2016年 01月 13日
下肢から伝わる様々な働き |
☆リンク先で更新された記事
◆稽古記録19
東雲道場 第二十六回研究会 2016.01.11
・左右の股関節に交互に乗せ替えながら、踵を上げずに足を運ぶ
反対側の股関節の感覚が途切れない位置に足を置き、骨盤を前に向けたまま中心に吸い上げて足を寄せる
・身体のバランスと剣の向きが中心に揃う、ゼロになる瞬間を意識しながら進む
足の位置や骨盤の立て替えや体幹の向きや剣の角度が連動しながら移り変わっていく様子を体感できた
・相手の小手や頚に剣を当て、相手を吸い込んだところから、焦点が合う一点に合わせる
吸息に伴う軸の伸びと共に、剣の反りを切っ先より先まで伸ばして長く使い、刃筋に沿って股関節からお辞儀することで相手を崩す
・杖を垂直に浮かせたところから、床より下までイメージし、さらに軸が立ち、頚が伸びていく深さまで呼気を下ろす
呼吸や体内操作も、動作や力の向きと一致した意識が働くことで、充分に活かされることを体感した
・相手に掴まれている場所の力を抜き、丹田と繋げて均圧になるように手を広げることで、相手に持たせた状態にする
腕を強く握られて固定されていても、その場所を完全に預けられると、身体の内部を通して自由に力を伝えられることを体感した
・下肢の寄せや中心の伸びによって生じる力を、上肢に伝達することで相手を崩す
姿勢やお互いのバランスが変わっていく中で、常に下肢の張りが抜けずに充実した身勢を取り続ける
・下肢から伝わる様々な働きが反映されて、剣の一連の動きが起こっていることを体感した
骨盤の絞りと共に下方から伸びていく力が伝わると剣が抜け、両側の下肢を寄せる力が昇っていくと剣が上がり、下肢を張ったまま引き離す力が働くと剣が下り、股関節から体幹や手の捻れが揃う位置に合わさると剣が納まる
◆微妙な違いが大違い
2016/1/11
◎合気観照塾東雲道場
◇歩法
○踵足踏み
・股関節をしっかり動かす
・細かく足踏み
○つま先足踏み
・趾は着いても良いが体重は乗らない
・親指側に重心
○すり足スケーティング
・足の送り出しと引き寄せと呼吸
・床を綺麗にする
・中国武術では田んぼで歩いて鍛錬した
・骨盤は前向き
・骨盤と股関節の動きを区別
○膝行(直進)
・すり足スケーティングと同じ事をすると・・・
○膝行(ジグザグ)
・薄筋が良く伸ばされて使える
◇剣
○青岸捻じり込み
・すり足スケーティングのリズム
・剣の重さに訊く
・物打ちと背骨
・手の幅が広い時と狭い時
・狭いと左手首が利いて身体の中が伸びて軸が細くなる
・しっかり寄せると剣の立て替え時の粘りが出る
○刀棒で五分と五分から
・動かないですり足スケーティング
・刃筋を相手の肩と股関節に
・嶺と谷が出たら切れる
○雷刀の手首を切る
・受ける方はしっかり寄せてぶれない練習
・刃筋の3角度センタリグ
○相手に物打ちを持って貰う
・丁寧にすり足スケーティング
・刃筋
・嶺と谷
○相手の頸切る
・刃筋と自分の軸
・攻めるのは軸
◇武道歌撰集 下巻の朗読
~~休憩~~
◇合気上げと合気観照之図
○まずは意念抜き
・軸有脱力と軸無脱力
・脱力すると吸い込みが掛かる
・労宮を効かせて花を開いて均等圧
・均等圧になるよう拡張
・脱力して喰い込んで行く
・微差→喰い込み→微差→喰い込み
・相手を誘導する時は肚に訊き続ける
○意念を含めて
・くれてやるけどある
・ひとつになる
・実際はずれる、意念ではずらす
・付いて行く
○付ける・入れる・抜く
・全てに入る
○動作は色
○呑むで絞られる、吐かれて飛ばされる
○意念は空
◇杖
○転がす
・手の中で転がす(縦・横)
・指で転がす(縦・横)
・孫悟空の様に(重さに訊く)
・手首を決めて前腕で転がす
・年末に引き続きどんどん吸収する方が!!
