 「肩を両へひらきて胸ださず」―肩甲骨
2 仙骨体操―仙腸関節の可動性を高める
3 踵すり足ウォーキング―大腰筋の稼働
第5章 いかに力を生み出すか? ―全身を繋ぐために(3)仙骨を中心とした連結操作
1 秘技「くねり打ち」
2 エマす―股関節の外旋
3 「つま先を軽ろくして少し両へひらきて懸かるなり」
4 「膝を少し折りて踵を強く踏み」
5 瞬時の移動、瞬時の変化
6 「腹をいだし、尻をいださず」―腹と丹田
7 「腰を据えて」―腰と仙骨
8 柳生十兵衛「ケツ(尻)を張る、ケツをすぼめる」
【第五腰椎で操作すれば西江水が効く:楽隠居】
第6章 身体が目指すべき究極の“合理"とは? ―古流武術の本質
1 何にでも応用がきく“合理"
2 勝利の方程式
3 サムライのスピード
4 最高速、最大出力は最小の動きで実現する!
5 極意は身体である
第7章 “大きく速い"と“小さく強い"の実現 ―すべての動きが目指す、究極なる目的
1 求めるものは同じ?
2 “繋がっている"ことの意味
3 “最速"の動き
4 “最強"の動き
5 “美しい"動き
6 武術操法と健康
#楽隠居です
図書館から借りて流し読みしました。テーマは結構私の考え方と共通しているのですが、内容と写真は突っ込みどころ満載です。
この本に関しては、11日の東雲道場での研究会で研究材料にさせていただこうかと考えています。【バランスを観察する】【ぎりぎりまで重心は後ろ足】
スカイフックか吊り腰か?
小指と薬指を締めるとどうなるのか?
肩の力が抜けないと西江水を感じるはずがない?
すり足は、歩み足ではない?
その他お楽しみに!
参照1:柳生新陰流を学ぶ
【楽隠居:「柳生新陰流を学ぶ」では、観念的な用語である「西江水」に関しては触れないと書かれていますが、「西江水」や「吊り腰」は、膝と足の基本や頭の据え方と共に、私にとっては重要な用語です。私の考えていることが正しいとは限りませんが・・・】
参照2:武蔵の剣
うなじがただ力んでいたのでは、肩が硬直して持ち上がります。けれども「肩より惣身はひとしく覚え、両のかたをさげ」と武蔵は言う。うなじは力むのではなく、ある独特の立て方をするのです。頭や胴体が左右にぶれなくなるような、そういううなじの立て方がある。あるいは、体の全体をそのように保つために、うなじに置かれる一種の強さがある。
「ひざより足先まで」に入る力もこれと同じです。膝から下が力んで硬直していたのでは、兵法の足捌きなどできるはずもない。
至極の振り
太刀から生きた重さを引き出す振りは、「ゆび二つ」で柄を握る手の内から生まれ、そのような手の内は、下筋(かきん)から胴体、腹に繋がる腕の振りから生まれ、そのような振りは、足の親指を浮かせた吊り腰の「身なり」から生まれます。
参照3:西江水
いづくにも西江水ある心持専ら也、指の数々、爪先、毛の先までもそれになる事肝要也、しかしながら、みなもとをよく用得れば、それに成る也、ただそれになさんとおもへば、皆本がぬけるなり
心の置き所を定めて、心を一度一度にその所へ返して、其の置き所より十方へくばるべし、此の心の置き所、是を西江水と秘し、或いは神妙剣とも秘したる也
心の持ちどころというは、腹、背中、西江水と三つなり。腹を張るにてはなく、腹を押し落す心持ちなれば、背中の中筋に力わたるなり。その二つに凝り固まらぬように、総身へ心のたんぶとわたって、力みもなく、ぬけた所もないを、西江水というなり
☆リンク先で更新された記事
◆肩胛骨で誘導する
◆YS さんからの第三十ニ回研究会メモ その1
◆YS さんからの第三十ニ回研究会メモ その2
☆おまけ
・中国の林凡女氏「尖閣は日本領」微博に書き込み
中国広東省の民間企業幹部が24日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で「1949年から71年まで中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていた」と異例の発言をした。
日本領有を示す53年1月の中国共産党機関紙、人民日報の記事や、複数の公式地図など根拠を挙げている。
微博では中国国内からの感情的な反論に加え、「知識のない大衆が中国共産党に踊らされたことが分かった」などと賛同する見方も広がっている。
発言をしたのは同省広州の電子サービス企業、広東捷盈電子科技の取締役会副主席との肩書を持つ女性の林凡氏。
林氏は微博の運営会社、新浪微博から「実名」の認証を受けており、10万人以上の読者をもつ。
林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼からなる」と表記していた。
中国当局が監修した53年、58年、60年、67年に発行した地図の画像も示したが、その多くが「尖閣群島」「魚釣島」などと表記。
日中境界線も明らかに日本領土を示している。
林氏は冷静に証拠を積み重ねた上で「中国政府はこれでも釣魚島はわれわれの領土だといえるのか」と疑問を投げかけた。
中国国内からの反応には、「資料をみて(尖閣諸島が)日本領だったことが明白に分かった」 「(当局に)タダで使われて反日デモを行う連中には困る」などと、林氏支持の発言が出ている。
私なりに術理から見て次のように理解しています。
西江水は、腹に力が満ちれば(心をおさむる所)心が静かになって(心の置き所一つなり)敵の心がわがこころに映る(棒心よく見ゆるなり)という事を意味するとしか今のところ私には理解できず深意は分かりません
第6章 身体が目指すべき究極の“合理"とは? ―古流武術の本質
1 何にでも応用がきく“合理"
2 勝利の方程式
3 サムライのスピード
4 最高速、最大出力は最小の動きで実現する!
