2012年 03月 08日
ばっちあたり? |
私は、これまでに習った少林寺拳法・合気道・大東流合気柔術・柳生新陰流・気功などを勝手に改変して、自己流にしてしまいました。○○流を正確に伝えることは、私にはとても出来ませんので、共通する身体の使い方を模索し続けている訳です。
正しい技を習いたい場合は、それぞれの流派の門を叩いて頂きたいと思っています。
私のこのような行為は、きっと「ばっちあたり?」な事なんでしょうねぇ~
▼O-リングテスト
(前略)『外気を放射すると身体が消耗するので、気エネルギーを紙や木、プラスチックなどに蓄える方法を開発した。例えば紙の場合、片面にプラスの気を入れると、必ずその裏側はマイナスになる。これらは、直接手から出す気功より少し弱いが、難病の治療などにも十分利用できる。』というような、気の利用法も開発されたようです。
私が以前に教えて頂いた事のある、沈再文先生は、プラスチックのカードに気を入れて、表面に独特の模様を印刷して販売しておられましたが、元ネタはこのあたりにあったのではないかと、想像しています。
▼合気の身体
技の修得目標についての提案(配付資料005)の中の「合気の身体になれるかもしれない体操の解説」から引用します。
鍛錬方法は、本来その必要性を感じた人が、自分で作り各自に実行されるべきものであり、他の人が作ったものは、なかなか理解しにくく、すぐには自分の物になりにくいと考えられます。鍛錬方法は、作った人が何らかの目的を持って作り出したものですから、その目的を理解していない人が、目的を持たずにひたすら続けたとしても、何にも気づけない事もあり得ます。ただの準備運動としか捉えられない人には、準備運動にしかなりえません。
下記の体操は、私(K野)が以前に少しだけ習った気功、張宇先生の外丹功と沈再文先生の保健長寿功を少しオ-バ-にアレンジしたものです。3年ぐらい継続して稽古し、体操の目的を少しずつ身体で理解出来るようになれば、動作を小さくしても、正確なとぎれない動きが出来るようになれるはずです。本当の意味での合気の稽古は、それからがスタ-トだと考えていただいた方がいいかもしれません。
古流武術の型稽古は、初歩のうちに大きくゆっくり正確に型を稽古し、その流派の特徴的な身体の使い方と、身体全体を協調して使う必要性を、身体に覚え込ませるシステムになっているのだと思います。その型稽古でさえ、自然な勢いのある身体の使い方と正しい意識の使い方を、よほど注意して稽古しないと、ただの型保存会になってしまう怖れが有ります。観照塾に型は有りませんので、各自が技の共通原理を考え、そこに至る方法を自分自身で作りだし、それを実践していく以外にないと考えています。(以下省略)
▼見えない動き
練功法を稽古する時の体内操作と呼吸は、皆さんに説明をしながら動きを見せる必要があるので、出来るだけ見えるように動いています。しかし、実際に技を掛ける時には動きが小さくなって、見慣れていない人には何をしているのか分からないかもしれません。ですから、合気が掛かって相手が動き出してからが技だと思ってしまうようです。佐川先生は、『バンと派手にやるのは人にみせる時なのだ。』と言われていたようです。
合気道でも私が大阪合気会で習っていた頃には、入り身転換が極意だということで、ぐるぐる廻っていました。しかし、大先輩に聞いたところによりますと、田中万川先生はコンパクトな技を使えたとのことでした。ですから、普段教えている技と本当の技は違うというお話でした。(以下省略)
▼先生は間違ってます
「先生、これが正しいのでしたら、今のクンバハカは間違っていますよ」
当時、クンバハカ法は下腹に力をこめろと教えられていた。しかし、力をこめたのではリラックスなどできるはずがない。
尻の穴を締めるということは正しい。人間は死ぬと、尻の穴から便が出る。つまり、生きている以上は尻の穴を締めているのが正しい状態である。リラックスしていれば、自然に尻の穴は固く締まっている。
しかし、下腹に力を入れれば、必ずみぞおちにも力が入る。これでリラックスなど、できるはずがない。下腹はこころをしずめるところであって、力を入れるところではないのである。
もしも天風先生の教えどおりに坐れば、どうしても身体は安定しない。それは読者も実際にやってみればすぐに理解できるはずだ。
この状態で身体を押されれば、簡単にひっくり返ってしまうのである。もしも自然体ができていたなら、まさしく不動でなければならないはずなのだ。
ところが天風先生は、リラックスした結果としてビクともしない不動体になるのに、弟子たちにその出来上がった“形”から教えようとしたために、弟子たちはかえって不動体にならない。力んだもろい姿になっていた。
つまり、結果として、天風先生の教えとはまるで逆のことを弟子がやっていることになるのである。
「それは弟子の罪じゃなくて、教えている先生の罪ですよ」
私がそう言うと、「それはそうだ」と言って、先生は即座に、氣をしずめてというふうに教え方を変えた。そういうことが簡単にできる人だった。(以下省略)
参照1:合気探究と練功法
参照2:自己流解釈
参照3:自己流合気への道?
参照4:宗道臣(3分36秒からが特にお勧めです。IYさんに教えて頂いたのですが、こんな動きを見たのは初めてです。)
☆リンク先で更新された記事
・心持ち
・「呼吸の3要素」
・「保息と呼吸の3要素」
・今年は開花が遅れ気味です
by centeringkokyu
| 2012-03-08 22:36
| 合気観照塾