2014年 10月 03日
本当の合気剣? |
☆リンク先で更新された記事
◆稽古記録02
東雲道場 2014.10.01
昨日は、東雲道場で、IYさんに稽古を付けて頂きました。
振り上げた位置から、落下に任せて剣を落とし、当たった相手の剣に付ける練習をしました。
肋骨を浮かせたまま、鼠径部がくわえ込まれる位置に折り畳めると、股関節の意識を保ったまま、左右の脚を入れ替えることが出来ました。
間合いを広く取って、深く腰を落とし、大きく動くことで、重心の高さが下がり下肢の働きが相手に伝わる状態を体感できました。
剣道の面を付けて強めに打って頂くと、相手の剣を返せておらず、簡単に崩されてしまうことを実感しました。
上肢の力を抜き、下肢の働きを伝えていくことで、全身の働きを活かせる身勢を取れるようにしていくことが、如何に重要かを感じました。
腕を把持してもらい、相手の支えが無くなると重力に沿って落下するところまで脱力していく練習をしました。
接点を残したまま、前腕との軸が合う位置で中指を伸ばしていくと、手関節の背側が決まり、労宮の意識が高まることを感じました。
他は力を抜いたまま、手の内で労宮を転がすと、見た目の動き以上の力が相手に伝わることを体感しました。
◆「真理は自分の中に」
本日、高野山で行われている秋の「結縁灌頂」(金剛界)を受けて来ました。
「結縁灌頂」とは、目隠しをして曼荼羅(今回は金剛界)の上に花や樒(しきみ)を落と
し、落ちた場所の御仏と「ご縁を結ぶ儀式」の言います。
高野山は我が家の墓所なのですが、そこで行われる「結縁灌頂」は春・秋の3日のみ
で、仕事の都合がなかなかつかず、今回、ようやくの参加となりました。
毎年、沢山の方がご参加で、巡礼を兼ね、泊まり込みで受け付けに備える(予約不可
の為)方も多く、受付8時を目指し、始発で大阪を出発。
残念ながら最初の第一班には漏れましたが、9時からの第二班の先頭に入ることが
出来ました。
会場は「根本大塔」(立体曼陀羅のある)の横の金堂で行われました。
◆10/1 フレームを広げる
世話役です。
僭越ながら、ほんのちょっぴり永くさせて頂いている私としては、OAさんにギラギラして欲しいと考えていました。
私個人としては、ギラギラした人、ガツガツした人は嫌いなのですが、人の能力には振り幅が必要だと考えています。
私は人の内面については観る能力はありませんが、身体操法については凄く繊細で、小川の流れるような人は、大河のような大雑把な人より上達が早いと思います。
私の個人的な感覚ですが、その繊細さに不安感が生まれた時、流れる先に方向性に迷うケースがあります。
そういう時に逆のベクトル幅の稽古をします。
面を着けて貰い、吹っ飛んで貰ったり、通常の3倍増し位で腰を落として貰ったり、御自分のシンケンゼミで抜刀して貰ったりです。
そうすれば、これまで自分が無意識的にしてこなかった事が観えてこないでしょうか。
逆のタイプの方には、コンフォートになって頂こうと思います。
#楽隠居です
東雲道場のIYさんは、いろいろと工夫しながら参加者に稽古を付けておられるのが、よく分かります。
今日は、個人レッスンの予約がキャンセルされましたので、次回の東雲道場での研究会で稽古する内容を考えていました。
古いカレンダーの裏に、三学・九箇・燕飛・天狗抄の太刀名を書き、その重要ポイントを書き出しながら、それぞれの形の共通項を紐解こうとしています。
形が先に存在したはずはないと信じているからです。
まだ、ほとんど纏まっていませんが、考え方としては面白いのではないかと、今のところは思っています。でも実際には、なかなか難しい作業です。
次に、二十七箇条截相と外伝試合勢法を砕きと考えて、勝口を抽出すると、妙が見えてくるのではないかと、妙な考えを持っています。
参加者の皆さんともご一緒に、出来るだけシンプルな考え方が出来るようにしたいのです。
合気斬りで、付ける・入れる・抜くが自由に出来るレベルを目指しています。
それが、本当の意味での合気剣になるかもしれないからです。
私、お得意の孟宗竹ですが・・・
参照1:独自の研究と修正
参照2:道は己の中に
参照3:「ひとり遊び」の楽しみ方
参照4:砕きについて
参照5:体育会系は不思議
【今年もこんなんでましたので、おまけとして貼り付けておきます。
私自身の為の覚え書きなので、解説はできません。興味のある方は下の参照をご一読ください。
・同じ事 ずっとしていて なに変わる
・虚や実に 問い掛けながら 息してる
・息入り つながっていく 我がからだ
・つながれば ちゃんと肚から 動けてる
・トランスも カタレプシーも 合気かな
◎後輩にアドバイスするときの心得
・その人の 半歩先をば 指し示し
あとは自得を 待つばかりなり】
◆稽古記録02
東雲道場 2014.10.01
