2005年 08月 17日
腰痛 |
これまで、いろいろな症状を訴える方のお話をお聞きしてきました。私には西洋医学でいうところの病名の知識が全くないので、特に腰痛に関して、ネット検索してみました。抜粋してご紹介します。
○腰椎椎間板ヘルニア
『症状』 腰から足先にかけてしびれや痛み、筋力の低下など。せきやくしゃみでも激痛がおこる。脊髄神経(神経根)を圧迫するため、ひどい場合は排尿ができなくなる場合もある。腰を曲げないと痛みで立っていられないほどの腰痛と下肢の痛みがある。前傾姿勢・イスに腰掛けるの辛く、横になっているのが楽というのが一般的な症状。
『原因』 加齢によるもの、背骨に予想以上の力がかかった事が考えられます。
○脊椎分離症・腰椎分離症
『症状』 腰痛症のような痛みが出て、ときには下肢の痛みやしびれもあります。同じ姿勢を長くしていると、腰が痛くなる、背中を後ろに反らせる、腰掛ける、立つ、歩くなど 同じ動作を続けるのが辛い激しい運動中に急に腰が抜ける。 などが一般的な症状。
『原因』 腰椎の後方部分(椎弓)が切れた(骨折)結果、脊柱が不安定になる。激しい腰のひねりや強い前屈、背屈が原因になる事が多い。激しい運動をする若いスポーツマンに多く見られる
○すべり症(腰椎すべり症)
『症状』 腰痛症のような痛みが出て、ときには下肢の痛みやしびれもあります。
『原因』 一つの椎骨が腹側へ移動した状態。脊椎分離や椎間板の老化などによって起こる。
○腰痛症(筋膜性腰痛症) いわゆる、ぎっくり腰
『症状』 腰部に痛みがあり、内臓疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないものの総称。中腰でものを持ち上げたり急に立ち上がろうとした時に激痛が走る。前にかがんだだり長く座っていると時に痛む。寒いところで仕事をした時痛む。などが一般的な症状。突然の激しい痛みに襲われるため、ドイツ語で「魔女の一撃」とも呼ばれる。重く張ったようなだるいような痛みが続き、慢性化する場合も。
『原因』 筋肉・神経・関節への急激な負荷や過度の緊張と疲れ。不用意に体をひねった、重いものを中腰で持ち上げた、前傾姿勢をとった時などに起こりやすい。長時間同じ姿勢、無理な姿勢、筋肉疲労、女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで、腰痛が起こる事もある運動不足、肥満、全身の疲れなどにより、腰の筋肉の血行が悪くなり、筋肉疲労を起こす事もあげられる
○変形性脊椎症(変形性腰椎症)椎間板症
『症状』 腰部に鈍痛とこわばりが感じられる。
立つ時の動作時、寝返り時に強く出るのが特徴。動き始めに痛み、動いていると痛みが少し楽になるのが一般的な症状。「骨棘(こっきょく)」と呼ばれる出っ張りがレントゲン写真で観察されると変形性脊椎症と診断される。
『原因』 椎間板・関節・靱帯の老化。加齢により椎間板が老化し椎間板の水分が減少し、弾力性がなくなる(椎間板症)と、脊椎骨の縁の部分が変形(変形性脊椎症)してくる、椎体間の隙間が狭くなると脊柱が不安定になり、周囲の神経や神経根が刺激される。また、このような時、椎骨は「骨棘(こっきょく)」と呼ばれる出っ張りを生じて、支えようとする。この骨棘が近くの神経を刺激することもある。
○脊柱管狭窄症(腰部脊柱管狭窄症)
『症状』 立って腰がのびた状態で痛みが強くなる 。長く歩くと歩けなくなるほど腰から足の裏にかけて痛んだり、しびれたりするというのが一般的な症状。
『原因』 脊髄神経への圧迫。脊柱管の下の方の内径が狭くなり、その結果、神経や血管を圧迫するために起こる。中高年に多い
○椎間関節性腰痛症
『症状』 朝は腰が痛くてなかなか起き上がれないが、昼間、体を動かす内に、痛みをあまり感じなくなる。
『原因』 腰椎の関節が炎症を起こし、痛みが生じる。中年以降に多い。
○骨粗鬆症によるもの(脊椎圧迫骨折)