○合掌で挟み呼吸で浮かす
・膻中の高さで合掌
・下半身の寄せと呼吸
・音をさせないように杖を床に付ける
・頭上までゆっくり中の伸びで上げる
・床に杖を付けて抑え込む
・根っこから引き抜く(重さ)
・抑え込んだ状態で右回り左回り
・合気上げの確認
◇居合
○制剛流
・抜けない事を確認
・鞘を寝かすタイミング
・身体の伸びで抜く
・剣の角度、物打ちが少し上
・右手の位置をチェック
・小指のラインが伸びないと手首が決まらない
・納刀で剣をはらりと返す時も中指中心で小指側が伸展される
・股関節の寄せと胸の寄せの連動
・横の動きでは姿勢を低く保つ
・膝を抱いて中を伸ばす
・1~5で下半身の使い方を鍛錬して中を伸ばす
◆一味も二味も違いました!!
◎施術では
○膝行を意識して動いてみる
・スタンスが広い事に気付く
○合気観照之図を心の中でつぶやく
・普段飛ばしている事が良く解る
○股関節と胸の寄せを連動させて待つ
・固まっている場合は少しの隙間に気付く
・動きすぎる場合は臨界で止めておける
○五感を肚で感じる
・思っているより身体の力が抜けていない事に気付く
○患者さんからの感想
・何か身体から悪い物が抜けて行った
・膝の痛みが取れた(上肢からの調整)
#くぼけんです。
今日の施術は今までと一味も二味も違いました!!
自分の中心感覚を大事にしているだけで相手の反応に合わせて動ける。
一手一手が途切れない為、捻じれの重複に対応出来る。
一度、ばらけてしまっても自分の西江水が効いていれば、相手の反作用を感じ集約されていく。
本当に年明けの4連チャン凄く効いています!!今週も楽しく検証を続けます!!
#楽隠居です
OAさんもK元さんも、稽古内容をうまく表現してくださっていますし、お二人の個性もよく出ていると思います。
体内操作と呼吸で相手との弛みをとり、相手と一つになる。その場合を仮に、体内操作のベクトルと名付けると、弛みがとれた瞬間に意念と呼吸のベクトルを感じられるかもしれません。それを意念のベクトルまたは、イメージのベクトルと名付けます。そのイメージのベクトルが嶺と谷になるのかもしれません。まぁ〜私の孟宗竹ですが・・・
合気観照之図をじっくりと見つめてください!
◆稽古記録19
東雲道場 第二十六回研究会 2016.01.11
・左右の股関節に交互に乗せ替えながら、踵を上げずに足を運ぶ
反対側の股関節の感覚が途切れない位置に足を置き、骨盤を前に向けたまま中心に吸い上げて足を寄せる
・身体のバランスと剣の向きが中心に揃う、ゼロになる瞬間を意識しながら進む
足の位置や骨盤の立て替えや体幹の向きや剣の角度が連動しながら移り変わっていく様子を体感できた
・相手の小手や頚に剣を当て、相手を吸い込んだところから、焦点が合う一点に合わせる
吸息に伴う軸の伸びと共に、剣の反りを切っ先より先まで伸ばして長く使い、刃筋に沿って股関節からお辞儀することで相手を崩す
・杖を垂直に浮かせたところから、床より下までイメージし、さらに軸が立ち、頚が伸びていく深さまで呼気を下ろす
呼吸や体内操作も、動作や力の向きと一致した意識が働くことで、充分に活かされることを体感した
・相手に掴まれている場所の力を抜き、丹田と繋げて均圧になるように手を広げることで、相手に持たせた状態にする
腕を強く握られて固定されていても、その場所を完全に預けられると、身体の内部を通して自由に力を伝えられることを体感した
・下肢の寄せや中心の伸びによって生じる力を、上肢に伝達することで相手を崩す
姿勢やお互いのバランスが変わっていく中で、常に下肢の張りが抜けずに充実した身勢を取り続ける
・下肢から伝わる様々な働きが反映されて、剣の一連の動きが起こっていることを体感した
骨盤の絞りと共に下方から伸びていく力が伝わると剣が抜け、両側の下肢を寄せる力が昇っていくと剣が上がり、下肢を張ったまま引き離す力が働くと剣が下り、股関節から体幹や手の捻れが揃う位置に合わさると剣が納まる
◆微妙な違いが大違い
2016/1/11
◎合気観照塾東雲道場
◇歩法
○踵足踏み
・股関節をしっかり動かす
・細かく足踏み
