2014年 01月 17日
合気を応用した接触鍼 |
合気で○○投げを稽古していた頃は、形を真似ることにこだわっていましたが、合気を入れる度に現状が変化していることを感じられるようになり、その都度、気になった接点及び方向を選ぶようにしています。
また、接点や方向も目安として、定まったラインや位置には拘らないようにしています。
合気をかける際は、接点から伝わる感覚や、自分自身の内部で起こっている変化を受け取りながら、目線は全体に置いておくことで、視野を広げられることを感じています。
以前は、相手との接点から先へ向かう方向へ意識が傾いていましたが、接点から後方への繋がりまで意識しながら行なうことの大切さが分かってきました。(引きと攻め?)
合気を入れる方向は、立ち位置あるいは接点の向きを変えることで、自分自身の背骨が立ち、丹田に重みが感じられる側を選んでいます。
骨盤が前後に傾く締めによって合気を入れ、左右に剪断【物体内部のある面に沿って両側部分を互いにずれさせるような作用。】する動きによって、重みが増す方向へ接点を回旋させています。(纏絲勁&抽絲勁?)
そこから、体幹の動きによって、左手と右手のバランスを取り続け、より掛かるほうへと辿っていくことで相手の身体を繋げていけることを感じています。
自分自身の掛かり方に比例して、接点の充実感が増し、それが弛み始め、逆向きの流れが接点を通り過ぎる瞬間に脱力して抜くようにしています。
接点の重みが弛みにくい場合は、接点を、繋がりが途切れない方向に回旋したり、合気を小さく入れたり抜いたりしてから、一番弛みやすいところで抜くようにしています。
重みの感触は相手によって様々で、それによって、西江水の利かし方を変えていくことの必要性が分かってきました。
また、働きかけたい経路へ繋げていくためには、選んだ接点によって、接点の方向や弛みを取る深さを調整することの重要性を感じています。
#楽隠居です
知覚変動から抜粋し、単語を少々入れ替えてみました。是非とも原文を読んで比較してみて下さい。
▼元記事の最初の部分だけ引用させていただきます。
継続して物事に取り組むとき、変えようとして変わるだけではなく、気付いたら変わっていたということも、しばしば経験します。
その変化を通り過ぎてしまうのではなく、出来る限り認識していくことが、前に進んでいくためには重要では無いかと考えています。
最近、鍼治療を行なっているときの感覚も、少しずつ変わっていることを感じています。
視診や切診は、診断と言うよりは、現状の把握と施術前後の変化を確認するために行ない、全体としてのバランスを診ることを意識しています。
それから、どの経絡あるいは経穴が強まっているか弱まっているかを診て、それらが改善することを意識して施術を行なっています。
参照1:提と按についての提案
参照2:思考と知的能力は、自動的・習慣的行動の敵
また、接点や方向も目安として、定まったラインや位置には拘らないようにしています。
合気をかける際は、接点から伝わる感覚や、自分自身の内部で起こっている変化を受け取りながら、目線は全体に置いておくことで、視野を広げられることを感じています。
以前は、相手との接点から先へ向かう方向へ意識が傾いていましたが、接点から後方への繋がりまで意識しながら行なうことの大切さが分かってきました。(引きと攻め?)
合気を入れる方向は、立ち位置あるいは接点の向きを変えることで、自分自身の背骨が立ち、丹田に重みが感じられる側を選んでいます。
骨盤が前後に傾く締めによって合気を入れ、左右に剪断【物体内部のある面に沿って両側部分を互いにずれさせるような作用。】する動きによって、重みが増す方向へ接点を回旋させています。(纏絲勁&抽絲勁?)
そこから、体幹の動きによって、左手と右手のバランスを取り続け、より掛かるほうへと辿っていくことで相手の身体を繋げていけることを感じています。
自分自身の掛かり方に比例して、接点の充実感が増し、それが弛み始め、逆向きの流れが接点を通り過ぎる瞬間に脱力して抜くようにしています。
接点の重みが弛みにくい場合は、接点を、繋がりが途切れない方向に回旋したり、合気を小さく入れたり抜いたりしてから、一番弛みやすいところで抜くようにしています。
重みの感触は相手によって様々で、それによって、西江水の利かし方を変えていくことの必要性が分かってきました。
また、働きかけたい経路へ繋げていくためには、選んだ接点によって、接点の方向や弛みを取る深さを調整することの重要性を感じています。
#楽隠居です
知覚変動から抜粋し、単語を少々入れ替えてみました。是非とも原文を読んで比較してみて下さい。
▼元記事の最初の部分だけ引用させていただきます。
継続して物事に取り組むとき、変えようとして変わるだけではなく、気付いたら変わっていたということも、しばしば経験します。
その変化を通り過ぎてしまうのではなく、出来る限り認識していくことが、前に進んでいくためには重要では無いかと考えています。
最近、鍼治療を行なっているときの感覚も、少しずつ変わっていることを感じています。
視診や切診は、診断と言うよりは、現状の把握と施術前後の変化を確認するために行ない、全体としてのバランスを診ることを意識しています。
それから、どの経絡あるいは経穴が強まっているか弱まっているかを診て、それらが改善することを意識して施術を行なっています。
参照1:提と按についての提案
参照2:思考と知的能力は、自動的・習慣的行動の敵
by centeringkokyu
| 2014-01-17 00:03
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