2016年 06月 09日
手を張り肩の力を抜く |
▼佐川幸義先生口伝
・手を張り肩の力を抜く。それは非常に難しいことであるが、これを乗り越えなければならぬ。
・相手の力を受けず力の入らないようにして攻めるのが合気である。ただ力を抜くだけではなく、くっ付けなければならない。合気は手の開き方でくっ付く。単に開いただけでは合気ではない。
・強いていえば円を一寸外すことである。円を一寸外し力の終末点を外せば力がなくなる。
・手の内の合気、小手の筋肉をもっと器用に動かすよう訓練すること。
・体之合気。肩で角度を外すこと。前、横、後ろ、いずれも同じ。
・どんな技でも技ができてから理論が作られた。したがって理論を考えてから技を覚えようとするのは間違いである。まず体をつくり、動けるようになるのが先決である。
・結局のところ(諸々の技は)合気之体を作ることが目的であって、合気之体ができればどのように動いても技になり合気になる。
・合気を使う体は糸を張ったように使う。どこまでも糸をピンと張ったように連続して行く。それをそうでないように見せて使う。
▼指を使う
堀川先生もほかの仕事に使えないくらいに指を使ってるんですね。佐川先生もそうらしいですね。指をすごく使うんですよ、お腹の方から肘、指先にと呼吸がすーっと通るような感じに。だから体全身が呼吸するような形になるわけです。そうすると相手の握っている力をフッと取ってそれをパッと返せる。取って返す。これを一瞬でやるだけです。
そういう稽古をしていると力まないで抜けないような手になる、すると体全身もだんだんそうなってくるのです。
堀川先生や佐川先生はそういうことをずーっとやってきた方でしょ、年を取るとある程度体力がなくなってくる、だけど術としてはそれが大切なことですよ。
結局はこの5本の指をうまく使うんです。そして掌中で相手の力を吸収して返しているだけなんです。また鳩尾をゆるめる。体が力んでいるとできないんです。精神的には怒っちゃいけない。和やかにやる。でも気を抜かない。
◆印象文70
合気観照塾 2016.06.04
・身体の軸を立て、張りを作って肘を点で浮かせ、そこを留めたまま肩の力を抜く
肩が弛む位置に来ると、鎖骨や肩甲骨が自由に動いて通路が開き、股関節の動きをダイレクトに伝えられることを体感させて頂いた
・両手の間の空間を前後に引き分けて分け目を作り、それを維持したまま股関節で動く
相手の瘂門の後上方の点まで意識を通し、鼠径部の深みから生まれる地点に落とす
・呼息と共に五指を均等に寄せて、相手の腕を介して中心を掴む
芯の感覚を順に繋げていくことで相手の頚を取り、崩れていく方向に誘導する
・丹田と繋がる位置に母指を張り、小指側と母指側の引きと攻めで、手関節尺側が決まるように手を作る
上肢尺側を刃筋として相手に反りを合わせて浮かせ、手首を物打ちにして斬る
参照1:手
参照2:両脚のかなめは胯にある
参照3:愛暗苦労
参照4:合気レベル計測器「オロチ」取り扱い説明書
参照5:余計なことを考えず
参照6:「西江水」&「水」ブログ内検索抜粋
#楽隠居です
手の形と股関節に関して纏めようと思ったのですが、すでに書かれているので、過去記事の再録ということでご辛抱願います。
・手を張り肩の力を抜く。それは非常に難しいことであるが、これを乗り越えなければならぬ。
・相手の力を受けず力の入らないようにして攻めるのが合気である。ただ力を抜くだけではなく、くっ付けなければならない。合気は手の開き方でくっ付く。単に開いただけでは合気ではない。
・強いていえば円を一寸外すことである。円を一寸外し力の終末点を外せば力がなくなる。
・手の内の合気、小手の筋肉をもっと器用に動かすよう訓練すること。
・体之合気。肩で角度を外すこと。前、横、後ろ、いずれも同じ。
・どんな技でも技ができてから理論が作られた。したがって理論を考えてから技を覚えようとするのは間違いである。まず体をつくり、動けるようになるのが先決である。
・結局のところ(諸々の技は)合気之体を作ることが目的であって、合気之体ができればどのように動いても技になり合気になる。
・合気を使う体は糸を張ったように使う。どこまでも糸をピンと張ったように連続して行く。それをそうでないように見せて使う。
▼指を使う
堀川先生もほかの仕事に使えないくらいに指を使ってるんですね。佐川先生もそうらしいですね。指をすごく使うんですよ、お腹の方から肘、指先にと呼吸がすーっと通るような感じに。だから体全身が呼吸するような形になるわけです。そうすると相手の握っている力をフッと取ってそれをパッと返せる。取って返す。これを一瞬でやるだけです。
そういう稽古をしていると力まないで抜けないような手になる、すると体全身もだんだんそうなってくるのです。
堀川先生や佐川先生はそういうことをずーっとやってきた方でしょ、年を取るとある程度体力がなくなってくる、だけど術としてはそれが大切なことですよ。
結局はこの5本の指をうまく使うんです。そして掌中で相手の力を吸収して返しているだけなんです。また鳩尾をゆるめる。体が力んでいるとできないんです。精神的には怒っちゃいけない。和やかにやる。でも気を抜かない。
◆印象文70
合気観照塾 2016.06.04
・身体の軸を立て、張りを作って肘を点で浮かせ、そこを留めたまま肩の力を抜く
肩が弛む位置に来ると、鎖骨や肩甲骨が自由に動いて通路が開き、股関節の動きをダイレクトに伝えられることを体感させて頂いた
・両手の間の空間を前後に引き分けて分け目を作り、それを維持したまま股関節で動く
相手の瘂門の後上方の点まで意識を通し、鼠径部の深みから生まれる地点に落とす
・呼息と共に五指を均等に寄せて、相手の腕を介して中心を掴む
芯の感覚を順に繋げていくことで相手の頚を取り、崩れていく方向に誘導する
・丹田と繋がる位置に母指を張り、小指側と母指側の引きと攻めで、手関節尺側が決まるように手を作る
上肢尺側を刃筋として相手に反りを合わせて浮かせ、手首を物打ちにして斬る
参照1:手
参照2:両脚のかなめは胯にある
参照3:愛暗苦労
参照4:合気レベル計測器「オロチ」取り扱い説明書
参照5:余計なことを考えず
参照6:「西江水」&「水」ブログ内検索抜粋
#楽隠居です
手の形と股関節に関して纏めようと思ったのですが、すでに書かれているので、過去記事の再録ということでご辛抱願います。
by centeringkokyu
| 2016-06-09 00:03
| 合気観照塾