5 極意は身体である
第7章 “大きく速い"と“小さく強い"の実現 ―すべての動きが目指す、究極なる目的
1 求めるものは同じ?
2 “繋がっている"ことの意味
3 “最速"の動き
4 “最強"の動き
5 “美しい"動き
6 武術操法と健康
#楽隠居です
図書館から借りて流し読みしました。テーマは結構私の考え方と共通しているのですが、内容と写真は突っ込みどころ満載です。
この本に関しては、11日の東雲道場での研究会で研究材料にさせていただこうかと考えています。【バランスを観察する】【ぎりぎりまで重心は後ろ足】
スカイフックか吊り腰か?
小指と薬指を締めるとどうなるのか?
肩の力が抜けないと西江水を感じるはずがない?
すり足は、歩み足ではない?
その他お楽しみに!
参照1:柳生新陰流を学ぶ
【楽隠居:「柳生新陰流を学ぶ」では、観念的な用語である「西江水」に関しては触れないと書かれていますが、「西江水」や「吊り腰」は、膝と足の基本や頭の据え方と共に、私にとっては重要な用語です。私の考えていることが正しいとは限りませんが・・・】
参照2:武蔵の剣
うなじがただ力んでいたのでは、肩が硬直して持ち上がります。けれども「肩より惣身はひとしく覚え、両のかたをさげ」と武蔵は言う。うなじは力むのではなく、ある独特の立て方をするのです。頭や胴体が左右にぶれなくなるような、そういううなじの立て方がある。あるいは、体の全体をそのように保つために、うなじに置かれる一種の強さがある。
「ひざより足先まで」に入る力もこれと同じです。膝から下が力んで硬直していたのでは、兵法の足捌きなどできるはずもない。
至極の振り
太刀から生きた重さを引き出す振りは、「ゆび二つ」で柄を握る手の内から生まれ、そのような手の内は、下筋(かきん)から胴体、腹に繋がる腕の振りから生まれ、そのような振りは、足の親指を浮かせた吊り腰の「身なり」から生まれます。
参照3:西江水
いづくにも西江水ある心持専ら也、指の数々、爪先、毛の先までもそれになる事肝要也、しかしながら、みなもとをよく用得れば、それに成る也、ただそれになさんとおもへば、皆本がぬけるなり
心の置き所を定めて、心を一度一度にその所へ返して、其の置き所より十方へくばるべし、此の心の置き所、是を西江水と秘し、或いは神妙剣とも秘したる也
心の持ちどころというは、腹、背中、西江水と三つなり。腹を張るにてはなく、腹を押し落す心持ちなれば、背中の中筋に力わたるなり。その二つに凝り固まらぬように、総身へ心のたんぶとわたって、力みもなく、ぬけた所もないを、西江水というなり
☆リンク先で更新された記事
◆肩胛骨で誘導する
◆YS さんからの第三十ニ回研究会メモ その1
◆YS さんからの第三十ニ回研究会メモ その2
☆おまけ
・中国の林凡女氏「尖閣は日本領」微博に書き込み
中国広東省の民間企業幹部が24日、中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で「1949年から71年まで中国政府は釣魚島(尖閣諸島)を日本の領土と認めていた」と異例の発言をした。
日本領有を示す53年1月の中国共産党機関紙、人民日報の記事や、複数の公式地図など根拠を挙げている。
微博では中国国内からの感情的な反論に加え、「知識のない大衆が中国共産党に踊らされたことが分かった」などと賛同する見方も広がっている。
発言をしたのは同省広州の電子サービス企業、広東捷盈電子科技の取締役会副主席との肩書を持つ女性の林凡氏。
林氏は微博の運営会社、新浪微博から「実名」の認証を受けており、10万人以上の読者をもつ。
林氏の資料によると、人民日報は53年1月8日付の紙面に掲載した記事で「琉球群島(沖縄)は台湾の東北に点在し、尖閣諸島や先島諸島、沖縄諸島など7組の島嶼からなる」と表記していた。
中国当局が監修した53年、58年、60年、67年に発行した地図の画像も示したが、その多くが「尖閣群島」「魚釣島」などと表記。
日中境界線も明らかに日本領土を示している。
林氏は冷静に証拠を積み重ねた上で「中国政府はこれでも釣魚島はわれわれの領土だといえるのか」と疑問を投げかけた。
中国国内からの反応には、「資料をみて(尖閣諸島が)日本領だったことが明白に分かった」 「(当局に)タダで使われて反日デモを行う連中には困る」などと、林氏支持の発言が出ている。
by centeringkokyu
| 2016-08-10 00:03
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