2014年 02月 17日
呼吸を使って身勢を保つ |
☆リンク先で更新された記事
◆観照塾 26・2・15
吐いて、預けて、吸って、後頚を伸ばし、臀部を締めて、肩の力を抜いて、吐いて。
誘導して頂いて『細く使っている』事をはっきり体感できた。
竹刀を長く使えた感じもした。
締めた臀部から引いた後頚の間に軸ができ、吸って、弛めて、吐いて、の中で寄ってきて『細さ』が生まれてくる。
寄せていくために、他のポジションが大切。肘の高さ。肋骨の高さ。足の幅。目線の位置。
◆呼吸で体内感覚を養う
要らない力ややる気が出た時との区別が出来る稽古でした。
あくまでも呼吸で自分を整える所から始める。
呼吸・体内操作・意念
付ける・入れる・抜く
一週間、呼吸で体内感覚を養い体内操作の練習します。
◆「懸待表裏」
懸をもって懸と為し待をもって待と為すは常の事なり
懸懸に非ず待待に非ず
懸は意待に在り待は意懸に在り
牡丹花下の睡猫児(すいみょうじ)学ぶ者此句を透得して識る可
若し又向上人来らば更に不伝の妙を施さむ
燕飛は懸待表裏の行 五箇の旨趣をもって簡要となす
いわゆる五箇は眼・意・身・手・足也
◆観照文71
合気観照塾 2014.02.15
先日の観照塾では、袋竹刀を使った剣術の稽古がありました。
相手に剣を受けられた状態から、力を抜いて体幹の内部を締めていくことで、袋竹刀同士の接点の圧力が高まり、一点に集約されていく様子を観察しました。
その点が抜けないように、袋竹刀から順に自分自身の緩みも取って行けると、細さを保ったまま、呼吸によって同調し始めることを感じられました。
そして、相手の手首から肘、肩、首へと、その時々の変化に合わせながら、息を吸っていくことで繋げられることを教えて頂きました。
体幹の動きを相手に伝えるためには、剣や相手との関係性の中で、四肢の力が抜け、脊柱が通った姿勢を見つけていく必要性を感じました。
参照1:全ての事柄は力が自由に抜けなければ
参照2:自分に質問を投げかけ探求する
参照3:二天一流は二刀流ではない
参照4:知るための訓練 スローモーション
参照5:付ける拍子
参照6:待つこととリズム
#楽隠居です
土曜日の観照塾では、心の色に関して稽古するつもりだったんですが、武道館に着いて皆さんの様子を見せて頂くと、真面目に袋撓でバンバン稽古をしておられたので、急遽付ける拍子の稽古をすることにしました。
自分の剣の物打ちを相手に接触させたまま、相手の力を受けないようにしながら、力を抜く稽古をしていただきました。
そして、力が抜けると合気が入れられるということも検証していただきました。
呼吸を使って身勢を保ち、相手との接点と足の裏の力を受ける点は実にして、他の筋肉は伸ばしたまま細くなると・・・反作用を・・・
大切な事は、自分の体内操作と呼吸と意念を使うということになりますか?
力一杯稽古をして、力が抜けるようになることも大切ですが、あまりやりすぎると筋肉が固まり、感覚が麻痺してしまう恐れがあります。ご注意下さい。
日曜日の長堀教室も、まず呼吸をしながら頭部と首のベストポジションを見つけ、呼吸に合わせて身体の力を抜きながら、体幹の筋肉を伸ばすということを体験していただきました。
今回は、3人お休みでしたので、ゆっくり皆さんの様子を見ながらレッスンを組み立てられたのではないかと、自画自賛しています。
後半のバランス☆運動療法上級は、M岡さんと二人だけでしたので、治療時の体内操作を確認すると称して、私の治療をしていただきました。本当に有り難うございました。
度々の引用で恐縮ですが、武道歌撰集 二之巻から抜粋しておきます。
足手より 動きたちたる 兵法は まよふ心の やみうちとしれ
気は早く 心は静か 身は軽く 目は明らかに 業ははげしく
相気をば 避けて勝つべき 道なるに 何とて松の 風にさわげる
待ちもすな 懸る心も さだむなよ 味は敵より 出る物なり
見は身の 主人とおもひ 定めつつ 少しもつかふ 事なかれただ
雲霞 隔ててとほき 方だにも 観じてみれば 只せつななり
敵のうつ はやき太刀とて 恐るなよ 観の目付を 学びとりなば
兵法の 習くもらぬ 月かげも にごる水には うつりかねつつ
◆観照塾 26・2・15
