2014年 08月 01日
合気道の技の名前? |
☆合気道の基本的な技の紹介
本来は相手の攻撃は千差万別ですので、当然技も千差万別になります、合気道の稽古ではある程度相手の攻撃を分類して絞り込んで想定しているようです。
☆心身統一合気道 体技表
心身統一合気道を三十体技に整理したものです。時と共に技が乱れることを少なくしようとする配慮の元に、このように纏められたそうです。審査会や早稲田祭ではこれに基づいて演舞しています。新入生歓迎演武でも基本的にこの体技表に基づいて演武するので、これを見てから来て貰えれば、よりよく我々の体技が理解出来ると思います。
各体技に秒数が書いてあります。これは、不動心を保って一点から動き、適切な緩急律動をつけ、気力が充実した状態で各体技を行えば、体技が理想的にはこの秒数で完結する、という噂を聞いています。確かに大体このくらいの時間が掛かるようです。
☆合気道の技の名前
合気道には数千の技、ある意味では無限の数の技があると言えるだろうが、そのうち、名前のついている技は非常に少ない。一~五教、四方投げ、入り身投げ、小手返し、回転投げ、天地投げ、十字投げ、肘ひしぎ等と、20もないだろう。
ただ相手の攻撃の方法の「取り」(片手取り、太刀取り、短刀取り、杖取り等)と攻撃の人数の「掛け」(二~五人掛け、多人数掛け)との組み合わせで、技が複雑多様になったように思うのである。
☆リンク先で更新された記事
◆骨盤時計メモ1
骨盤時計
脊柱の外側を意識して動く・脊柱の内面を意識して動くの違いを区別する
呼吸の通り道を観察する
12時ー6時(12時は足先方向・6時は頭方向とした場合)
仙骨内面から順番に動きを追いかける
動きの軸をだんだん細くする
股関節の軸を上手く使うために大転子・恥骨結合・仙骨のバランス関係を意識する
12時方向へ細く息を吸いながら臨界点を探る
6時方向へ行く際は恥骨結合を止めて仙骨を巻き上げていく
12時方向は仙骨と後頭骨の2点が床と設置して脊柱がアーチを描く
6時方向は頭部と脚が浮き腰背部が床と設置する
◆「力抜き泳法」
久しぶりにプールに行きました。
連日の猛暑もありましたが、呼吸法研究会でのある出来事が気になったからです。
肩に急に筋肉がつき、固まっている参加者がおられました。
不思議に思い、理由を尋ねると「水泳始めました」とのこと。
「何で水泳でカチカチになるねん!!」...思わず言ってしまいましたが(笑)、
実際、そう言う方が大半で、プロも肩を壊している方は多く、手術痕をよく見かけます。
何故そうなってしまうのか!?...改めて、取り組むことにしました。
本当に久々なので、先入観なしにメニューを組み立てられたのが印象的です。
まずは、「伏し浮き」ならぬ「仰向け浮き」
掴みどころのない「水」に接する時、私達は陸上に増して、無意識に緊張します。
また脳には「水」や「蛇」などに対する防御反応があるそうです。
そこで「伏し浮き」や「水遊び」から始め、水に慣れ、緊張を解いて行くのですが、
意外に、ここが省略されます。
教える側が重要視や自覚していないことと、
ビジネス上の「CS(顧客満足度)」に欠けるからかもしれません。
◆骨盤時計メモ2
#楽隠居です
相手が手を掴んだとして、恋人同士の場合には、目を見つめ合ってじっとしているかもしれませんが、相手が何かを意図して掴んだ場合には、押す・引く・捻るなどの変化があるはずですし、その強さや角度も常に変化するはずです。【恋人同士の場合にも・・・あるかもね!】ですから、合気柔術の技に名前を付けるというのは難しいと思います。
そして、技に名前を付けると、正しい技を掛けようとして、動き方を稽古します。しかし、合気というのは、『相手の力を無力化し、相手を自分の一部にしてしまう技である』との説もありますように、相手と一体化することで、技が生まれる(武産)と考えているのではないでしょうか。
ですから、『喰い込み・喰い合わせ・喰いとどまる』が大切で、後はおまけじゃ!どうして、君たちは、おまけばかり稽古するのじゃ!と言われた通り、○○投げは、おまけでしかないんでしょうね。
旧表紙にも引用しましたように、
・柔術を形としてやるのが一番悪い。実際に全然使い物にならなくなってしまう。変化が大事なのだ。
・こうしてやろう、ああしてやろうという欲を棄てなければなりません。頭で判断して動くのではなく、五感の反応にまかせてしまったとき、初めて自由にさばくことができます。
・合気技と関節技は、技の原理が全く異なっており、極端に言えば、両者の術理は対極にあると言ってもよい。従って、関節技の稽古をどれ程重ねても、それだけでは絶対に合気には到達できないのである。
しかし、いったいどのような稽古をすれば、相手と一体となれるのでしょうか?それが問題です。
とりあえず、「力抜き」と「骨盤時計」を工夫してから
色につき 色に従う 稽古を始めますか?
