2012年 05月 20日
鍼を皮膚に接触させた時の撓みと筆を紙に当てる瞬間 |
▼楽隠居からKTさんへのメール
お借りしたDVDを拝見しました。
詳しいことは分かりませんが、腹や背中の診断や鍼を打つ時のリズム感が素晴らしいと思いました。
また、指先や手のひらの使い方も流石ですね。
指先や手のひらを使った引きと攻めや鍼を刺す前の集中と鍼の自然な撓みを利用し、皮膚から迎えに行く時の呼吸もじっくりと感じてみたいと思いました。
何となく筆を紙に当てる瞬間の集中力との共通性があるような気がしました。
貴重なDVDをお貸しいただきまして有り難うございました。
取り急ぎお礼まで。
▼KTさんからの返信
いつもお世話になっております。
貴重なコメントありがとうございます。
頂いたコメントの中に沢山のヒントが詰まっていて、同時に現在の自分自身の課題であることも感じました。
○リズム感
自分自身せっかちなのを自覚しており、自分の間が取れないうちに動作に入る癖があります。
また逆に考え過ぎというか、余計な意識が入ることで、動作として居着きを生じてしまうことがあります。
心の状態、意識、動作の微妙な連携、これらの関係は色々複雑に絡み合っていることと思いますが、今の自分にとっては、それらの関係をシンプルに捉えた方が良さそうに思います。
○集中力
これも余計な雑念が入ることで、動作・相手との関係性においてもぎこちなさを生じさせがちになるのでは、と考えています。
それにしても刺入する際の集中力を筆を紙に当てる時に例えられる表現には、精神状態だけでなく動作もまさに双方似ているので、本当にハッ!といたしました。
鍼を皮膚に接触させた時の撓みと筆を紙に当てる瞬間、本当に似ていますよね。
以前、ブログや稽古の中で触れていただいた“提”と”按”とを重ねて、自らの刺鍼動作にフィードバックさせていこうと思いました。
○指先や手のひらの引きと攻め
これはK野先生でご指導して頂く中で、FR先生ご本人はその様には表現していないものの、まさにその通りの原理が働いていると感じていました。
特に押手で患者さんの皮膚を突っ張らせる動作がその様に感じました。
K野先生、本当に貴重なコメントありがとうございました。
今日以降の臨床や稽古の中で、これらのことを意識的に取り組んでいきます。
まだ自分自身、K野先生のように感じ取れていなない部分が多々あるかと思います。そういったことを、今後の稽古の中で、折に触れて頂ければ幸いです。
では、今後ともご指導の程、よろしくお願い致します。
参照1:考えている暇は無い?
参照2:思考と知的能力は、自動的・習慣的行動の敵
参照3:考えないで感じる稽古
参照4:諸道諸芸の奥義は無心を体得すること
参照5:考えないほどうまくいく
参照6:表現が自由で変化も無限
☆リンク先で更新された記事
・股球法
・4月の連れうどん ぴょんこ姉さんと一緒@讃州
・肩甲骨の位置。
・軸を立てる。
・自分勝手にしない。
・球体
・感想文98
・「呼吸と立体、バランス」
・身体の中の玉
・呼吸と臨界点
#楽隠居です
昨日の観照塾の稽古を、体調不良のために欠席してしまいました。M岡さんが代行を努めてくださり、なかなか興味深い内容だったようです。これまで、皆さんで研究会をしてきておられるので、切り口も新鮮な感じがしますね。
私の体調不良は、日頃の食べ過ぎと孫達がプレゼントしてくれた風邪の菌が原因だと思います。孫達と同じ症状だからです。
薬も飲まず薄いほうじ茶だけを飲んで、眠り続けました。身体に力が全く入らなくなったので、普段力を抜いているつもりでも、力が入っていたのだなぁ〜と反省しています。
今日は、長堀教室がありますので、これから梅粥を少しだけ食べて出かけます。
今週は、身体のリセット週間ということにして、身体の変化を見守りたいと思っています。
