2016年 06月 20日
股関節からの経路と意念 |
☆リンク先で更新された記事
◆何の感触も無い感じが良い時
何の感触も無い感じが良い時
◎合気観照塾(稽古メンバー:OAさん、K元)
感じたテーマ:少しの張りで生まれる股関節からの経路と意念
○正座で手を膝に当てた状態で相手に手首を掴まれる(あやとり肘)
・あやとりを張った時と張らない時
・前だけ張った時と後ろだけ張った時
・前と後ろを均等に張った時
・相手の頸に付けてから手首を両方同時に回した時
・手首を一つだけ先に回してから、付いて行った時
・手で回した時と股関節から回した時
○コサックダンス風に腕を組み肘を押さえながら合気を掛ける
・力が抜ける肘の幅
・上の手と下の手を入れ替えた時
・張りを保つだけで押し返さない
・相手の圧力を利用して肩を浮かし芯を細くする
・あやとり呼吸法を忘れない
・股関節から打つ
○立位で肩を押さえられて合気を掛ける
・張りで生まれる軌道に意念を乗せる
・同側、対側の股関節で打った時の違い
・対側から打つフックの軌道
・軌道を相手で止めない
○二の腕を持たれて合気を掛ける
・張って弛みを取る事で点線の軌道を感じる
・指先までの意識
・特に親指(肚)の意識
・先に意念を使うと決めつけになる
・軌道が出ていても相手で止めていると徹らない
◆印象文72
合気観照塾 2016.06.18
・上腕に紐を掛け、輪の手前と奥の両方が釣り合うように身体を張って相手に入れる
片側の手を脱力して転がし、もう一方の手で股関節の攻めを伝え、時間差で骨盤の動きを伝える
・手の張りと上肢が伸びる働きを一致させて相手に繋げ、手の向かうベクトルと相手の背側を通るカーブの合力となる方向に骨盤を動かす
鼠径部の深みによって骨盤の丸みを相手の中心に合わせ、その傾きのまま臀部の働きで攻める
・相手に両肩を押された状態で、接点の力を抜いて吸い込み、現れたラインを通るように力を返す
体幹全体を回旋させず、片側の骨盤を留めて相手との関係性を維持し、反対側の股関節の動きを肩部まで伝える
・指の経路を皮膚の擦れで閉じておくことで、内部の伸びを溜めていき、高まった圧力を臨界で解放することによって生まれる力を相手に伝える
片方の脚を後方に引く力と、対側の上肢を前方に突き出す力が釣り合うように、内部を伸ばす
・上腕を張ったまま肘から先をフリーにして、前腕を股関節で回す
肩や肘を脱力したまま指先に意識を通し、相手の腋の下を通過させて頚まで力を伝える
・相手のロッキングチェアの動きを誘導し、後方から中央を過ぎたところで浮かし、頂点からずれていくタイミングで脱力して落とす
自分自身の呼吸の出入りが指先まで伝わると、その働きが相手にも反映され、浮いたり落ちたりする働きが自然に起こることを体感した
◆「ネットワーク」
いきなり、流れにアクセスしようとしていない。
うま~く配列を詰め、余白を作り、流れを作ってバランスを戻されている。
固まった身体に低刺激は時として「?」である。
固まっているから情報をキャッチし難いのは当然。
が、この「?」が固まっている状況を混乱させ、心身に流れを生み出す。
それは、あたかも、水の湧き出しを誘う感じに似ていて、
そこから、自分の中に活き活きとした流れが復活。
心身のネットワークは平衡に向かう。
身体の中に流れが再開して行く感覚・体験は、
巡り巡って脳幹や体内記憶として深く残り、術後の感覚が全く異なる。
もし、刺激が高いとすれば、こうはいかない。
術者自身が巣(自分の体内)を自分で蹴破ったり、
その中央に安定して居られないって事にもなる。
成る程なあ。
#楽隠居です
昔、岡本正剛先生がハワイ支部に行かれ、その時の様子が『合気神伝』というビデオになりました。
その映像の中で、私が特に好きなのは、「大事なのは」と言いながら両手を腰に当てられるのですが、ちょっと間を置いて「稽古です」と仰った場面です。
帰国された後の大阪支部での稽古の時に、ハワイアンダンスというよりもタヒチアンダンスと言った方がいいだろうと思える腰の動きをして見せてくださいました。
スタンスの広いタヒチアンダンスは、ありませんね!