『症状』 背中や腰部に痛みが現れる。骨粗鬆症による腰痛はなかなか痛みがとれず、脊柱の圧迫骨折が重なると背が低くなったり丸くなったりします。
『原因』 加齢とともに骨からカルシウムが抜けて骨量(骨の量)が減り、骨が軽石のようにスカスカになった状態のことを骨粗鬆症と言います。骨粗鬆症では骨がもろくなっているため、小さな負担(尻もちを付く)だけでも骨折(背骨がつぶれる→「圧迫骨折」)する場合があります。その為 背中や腰部に痛みが現れるのです。年輩の女性に多い。
○根性腰痛症- 坐骨神経痛
『症状』 お尻や足への放散痛。坐骨神経痛ともいわれる。
『原因』 脊髄や神経根の圧迫によっておこる。多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因 。
腰痛が起こる原因としては『姿勢の悪さ』 『激しい運動や労働』 『老化によるもの』 『内臓の病気』 『精神的ストレス』など様々な原因が上げられます。
一般的には『背骨に原因があって起こるもの』『内臓の病気で起こるもの』に大きくわけることが出来ます。
腰痛は様々な原因で起こります。自己判断はせず医師の診断を仰ぎましょう 。
※管理人です
病名別に症状だけを読み比べてみると、患者さんが訴えた痛みの部位と動作などによって病名を付けられているような気がします。さらに、その原因だけをまとめて読んでみると、ほとんどが無理な身体の使い方や、身体の使い方の癖が原因なようです。勿論、長年に渡って不自然な姿勢をしていた為に起こる病気もあるようです。
肝心なのは、最後の部分。『姿勢の悪さ』 『激しい運動や労働』 『老化によるもの』 『内臓の病気』 『精神的ストレス』しかないのでは無いかと思います。
そして、『姿勢の悪さ』は、癖だから仕方がない。『激しい運動や労働』は、仕事だから仕方がない。『老化によるもの』は、手遅れ。という具合に患者に思わせておいて、お医者様はいったいどんな治療をしようとしているのか、お教え頂きたいと思ってしまいます。とりあえず名前を付けないと、保険が適用されませんからね〜・・・
○腰椎椎間板ヘルニア
『症状』 腰から足先にかけてしびれや痛み、筋力の低下など。せきやくしゃみでも激痛がおこる。脊髄神経(神経根)を圧迫するため、ひどい場合は排尿ができなくなる場合もある。腰を曲げないと痛みで立っていられないほどの腰痛と下肢の痛みがある。前傾姿勢・イスに腰掛けるの辛く、横になっているのが楽というのが一般的な症状。
『原因』 加齢によるもの、背骨に予想以上の力がかかった事が考えられます。
○脊椎分離症・腰椎分離症
『症状』 腰痛症のような痛みが出て、ときには下肢の痛みやしびれもあります。同じ姿勢を長くしていると、腰が痛くなる、背中を後ろに反らせる、腰掛ける、立つ、歩くなど 同じ動作を続けるのが辛い激しい運動中に急に腰が抜ける。 などが一般的な症状。
『原因』 腰椎の後方部分(椎弓)が切れた(骨折)結果、脊柱が不安定になる。激しい腰のひねりや強い前屈、背屈が原因になる事が多い。激しい運動をする若いスポーツマンに多く見られる
○すべり症(腰椎すべり症)
『症状』 腰痛症のような痛みが出て、ときには下肢の痛みやしびれもあります。
『原因』 一つの椎骨が腹側へ移動した状態。脊椎分離や椎間板の老化などによって起こる。
○腰痛症(筋膜性腰痛症) いわゆる、ぎっくり腰
『症状』 腰部に痛みがあり、内臓疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないものの総称。中腰でものを持ち上げたり急に立ち上がろうとした時に激痛が走る。前にかがんだだり長く座っていると時に痛む。寒いところで仕事をした時痛む。などが一般的な症状。突然の激しい痛みに襲われるため、ドイツ語で「魔女の一撃」とも呼ばれる。重く張ったようなだるいような痛みが続き、慢性化する場合も。
