2005年 06月 17日
緊張させる |
初歩的な呼吸法に関しては、皆さん一応身につけて頂けたようですので、そろそろ身体全体をバランス良く緊張させて、中心軸を最大限に意識できる動きを稽古していきたいと考えています。
息を吸い込んだ状態のままで保ちながら、横隔膜を上下できるようになってきましたので、ある程度は緊張しないで身体を動かす事が出来るはずです。そこで、全身を中心軸に寄せるという気持ちで、臨界点まで身体を緊張させる稽古をします。その時にも、横隔膜は「頸椎を押し上げる→ニュートラルの状態→会陰の方向に押し下げる」という単純な動きしかしていない事に注意してください。12時→中心→6時というイメージです。
このような単純な動きを、ゆっくり数回繰り返すだけで、徐々に自分の身体を立体的に感じ取ることが出来るようになるかもしれません。自分が上手に動かし難い部分に、中心を意識しながら、呼吸を吸い込むような動作をしてみてから、身体の変化をチェックしてください。
しかし、まずは動かし易い方向の動きを3回ぐらいやってみてから、動かし難い方向を1回だけやってみて、身体の使い方の違いを確認して頂きたいと思います。
会陰・丹田・命門・横隔膜・肋骨・頸椎など、重要な部分の動きを明確に認識出来るということが、神経訓練になるのだと思います。
前回のブログが、意識を使うというところで終わってしまいましたので、「出来ている積もりで、意識を使う稽古をすると、何時まで経っても自分の身体の隅々までを認識できるようにはならない。意識的に緊張させる事が出来ない部分は、弛める事もできない。」という事を念のために書いておきます。
息を吸い込んだ状態のままで保ちながら、横隔膜を上下できるようになってきましたので、ある程度は緊張しないで身体を動かす事が出来るはずです。そこで、全身を中心軸に寄せるという気持ちで、臨界点まで身体を緊張させる稽古をします。その時にも、横隔膜は「頸椎を押し上げる→ニュートラルの状態→会陰の方向に押し下げる」という単純な動きしかしていない事に注意してください。12時→中心→6時というイメージです。
このような単純な動きを、ゆっくり数回繰り返すだけで、徐々に自分の身体を立体的に感じ取ることが出来るようになるかもしれません。自分が上手に動かし難い部分に、中心を意識しながら、呼吸を吸い込むような動作をしてみてから、身体の変化をチェックしてください。
しかし、まずは動かし易い方向の動きを3回ぐらいやってみてから、動かし難い方向を1回だけやってみて、身体の使い方の違いを確認して頂きたいと思います。
会陰・丹田・命門・横隔膜・肋骨・頸椎など、重要な部分の動きを明確に認識出来るということが、神経訓練になるのだと思います。
前回のブログが、意識を使うというところで終わってしまいましたので、「出来ている積もりで、意識を使う稽古をすると、何時まで経っても自分の身体の隅々までを認識できるようにはならない。意識的に緊張させる事が出来ない部分は、弛める事もできない。」という事を念のために書いておきます。
by centeringkokyu
| 2005-06-17 20:54
| 呼吸法中心塾