楽しくも貴重な思い出になりました。
◆何の感触も無い感じが良い時
何の感触も無い感じが良い時
◎合気観照塾(稽古メンバー:OAさん、K元)
感じたテーマ:少しの張りで生まれる股関節からの経路と意念
○正座で手を膝に当てた状態で相手に手首を掴まれる(あやとり肘)
・あやとりを張った時と張らない時
・前だけ張った時と後ろだけ張った時
・前と後ろを均等に張った時
・相手の頸に付けてから手首を両方同時に回した時
・手首を一つだけ先に回してから、付いて行った時
・手で回した時と股関節から回した時
○コサックダンス風に腕を組み肘を押さえながら合気を掛ける
・力が抜ける肘の幅
・上の手と下の手を入れ替えた時
・張りを保つだけで押し返さない
・相手の圧力を利用して肩を浮かし芯を細くする
・あやとり呼吸法を忘れない
・股関節から打つ
○立位で肩を押さえられて合気を掛ける
・張りで生まれる軌道に意念を乗せる
・同側、対側の股関節で打った時の違い
・対側から打つフックの軌道
・軌道を相手で止めない
○二の腕を持たれて合気を掛ける
・張って弛みを取る事で点線の軌道を感じる
・指先までの意識
・特に親指(肚)の意識
・先に意念を使うと決めつけになる
・軌道が出ていても相手で止めていると徹らない
◆印象文72
合気観照塾 2016.06.18
・上腕に紐を掛け、輪の手前と奥の両方が釣り合うように身体を張って相手に入れる
片側の手を脱力して転がし、もう一方の手で股関節の攻めを伝え、時間差で骨盤の動きを伝える
・手の張りと上肢が伸びる働きを一致させて相手に繋げ、手の向かうベクトルと相手の背側を通るカーブの合力となる方向に骨盤を動かす
鼠径部の深みによって骨盤の丸みを相手の中心に合わせ、その傾きのまま臀部の働きで攻める
・相手に両肩を押された状態で、接点の力を抜いて吸い込み、現れたラインを通るように力を返す
体幹全体を回旋させず、片側の骨盤を留めて相手との関係性を維持し、反対側の股関節の動きを肩部まで伝える
・指の経路を皮膚の擦れで閉じておくことで、内部の伸びを溜めていき、高まった圧力を臨界で解放することによって生まれる力を相手に伝える
片方の脚を後方に引く力と、対側の上肢を前方に突き出す力が釣り合うように、内部を伸ばす
・上腕を張ったまま肘から先をフリーにして、前腕を股関節で回す
肩や肘を脱力したまま指先に意識を通し、相手の腋の下を通過させて頚まで力を伝える
・相手のロッキングチェアの動きを誘導し、後方から中央を過ぎたところで浮かし、頂点からずれていくタイミングで脱力して落とす
自分自身の呼吸の出入りが指先まで伝わると、その働きが相手にも反映され、浮いたり落ちたりする働きが自然に起こることを体感した
◆「ネットワーク」
いきなり、流れにアクセスしようとしていない。
うま~く配列を詰め、余白を作り、流れを作ってバランスを戻されている。
固まった身体に低刺激は時として「?」である。
固まっているから情報をキャッチし難いのは当然。
が、この「?」が固まっている状況を混乱させ、心身に流れを生み出す。
それは、あたかも、水の湧き出しを誘う感じに似ていて、
そこから、自分の中に活き活きとした流れが復活。
心身のネットワークは平衡に向かう。
身体の中に流れが再開して行く感覚・体験は、
巡り巡って脳幹や体内記憶として深く残り、術後の感覚が全く異なる。
もし、刺激が高いとすれば、こうはいかない。
術者自身が巣(自分の体内)を自分で蹴破ったり、
その中央に安定して居られないって事にもなる。
成る程なあ。
#楽隠居です
昔、岡本正剛先生がハワイ支部に行かれ、その時の様子が『合気神伝』というビデオになりました。
その映像の中で、私が特に好きなのは、「大事なのは」と言いながら両手を腰に当てられるのですが、ちょっと間を置いて「稽古です」と仰った場面です。
帰国された後の大阪支部での稽古の時に、ハワイアンダンスというよりもタヒチアンダンスと言った方がいいだろうと思える腰の動きをして見せてくださいました。
スタンスの広いタヒチアンダンスは、ありませんね!
楽しくも貴重な思い出になりました。
by centeringkokyu
| 2016-06-20 00:03
| 合気観照塾