○つま先足踏み
・趾は着いても良いが体重は乗らない
・親指側に重心
○すり足スケーティング
・足の送り出しと引き寄せと呼吸
・床を綺麗にする
・中国武術では田んぼで歩いて鍛錬した
・骨盤は前向き
・骨盤と股関節の動きを区別
○膝行(直進)
・すり足スケーティングと同じ事をすると・・・
○膝行(ジグザグ)
・薄筋が良く伸ばされて使える
◇剣
○青岸捻じり込み
・すり足スケーティングのリズム
・剣の重さに訊く
・物打ちと背骨
・手の幅が広い時と狭い時
・狭いと左手首が利いて身体の中が伸びて軸が細くなる
・しっかり寄せると剣の立て替え時の粘りが出る
○刀棒で五分と五分から
・動かないですり足スケーティング
・刃筋を相手の肩と股関節に
・嶺と谷が出たら切れる
○雷刀の手首を切る
・受ける方はしっかり寄せてぶれない練習
・刃筋の3角度センタリグ
○相手に物打ちを持って貰う
・丁寧にすり足スケーティング
・刃筋
・嶺と谷
○相手の頸切る
・刃筋と自分の軸
・攻めるのは軸
◇武道歌撰集 下巻の朗読
~~休憩~~
◇合気上げと合気観照之図
○まずは意念抜き
・軸有脱力と軸無脱力
・脱力すると吸い込みが掛かる
・労宮を効かせて花を開いて均等圧
・均等圧になるよう拡張
・脱力して喰い込んで行く
・微差→喰い込み→微差→喰い込み
・相手を誘導する時は肚に訊き続ける
○意念を含めて
・くれてやるけどある
・ひとつになる
・実際はずれる、意念ではずらす
・付いて行く
○付ける・入れる・抜く
・全てに入る
○動作は色
○呑むで絞られる、吐かれて飛ばされる
○意念は空
◇杖
○転がす
・手の中で転がす(縦・横)
・指で転がす(縦・横)
・孫悟空の様に(重さに訊く)
・手首を決めて前腕で転がす
・年末に引き続きどんどん吸収する方が!!
○合掌で挟み呼吸で浮かす
・膻中の高さで合掌
・下半身の寄せと呼吸
・音をさせないように杖を床に付ける
・頭上までゆっくり中の伸びで上げる
・床に杖を付けて抑え込む
・根っこから引き抜く(重さ)
・抑え込んだ状態で右回り左回り
・合気上げの確認
◇居合
○制剛流
・抜けない事を確認
・鞘を寝かすタイミング
・身体の伸びで抜く
・剣の角度、物打ちが少し上
・右手の位置をチェック
・小指のラインが伸びないと手首が決まらない
・納刀で剣をはらりと返す時も中指中心で小指側が伸展される
・股関節の寄せと胸の寄せの連動
・横の動きでは姿勢を低く保つ
・膝を抱いて中を伸ばす
・1~5で下半身の使い方を鍛錬して中を伸ばす
◆一味も二味も違いました!!
◎施術では
○膝行を意識して動いてみる
・スタンスが広い事に気付く
○合気観照之図を心の中でつぶやく
・普段飛ばしている事が良く解る
○股関節と胸の寄せを連動させて待つ
・固まっている場合は少しの隙間に気付く
・動きすぎる場合は臨界で止めておける
○五感を肚で感じる
・思っているより身体の力が抜けていない事に気付く
○患者さんからの感想
・何か身体から悪い物が抜けて行った
・膝の痛みが取れた(上肢からの調整)
#くぼけんです。
今日の施術は今までと一味も二味も違いました!!
自分の中心感覚を大事にしているだけで相手の反応に合わせて動ける。
一手一手が途切れない為、捻じれの重複に対応出来る。
一度、ばらけてしまっても自分の西江水が効いていれば、相手の反作用を感じ集約されていく。
本当に年明けの4連チャン凄く効いています!!今週も楽しく検証を続けます!!
#楽隠居です
OAさんもK元さんも、稽古内容をうまく表現してくださっていますし、お二人の個性もよく出ていると思います。
体内操作と呼吸で相手との弛みをとり、相手と一つになる。その場合を仮に、体内操作のベクトルと名付けると、弛みがとれた瞬間に意念と呼吸のベクトルを感じられるかもしれません。それを意念のベクトルまたは、イメージのベクトルと名付けます。そのイメージのベクトルが嶺と谷になるのかもしれません。まぁ〜私の孟宗竹ですが・・・
合気観照之図をじっくりと見つめてください!
by centeringkokyu
| 2016-01-13 00:46