参照1:攻め懸かり稽古
参照2:お稽古の感想
参照3:合気道と新陰流
参照4:「骨盤時計」のまとめ
参照5:「道歌」ブログ内検索抜粋
本来は相手の攻撃は千差万別ですので、当然技も千差万別になります、合気道の稽古ではある程度相手の攻撃を分類して絞り込んで想定しているようです。
☆心身統一合気道 体技表
心身統一合気道を三十体技に整理したものです。時と共に技が乱れることを少なくしようとする配慮の元に、このように纏められたそうです。審査会や早稲田祭ではこれに基づいて演舞しています。新入生歓迎演武でも基本的にこの体技表に基づいて演武するので、これを見てから来て貰えれば、よりよく我々の体技が理解出来ると思います。
各体技に秒数が書いてあります。これは、不動心を保って一点から動き、適切な緩急律動をつけ、気力が充実した状態で各体技を行えば、体技が理想的にはこの秒数で完結する、という噂を聞いています。確かに大体このくらいの時間が掛かるようです。
☆合気道の技の名前
合気道には数千の技、ある意味では無限の数の技があると言えるだろうが、そのうち、名前のついている技は非常に少ない。一~五教、四方投げ、入り身投げ、小手返し、回転投げ、天地投げ、十字投げ、肘ひしぎ等と、20もないだろう。
ただ相手の攻撃の方法の「取り」(片手取り、太刀取り、短刀取り、杖取り等)と攻撃の人数の「掛け」(二~五人掛け、多人数掛け)との組み合わせで、技が複雑多様になったように思うのである。
☆リンク先で更新された記事
◆骨盤時計メモ1
骨盤時計
脊柱の外側を意識して動く・脊柱の内面を意識して動くの違いを区別する
呼吸の通り道を観察する
12時ー6時(12時は足先方向・6時は頭方向とした場合)
仙骨内面から順番に動きを追いかける
動きの軸をだんだん細くする
股関節の軸を上手く使うために大転子・恥骨結合・仙骨のバランス関係を意識する
12時方向へ細く息を吸いながら臨界点を探る
6時方向へ行く際は恥骨結合を止めて仙骨を巻き上げていく
12時方向は仙骨と後頭骨の2点が床と設置して脊柱がアーチを描く
6時方向は頭部と脚が浮き腰背部が床と設置する
◆「力抜き泳法」
久しぶりにプールに行きました。
連日の猛暑もありましたが、呼吸法研究会でのある出来事が気になったからです。
肩に急に筋肉がつき、固まっている参加者がおられました。
不思議に思い、理由を尋ねると「水泳始めました」とのこと。
「何で水泳でカチカチになるねん!!」...思わず言ってしまいましたが(笑)、
実際、そう言う方が大半で、プロも肩を壊している方は多く、手術痕をよく見かけます。
何故そうなってしまうのか!?...改めて、取り組むことにしました。
本当に久々なので、先入観なしにメニューを組み立てられたのが印象的です。
まずは、「伏し浮き」ならぬ「仰向け浮き」
掴みどころのない「水」に接する時、私達は陸上に増して、無意識に緊張します。
また脳には「水」や「蛇」などに対する防御反応があるそうです。
そこで「伏し浮き」や「水遊び」から始め、水に慣れ、緊張を解いて行くのですが、
意外に、ここが省略されます。
教える側が重要視や自覚していないことと、
ビジネス上の「CS(顧客満足度)」に欠けるからかもしれません。
◆骨盤時計メモ2
#楽隠居です
相手が手を掴んだとして、恋人同士の場合には、目を見つめ合ってじっとしているかもしれませんが、相手が何かを意図して掴んだ場合には、押す・引く・捻るなどの変化があるはずですし、その強さや角度も常に変化するはずです。【恋人同士の場合にも・・・あるかもね!】ですから、合気柔術の技に名前を付けるというのは難しいと思います。
そして、技に名前を付けると、正しい技を掛けようとして、動き方を稽古します。しかし、合気というのは、『相手の力を無力化し、相手を自分の一部にしてしまう技である』との説もありますように、相手と一体化することで、技が生まれる(武産)と考えているのではないでしょうか。
ですから、『喰い込み・喰い合わせ・喰いとどまる』が大切で、後はおまけじゃ!どうして、君たちは、おまけばかり稽古するのじゃ!と言われた通り、○○投げは、おまけでしかないんでしょうね。
旧表紙にも引用しましたように、
・柔術を形としてやるのが一番悪い。実際に全然使い物にならなくなってしまう。変化が大事なのだ。
・こうしてやろう、ああしてやろうという欲を棄てなければなりません。頭で判断して動くのではなく、五感の反応にまかせてしまったとき、初めて自由にさばくことができます。
・合気技と関節技は、技の原理が全く異なっており、極端に言えば、両者の術理は対極にあると言ってもよい。従って、関節技の稽古をどれ程重ねても、それだけでは絶対に合気には到達できないのである。
しかし、いったいどのような稽古をすれば、相手と一体となれるのでしょうか?それが問題です。
とりあえず、「力抜き」と「骨盤時計」を工夫してから
色につき 色に従う 稽古を始めますか?
参照1:攻め懸かり稽古
参照2:お稽古の感想
参照3:合気道と新陰流
参照4:「骨盤時計」のまとめ
参照5:「道歌」ブログ内検索抜粋
by centeringkokyu
| 2014-08-01 00:03
| 合気観照塾