お借りしたDVDを拝見しました。
詳しいことは分かりませんが、腹や背中の診断や鍼を打つ時のリズム感が素晴らしいと思いました。
また、指先や手のひらの使い方も流石ですね。
指先や手のひらを使った引きと攻めや鍼を刺す前の集中と鍼の自然な撓みを利用し、皮膚から迎えに行く時の呼吸もじっくりと感じてみたいと思いました。
何となく筆を紙に当てる瞬間の集中力との共通性があるような気がしました。
貴重なDVDをお貸しいただきまして有り難うございました。
取り急ぎお礼まで。
▼KTさんからの返信
いつもお世話になっております。
貴重なコメントありがとうございます。
頂いたコメントの中に沢山のヒントが詰まっていて、同時に現在の自分自身の課題であることも感じました。
○リズム感
自分自身せっかちなのを自覚しており、自分の間が取れないうちに動作に入る癖があります。
また逆に考え過ぎというか、余計な意識が入ることで、動作として居着きを生じてしまうことがあります。
心の状態、意識、動作の微妙な連携、これらの関係は色々複雑に絡み合っていることと思いますが、今の自分にとっては、それらの関係をシンプルに捉えた方が良さそうに思います。
○集中力
これも余計な雑念が入ることで、動作・相手との関係性においてもぎこちなさを生じさせがちになるのでは、と考えています。
それにしても刺入する際の集中力を筆を紙に当てる時に例えられる表現には、精神状態だけでなく動作もまさに双方似ているので、本当にハッ!といたしました。
鍼を皮膚に接触させた時の撓みと筆を紙に当てる瞬間、本当に似ていますよね。
以前、ブログや稽古の中で触れていただいた“提”と”按”とを重ねて、自らの刺鍼動作にフィードバックさせていこうと思いました。
○指先や手のひらの引きと攻め
これはK野先生でご指導して頂く中で、FR先生ご本人はその様には表現していないものの、まさにその通りの原理が働いていると感じていました。
特に押手で患者さんの皮膚を突っ張らせる動作がその様に感じました。
K野先生、本当に貴重なコメントありがとうございました。
今日以降の臨床や稽古の中で、これらのことを意識的に取り組んでいきます。
まだ自分自身、K野先生のように感じ取れていなない部分が多々あるかと思います。そういったことを、今後の稽古の中で、折に触れて頂ければ幸いです。
では、今後ともご指導の程、よろしくお願い致します。
参照1:考えている暇は無い?
参照2:思考と知的能力は、自動的・習慣的行動の敵
参照3:考えないで感じる稽古
参照4:諸道諸芸の奥義は無心を体得すること
参照5:考えないほどうまくいく
参照6:表現が自由で変化も無限
☆リンク先で更新された記事
・股球法
・4月の連れうどん ぴょんこ姉さんと一緒@讃州
・肩甲骨の位置。
・軸を立てる。
・自分勝手にしない。
・球体
・感想文98
・「呼吸と立体、バランス」
・身体の中の玉
・呼吸と臨界点
#楽隠居です
昨日の観照塾の稽古を、体調不良のために欠席してしまいました。M岡さんが代行を努めてくださり、なかなか興味深い内容だったようです。これまで、皆さんで研究会をしてきておられるので、切り口も新鮮な感じがしますね。
私の体調不良は、日頃の食べ過ぎと孫達がプレゼントしてくれた風邪の菌が原因だと思います。孫達と同じ症状だからです。
薬も飲まず薄いほうじ茶だけを飲んで、眠り続けました。身体に力が全く入らなくなったので、普段力を抜いているつもりでも、力が入っていたのだなぁ〜と反省しています。
今日は、長堀教室がありますので、これから梅粥を少しだけ食べて出かけます。
今週は、身体のリセット週間ということにして、身体の変化を見守りたいと思っています。
by centeringkokyu
| 2012-05-20 09:42
| 合気観照塾