2014年 12月 22日
夢想合気 |
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杖を使い、
一度押してみて、受けた先生が、合わせて下さる。
ここというところに、杖を介して誘導して下さる。
さっきのところより力が抜けて、スッと納まるところ。
杖に預けれる。杖と合ったところ。
受ける側の練習としても、OAさんと行ってみる。
一度押してもらい、奥側の手にきていないので、力を抜き直し、腕の重みを杖に預ける。
杖全体を感じれる。OAさんを感じれる。
吸うだけで、合っていればOAさんに繋がる。
そこから押してもらう。
受ける側も、相手が感じれる手前までアシストする。
後はそのままで動かすだけ、というところまで。
先生には、言葉も使って誘導して頂いたが、自身で気付き、どこの力を抜き直すかを、感じようとする。
自分は違うところを意識している。とくに最近練習したところ。その時点で気付くのは遅れる。
道具で練習する時も。
施術する時も。
#楽隠居です
OAさんは、
・相手からの負荷を丹田まで落とす
力が入っている場所があると、重みが下りて行かない
・相手に掛けてもらい、自分自身の詰まっている場所、抜けている場所を繋がる位置に近付けていく
自分が繋がると相手の身体も変わり、息を吸うだけでお互いに力が伝わる状態を体感できた
と、ご自身のブログに書いておられました。
日曜日のバランス☆運動療法上級でも杖を使って、同じ稽古をしました。そして、入会3〜5年までの人には、言葉で説明しないと納得されませんが、それ以降の人たちには、相手の力を誘導することによって、体感させるようにして頂きたいとお願いしました。
なぜなら、言葉で説明出来るレベルは、すでに修了しているはずだからです。
逆に言うと、相手が掛けた技に上手に掛かってあげながら誘導することが大切です。しかし、相手が動けなくなったら、何時でも技を返せるという体勢を、教える人が常に取っておく必要があります。
更に、合気は五分五分の拮抗状態から、呼吸と体内操作と意念を使って、こちらが有利になる為の術であるということを忘れないようにして頂きたいのです。
五分五分ということは、アイソメトリックを二人でやっているようなもので、鍔迫り合いから、如何にして相手を倒すか、ということになるのかもしれません。
そして、合気に筋肉を鍛えるという考え方はなく、出来るだけ多くの筋肉を使える状態にしておくこと、最小の筋肉しか使わないことが、次の動作の可能性が大きくなると考えています。
ですから、相手は予測できないのです。
呼吸筋を使ったり、動きをイメージするだけで、身体の内部が繋がり、身体の中を伸ばしたり縮めたりを自由に出来るようにする為の稽古をしているのだと思って下さい。
これらのことは、私の孟宗竹であります。
所詮は、夢想合気というところなんでしょうねぇ〜
by centeringkokyu
| 2014-12-22 23:06
| 合気観照塾