2005年 05月 19日
交差する線 |
私が初めて二本の線が交差するということを意識したのは、新陰流を習ってからでした。「人中路」と「嶺谷」と「刃筋」と「手の内」を意識して稽古をしないと、形をいくら覚えても、身勢をつくることは出来ないと思ったのです。ですから、一人稽古の方法をいろいろと考えた訳です。「人中路」と「嶺谷」が、交差する事を意識するための稽古方法は、「提歩素振り」の中にあります。
先ず、「人中路」を意識する稽古である、
1 真直ぐ中段 2 正面打ち 3 正面廻し打ち
が正確に出来ることが、必要最低限の条件になります。
次に、人中路を気責めで押さえながら、「嶺谷」と「刃筋」を意識する稽古として、
4 袈裟廻し打ち 5 中段捩り込み 6 上段捩り込み があります。
これらは、提歩ですから、自分の上半身を真っ直ぐに保つ為の稽古でもあり、ここでは、相手を押さえるということは、軽く意識する程度にして、呼吸と動作と意識の一致が主な目的になっています。
「袋撓いでの相対稽古」にも同じ趣旨の動作があります。勿論、提歩素振りは、こちらの稽古のための準備だと考えています。念のために書き出しておきます。詳しくは、配付資料(歩法と剣術のメニュー)をご覧下さい。
1 正面打ち 2 正面廻し打ち 3 合し打ち
4 中段捻り込み 5 疾雷刀 6 相架け返し 7 相架け流し
8 足を捍ぐ 内側 9 足を捍ぐ 外側 10 水車勢
私は形を覚えられないので、真っ直ぐに斬り下ろす動作と疾雷刀だけを3年くらい稽古しました。直径10センチくらいの立ち木を相手にした疾雷刀の稽古が気に入っていました。「弓腰」と「馬腰」と「西江水」、そして「嶺谷」の稽古としては、最適だと考えたのです。勿論、「手の内」もしっかりしてきます。
先ず、「人中路」を意識する稽古である、
1 真直ぐ中段 2 正面打ち 3 正面廻し打ち
が正確に出来ることが、必要最低限の条件になります。
次に、人中路を気責めで押さえながら、「嶺谷」と「刃筋」を意識する稽古として、
4 袈裟廻し打ち 5 中段捩り込み 6 上段捩り込み があります。
これらは、提歩ですから、自分の上半身を真っ直ぐに保つ為の稽古でもあり、ここでは、相手を押さえるということは、軽く意識する程度にして、呼吸と動作と意識の一致が主な目的になっています。
「袋撓いでの相対稽古」にも同じ趣旨の動作があります。勿論、提歩素振りは、こちらの稽古のための準備だと考えています。念のために書き出しておきます。詳しくは、配付資料(歩法と剣術のメニュー)をご覧下さい。
1 正面打ち 2 正面廻し打ち 3 合し打ち
4 中段捻り込み 5 疾雷刀 6 相架け返し 7 相架け流し
8 足を捍ぐ 内側 9 足を捍ぐ 外側 10 水車勢
私は形を覚えられないので、真っ直ぐに斬り下ろす動作と疾雷刀だけを3年くらい稽古しました。直径10センチくらいの立ち木を相手にした疾雷刀の稽古が気に入っていました。「弓腰」と「馬腰」と「西江水」、そして「嶺谷」の稽古としては、最適だと考えたのです。勿論、「手の内」もしっかりしてきます。
by centeringkokyu
| 2005-05-19 20:21
| 合気観照塾