『原因』 筋肉・神経・関節への急激な負荷や過度の緊張と疲れ。不用意に体をひねった、重いものを中腰で持ち上げた、前傾姿勢をとった時などに起こりやすい。長時間同じ姿勢、無理な姿勢、筋肉疲労、女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで、腰痛が起こる事もある運動不足、肥満、全身の疲れなどにより、腰の筋肉の血行が悪くなり、筋肉疲労を起こす事もあげられる
○変形性脊椎症(変形性腰椎症)椎間板症
『症状』 腰部に鈍痛とこわばりが感じられる。
立つ時の動作時、寝返り時に強く出るのが特徴。動き始めに痛み、動いていると痛みが少し楽になるのが一般的な症状。「骨棘(こっきょく)」と呼ばれる出っ張りがレントゲン写真で観察されると変形性脊椎症と診断される。
『原因』 椎間板・関節・靱帯の老化。加齢により椎間板が老化し椎間板の水分が減少し、弾力性がなくなる(椎間板症)と、脊椎骨の縁の部分が変形(変形性脊椎症)してくる、椎体間の隙間が狭くなると脊柱が不安定になり、周囲の神経や神経根が刺激される。また、このような時、椎骨は「骨棘(こっきょく)」と呼ばれる出っ張りを生じて、支えようとする。この骨棘が近くの神経を刺激することもある。
○脊柱管狭窄症(腰部脊柱管狭窄症)
『症状』 立って腰がのびた状態で痛みが強くなる 。長く歩くと歩けなくなるほど腰から足の裏にかけて痛んだり、しびれたりするというのが一般的な症状。
『原因』 脊髄神経への圧迫。脊柱管の下の方の内径が狭くなり、その結果、神経や血管を圧迫するために起こる。中高年に多い
○椎間関節性腰痛症
『症状』 朝は腰が痛くてなかなか起き上がれないが、昼間、体を動かす内に、痛みをあまり感じなくなる。
『原因』 腰椎の関節が炎症を起こし、痛みが生じる。中年以降に多い。
○骨粗鬆症によるもの(脊椎圧迫骨折)
『症状』 背中や腰部に痛みが現れる。骨粗鬆症による腰痛はなかなか痛みがとれず、脊柱の圧迫骨折が重なると背が低くなったり丸くなったりします。
『原因』 加齢とともに骨からカルシウムが抜けて骨量(骨の量)が減り、骨が軽石のようにスカスカになった状態のことを骨粗鬆症と言います。骨粗鬆症では骨がもろくなっているため、小さな負担(尻もちを付く)だけでも骨折(背骨がつぶれる→「圧迫骨折」)する場合があります。その為 背中や腰部に痛みが現れるのです。年輩の女性に多い。
○根性腰痛症- 坐骨神経痛
『症状』 お尻や足への放散痛。坐骨神経痛ともいわれる。
『原因』 脊髄や神経根の圧迫によっておこる。多くは腰椎椎間板ヘルニアが原因 。
腰痛が起こる原因としては『姿勢の悪さ』 『激しい運動や労働』 『老化によるもの』 『内臓の病気』 『精神的ストレス』など様々な原因が上げられます。
一般的には『背骨に原因があって起こるもの』『内臓の病気で起こるもの』に大きくわけることが出来ます。
腰痛は様々な原因で起こります。自己判断はせず医師の診断を仰ぎましょう 。
※管理人です
病名別に症状だけを読み比べてみると、患者さんが訴えた痛みの部位と動作などによって病名を付けられているような気がします。さらに、その原因だけをまとめて読んでみると、ほとんどが無理な身体の使い方や、身体の使い方の癖が原因なようです。勿論、長年に渡って不自然な姿勢をしていた為に起こる病気もあるようです。
肝心なのは、最後の部分。『姿勢の悪さ』 『激しい運動や労働』 『老化によるもの』 『内臓の病気』 『精神的ストレス』しかないのでは無いかと思います。
そして、『姿勢の悪さ』は、癖だから仕方がない。『激しい運動や労働』は、仕事だから仕方がない。『老化によるもの』は、手遅れ。という具合に患者に思わせておいて、お医者様はいったいどんな治療をしようとしているのか、お教え頂きたいと思ってしまいます。とりあえず名前を付けないと、保険が適用されませんからね〜・・・
by centeringkokyu
| 2005-08-17 10:08
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