2015年 06月 29日
肚を介しているか |
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2015/6/28
◎健康維持互助会
テーマ:逆合気で観察
○相手に片手を握られた状態
・自分の軸と相手の軸を意識してかける事を条件とする
・余分な力を抜いて行き力の通り方を観察する
・受け手はぶつかっている所の力を抜き自分の頸へ誘導を図る
・握り方によって力の伝わり方が違う
○五指を区別して握る
・自分の頸の後ろから相手の頸の後ろへかける事を条件とする
・拇指から小指まで一本ずつ握る方が意識を変える
・かける方もかかる方も違いを感じる
・大げさに拇指側で持った時と大げさに小指側で持った時、中指で持った時
・五指全部で掴んだ時
・いろいろなパターンに反応する事で脳内の認識が変わり掴まれる前から身体が動く
○太極棒を握り相手に太極棒に回転をかけられる
・プロペラの様な回転
・捻じれの緊張を解いていき受け身をとる
・回す方は手首を意識した場合と頸を意識した場合の違いを確かめる
・太極棒を相手に差し出す様に持ち軸を中心に回転をかけられる
・同じく受け身を取る練習
・頸は止めておいて脱力し相手に螺旋を返していく
・互いに行ったり来たりし合う
・相手の前腕を両手で絞るように持ち中を通していく
○両足を絡めて仰臥位になり寝返りする
・まずは馴染む
・呼吸を整えて接点の力を抜き相手の頸までの通り道を感じる
・通り道を行ったり来たりして細くしていく
・細い軸を回転すると寝返りが出来る
・外から見ると力の伝わりが良く解る
・柔軟な大きい太極棒の様
・最初の合気をかけてみる
今日のテーマは、大きく2つ
「自分を感じる為に」
「肚を介して」 でした。
以前、「湖水を伺うならば、それをかき混ぜない」...お話をしましたが、
それを単独、相対稽古で体験して頂き、
「かき混ぜている」自分やその状況を感じて頂きました。
そして、湖水を乱さない、
「ポジショニング」や「呼吸」、「スピード」、「意識」、「バランス」などを研究して行きました。
また、どうしても「各論」や「技」に翻弄される所を、
慌てず、ゆっくり、各位のペースで、
「まず、肚を介しているか」を様々なアプローチで観て行くことにしました。
最後に「手応えの無さ」がどれほど貴重な感覚か、皆さんと感じた次第です。
私は偶然「自ずから映らば映る映るとは...」に触れ、
ただただ、嬉しくて嬉しくて。
来月に向け、懸命に積み重ねます。
宜しくお願いします。
by centeringkokyu
| 2015-06-29 00:01
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