昨日は、東雲道場で、IYさんに稽古を付けて頂きました。
振り上げた位置から、落下に任せて剣を落とし、当たった相手の剣に付ける練習をしました。
肋骨を浮かせたまま、鼠径部がくわえ込まれる位置に折り畳めると、股関節の意識を保ったまま、左右の脚を入れ替えることが出来ました。
間合いを広く取って、深く腰を落とし、大きく動くことで、重心の高さが下がり下肢の働きが相手に伝わる状態を体感できました。
剣道の面を付けて強めに打って頂くと、相手の剣を返せておらず、簡単に崩されてしまうことを実感しました。
上肢の力を抜き、下肢の働きを伝えていくことで、全身の働きを活かせる身勢を取れるようにしていくことが、如何に重要かを感じました。
腕を把持してもらい、相手の支えが無くなると重力に沿って落下するところまで脱力していく練習をしました。
接点を残したまま、前腕との軸が合う位置で中指を伸ばしていくと、手関節の背側が決まり、労宮の意識が高まることを感じました。
他は力を抜いたまま、手の内で労宮を転がすと、見た目の動き以上の力が相手に伝わることを体感しました。
◆「真理は自分の中に」
本日、高野山で行われている秋の「結縁灌頂」(金剛界)を受けて来ました。
「結縁灌頂」とは、目隠しをして曼荼羅(今回は金剛界)の上に花や樒(しきみ)を落と
し、落ちた場所の御仏と「ご縁を結ぶ儀式」の言います。
高野山は我が家の墓所なのですが、そこで行われる「結縁灌頂」は春・秋の3日のみ
で、仕事の都合がなかなかつかず、今回、ようやくの参加となりました。
毎年、沢山の方がご参加で、巡礼を兼ね、泊まり込みで受け付けに備える(予約不可
の為)方も多く、受付8時を目指し、始発で大阪を出発。
残念ながら最初の第一班には漏れましたが、9時からの第二班の先頭に入ることが
出来ました。
会場は「根本大塔」(立体曼陀羅のある)の横の金堂で行われました。
◆10/1 フレームを広げる
世話役です。
僭越ながら、ほんのちょっぴり永くさせて頂いている私としては、OAさんにギラギラして欲しいと考えていました。
私個人としては、ギラギラした人、ガツガツした人は嫌いなのですが、人の能力には振り幅が必要だと考えています。
私は人の内面については観る能力はありませんが、身体操法については凄く繊細で、小川の流れるような人は、大河のような大雑把な人より上達が早いと思います。
私の個人的な感覚ですが、その繊細さに不安感が生まれた時、流れる先に方向性に迷うケースがあります。
そういう時に逆のベクトル幅の稽古をします。
面を着けて貰い、吹っ飛んで貰ったり、通常の3倍増し位で腰を落として貰ったり、御自分のシンケンゼミで抜刀して貰ったりです。
そうすれば、これまで自分が無意識的にしてこなかった事が観えてこないでしょうか。
逆のタイプの方には、コンフォートになって頂こうと思います。
#楽隠居です
東雲道場のIYさんは、いろいろと工夫しながら参加者に稽古を付けておられるのが、よく分かります。
今日は、個人レッスンの予約がキャンセルされましたので、次回の東雲道場での研究会で稽古する内容を考えていました。
古いカレンダーの裏に、三学・九箇・燕飛・天狗抄の太刀名を書き、その重要ポイントを書き出しながら、それぞれの形の共通項を紐解こうとしています。
形が先に存在したはずはないと信じているからです。
まだ、ほとんど纏まっていませんが、考え方としては面白いのではないかと、今のところは思っています。でも実際には、なかなか難しい作業です。
次に、二十七箇条截相と外伝試合勢法を砕きと考えて、勝口を抽出すると、妙が見えてくるのではないかと、妙な考えを持っています。
参加者の皆さんともご一緒に、出来るだけシンプルな考え方が出来るようにしたいのです。
合気斬りで、付ける・入れる・抜くが自由に出来るレベルを目指しています。
それが、本当の意味での合気剣になるかもしれないからです。
私、お得意の孟宗竹ですが・・・
参照1:独自の研究と修正
参照2:道は己の中に
参照3:「ひとり遊び」の楽しみ方
参照4:砕きについて
参照5:体育会系は不思議
【今年もこんなんでましたので、おまけとして貼り付けておきます。
私自身の為の覚え書きなので、解説はできません。興味のある方は下の参照をご一読ください。
・同じ事 ずっとしていて なに変わる
・虚や実に 問い掛けながら 息してる
・息入り つながっていく 我がからだ
・つながれば ちゃんと肚から 動けてる
・トランスも カタレプシーも 合気かな
◎後輩にアドバイスするときの心得
・その人の 半歩先をば 指し示し
あとは自得を 待つばかりなり】
by centeringkokyu
| 2014-10-03 00:03
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