吐いて、預けて、吸って、後頚を伸ばし、臀部を締めて、肩の力を抜いて、吐いて。
誘導して頂いて『細く使っている』事をはっきり体感できた。
竹刀を長く使えた感じもした。
締めた臀部から引いた後頚の間に軸ができ、吸って、弛めて、吐いて、の中で寄ってきて『細さ』が生まれてくる。
寄せていくために、他のポジションが大切。肘の高さ。肋骨の高さ。足の幅。目線の位置。
◆呼吸で体内感覚を養う
要らない力ややる気が出た時との区別が出来る稽古でした。
あくまでも呼吸で自分を整える所から始める。
呼吸・体内操作・意念
付ける・入れる・抜く
一週間、呼吸で体内感覚を養い体内操作の練習します。
◆「懸待表裏」
懸をもって懸と為し待をもって待と為すは常の事なり
懸懸に非ず待待に非ず
懸は意待に在り待は意懸に在り
牡丹花下の睡猫児(すいみょうじ)学ぶ者此句を透得して識る可
若し又向上人来らば更に不伝の妙を施さむ
燕飛は懸待表裏の行 五箇の旨趣をもって簡要となす
いわゆる五箇は眼・意・身・手・足也
◆観照文71
合気観照塾 2014.02.15
先日の観照塾では、袋竹刀を使った剣術の稽古がありました。
相手に剣を受けられた状態から、力を抜いて体幹の内部を締めていくことで、袋竹刀同士の接点の圧力が高まり、一点に集約されていく様子を観察しました。
その点が抜けないように、袋竹刀から順に自分自身の緩みも取って行けると、細さを保ったまま、呼吸によって同調し始めることを感じられました。
そして、相手の手首から肘、肩、首へと、その時々の変化に合わせながら、息を吸っていくことで繋げられることを教えて頂きました。
体幹の動きを相手に伝えるためには、剣や相手との関係性の中で、四肢の力が抜け、脊柱が通った姿勢を見つけていく必要性を感じました。
参照1:全ての事柄は力が自由に抜けなければ
参照2:自分に質問を投げかけ探求する
参照3:二天一流は二刀流ではない
参照4:知るための訓練 スローモーション
参照5:付ける拍子
参照6:待つこととリズム
#楽隠居です
土曜日の観照塾では、心の色に関して稽古するつもりだったんですが、武道館に着いて皆さんの様子を見せて頂くと、真面目に袋撓でバンバン稽古をしておられたので、急遽付ける拍子の稽古をすることにしました。
自分の剣の物打ちを相手に接触させたまま、相手の力を受けないようにしながら、力を抜く稽古をしていただきました。
そして、力が抜けると合気が入れられるということも検証していただきました。
呼吸を使って身勢を保ち、相手との接点と足の裏の力を受ける点は実にして、他の筋肉は伸ばしたまま細くなると・・・反作用を・・・
大切な事は、自分の体内操作と呼吸と意念を使うということになりますか?
力一杯稽古をして、力が抜けるようになることも大切ですが、あまりやりすぎると筋肉が固まり、感覚が麻痺してしまう恐れがあります。ご注意下さい。
日曜日の長堀教室も、まず呼吸をしながら頭部と首のベストポジションを見つけ、呼吸に合わせて身体の力を抜きながら、体幹の筋肉を伸ばすということを体験していただきました。
今回は、3人お休みでしたので、ゆっくり皆さんの様子を見ながらレッスンを組み立てられたのではないかと、自画自賛しています。
後半のバランス☆運動療法上級は、M岡さんと二人だけでしたので、治療時の体内操作を確認すると称して、私の治療をしていただきました。本当に有り難うございました。
度々の引用で恐縮ですが、武道歌撰集 二之巻から抜粋しておきます。
足手より 動きたちたる 兵法は まよふ心の やみうちとしれ
気は早く 心は静か 身は軽く 目は明らかに 業ははげしく
相気をば 避けて勝つべき 道なるに 何とて松の 風にさわげる
待ちもすな 懸る心も さだむなよ 味は敵より 出る物なり
見は身の 主人とおもひ 定めつつ 少しもつかふ 事なかれただ
雲霞 隔ててとほき 方だにも 観じてみれば 只せつななり
敵のうつ はやき太刀とて 恐るなよ 観の目付を 学びとりなば
兵法の 習くもらぬ 月かげも にごる水には うつりかねつつ
by centeringkokyu
| 2014-02-17 00:08
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