2012年 09月 28日
身体内部の奥行の状態を感じ取りやすくなる |
▼KTさんからのメール
K野先生 本日は、私のために時間を割いて、身体の調整と、そして手(労宮)の作り方のご指導をして頂きましてありがとうございました。 調整前後と比較して、明らかに先生の肌から私の労宮に伝わる情報に奥行きが出たのが実感できました。
あれから、治療院での診察でも、先生に調整して頂いた直後ほどではないものの、普段よりはっきりと患者さんの虚実の反応を捉えることができました。また、夕方から、結構多くの患者さんに来院して頂いたのですが、疲れもあまり感じておりません。 自身の身体のバランスが整うと、気持ちも落ち着き、自然と感覚が高まるという当たり前のことを、身体で実感できたことが本日の大きな収穫でした。
調整して頂く前は、先生のお身体を初めて拝見させて頂くという緊張があったせいか、手の動きもぎこちなく、また身体のどこを利かしてなどと、考えがちな自分がいました。要するに、目の前の先生の身体を素直にみれずに、邪念が入っていた状態でした。
しかし、調整して頂いた後は、自然とスッと先生のお身体に触れることが出来ました。
だからこそ、調整前より無心になって触れられ、身体内部の奥行の状態を感じ取りやすくなりました。
診察中は、治療をする者にとって、いわば試合なのですから、そのときに身体のどこを利かそうとか考えている時点で、身体に余計な居着きが生じてしまうのでしょう。
改めて、事前の自身の身体作りが大切なことを気付かされました。
そのことにより、自然と自分自身に落ち着きが生まれ、邪心さえなければ、相手(患者)をいたわる治療者としての心持ちに繋がっていくのだと感じました。
また、労宮の作り方では、親指の押し引きや、道具の重さが腹に伝わるような持ち方の工夫をご指導して頂き、今後の自身の稽古課題となりました。
まだ、身体で把握しきれていない部分があるかと思いますので、チェックも兼ねて、また後日、先生の所に伺わせて頂ければありがたく思います。
では、取り急ぎ、本日のお礼まで。
今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い致します。
#楽隠居です
KTさんが、個人レッスンを受けに来てくださいました。レッスンの目的としては、バランス☆運動療法での調整前と調整後の脈診や触診など、感覚の変化を確認したいということでした。
調整後の触診は、診断即治療という感じがして、とても気持ちが良かったです。打鍼も体験させていただけましたので、次の来客までの時間に少し昼寝してしまいました。
先週は、N山さんが個人レッスンを受けに来てくださり、「修正が必要なのは自分の身体と発想です。」という感想を述べておられました。
身体が出来た分だけしか、技術はついてこないと思っています。そして、いろんな情報を受け取る能力と、情報を発信する能力も同じだと考えています。
自分の目的に合わせて、身体を創る方法を自得していただきたいと願っています。
参照1:鍼を皮膚に接触させた時の撓みと筆を紙に当てる瞬間
参照2:諸道諸芸の奥義は無心を体得すること
参照3:自ら会得せしこと以外に 伝え授けること出来ざる也
参照4:心眼で見透す
参照5:一以之貫・閑古錐・一夜落花雨
参照6:額と腹とみぞおち
参照7:上丹田と下丹田
☆リンク先で更新された記事
・「掛ると掛ける」
・センタリングと経絡と延命学
・「好きにして~」って…。
・「筆選び」
K野先生 本日は、私のために時間を割いて、身体の調整と、そして手(労宮)の作り方のご指導をして頂きましてありがとうございました。 調整前後と比較して、明らかに先生の肌から私の労宮に伝わる情報に奥行きが出たのが実感できました。
あれから、治療院での診察でも、先生に調整して頂いた直後ほどではないものの、普段よりはっきりと患者さんの虚実の反応を捉えることができました。また、夕方から、結構多くの患者さんに来院して頂いたのですが、疲れもあまり感じておりません。 自身の身体のバランスが整うと、気持ちも落ち着き、自然と感覚が高まるという当たり前のことを、身体で実感できたことが本日の大きな収穫でした。
調整して頂く前は、先生のお身体を初めて拝見させて頂くという緊張があったせいか、手の動きもぎこちなく、また身体のどこを利かしてなどと、考えがちな自分がいました。要するに、目の前の先生の身体を素直にみれずに、邪念が入っていた状態でした。
しかし、調整して頂いた後は、自然とスッと先生のお身体に触れることが出来ました。
だからこそ、調整前より無心になって触れられ、身体内部の奥行の状態を感じ取りやすくなりました。
診察中は、治療をする者にとって、いわば試合なのですから、そのときに身体のどこを利かそうとか考えている時点で、身体に余計な居着きが生じてしまうのでしょう。
改めて、事前の自身の身体作りが大切なことを気付かされました。
そのことにより、自然と自分自身に落ち着きが生まれ、邪心さえなければ、相手(患者)をいたわる治療者としての心持ちに繋がっていくのだと感じました。
また、労宮の作り方では、親指の押し引きや、道具の重さが腹に伝わるような持ち方の工夫をご指導して頂き、今後の自身の稽古課題となりました。
まだ、身体で把握しきれていない部分があるかと思いますので、チェックも兼ねて、また後日、先生の所に伺わせて頂ければありがたく思います。
では、取り急ぎ、本日のお礼まで。
今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い致します。
#楽隠居です
KTさんが、個人レッスンを受けに来てくださいました。レッスンの目的としては、バランス☆運動療法での調整前と調整後の脈診や触診など、感覚の変化を確認したいということでした。
調整後の触診は、診断即治療という感じがして、とても気持ちが良かったです。打鍼も体験させていただけましたので、次の来客までの時間に少し昼寝してしまいました。
先週は、N山さんが個人レッスンを受けに来てくださり、「修正が必要なのは自分の身体と発想です。」という感想を述べておられました。
身体が出来た分だけしか、技術はついてこないと思っています。そして、いろんな情報を受け取る能力と、情報を発信する能力も同じだと考えています。
自分の目的に合わせて、身体を創る方法を自得していただきたいと願っています。
参照1:鍼を皮膚に接触させた時の撓みと筆を紙に当てる瞬間
参照2:諸道諸芸の奥義は無心を体得すること
参照3:自ら会得せしこと以外に 伝え授けること出来ざる也
参照4:心眼で見透す
参照5:一以之貫・閑古錐・一夜落花雨
参照6:額と腹とみぞおち
参照7:上丹田と下丹田
☆リンク先で更新された記事
・「掛ると掛ける」
・センタリングと経絡と延命学
・「好きにして~」って…。
・「筆選び」
by centeringkokyu
| 2012-09-28 23:41
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