2012年 01月 17日
「来ない」 「来た」 「抜けた」 |
▼味わいそして工夫から抜粋します。
他の支部でも同じだと思いますが、大阪の場合は先生の講習会以外に正確な合気を味わう機会は有りません。先生のように技を掛けられる会員がいませんので、普段の稽古で、「懸かり稽古」だけを続ける事は出来ませんでした。無理矢理「懸かり稽古」を続けても、疑問や、互助の精神で倒れてあげているという不満しか残らなかったのです。疑問を少しでも解決するためには、ゆっくり正確に動いて、お互いにチェックし合うしか有りませんが、ゆっくり動いているとリズムがなくなります。ですから、一定のリズムで動いている中で、チェックし合えるような稽古をする必要が有ると考えました。
そこで、力が連動して体の中を通っていく事を体感し、呼吸に合わせて一定のリズムで動けるようになる為に、気功をアレンジした体操を作りました。更に、普段の稽古時間の前には、K用さんから教えて頂いた歩法や、剣術も少しずつ稽古しています。会員の中には、K野は関係ないことをしているとの批判の声もあるようですが、自分の時間は、出来る限り色々な事に挑戦してみるつもりです。勿論、目標はOS先生の境地に少しでも近づくことなのですから。
大阪の普段の稽古では、正確な技を味わえませんので、会員同士がお互いにチェックし合って、工夫して稽古する以外に上達する秘訣はないと思いますし、先生の境地に達する道程は、人さまざまだと思います。どこまで行けるかということも、その人次第ではないでしょうか。私は先生の講習会の度に、「鉄人シェフの料理をどれだけ沢山食べたところで、それだけでは絶対に鉄人シェフになれるはずはない。」と考えています。その隠し味やテクニックを見つける為には、様々な工夫をして実際にやってみる以外にないと思います。竹内流の道歌に「師の伝を 受くるばかりを 頼みなば 成就しがたき 工夫鍛錬」二刀流兵法問答にも「稽古おば 疑ふほどに 工夫せよ 解りたるあとが 悟りなりけり」と詠まれています。よく味わうべき言葉だと思います。
#楽隠居です
12年ほど前に、本部の20周年記念誌に載せて頂いた文章ですが、基本的な考え方は現在も変わっていません。
稽古相手の人と技を掛け合って、お互いにアドバイスし合いながら稽古するということが、いつまで経っても必要だと思っています。
「来ない」 「来た」 「抜けた」 「そうそう そのまま」 「力ずくになった」 ということと、自分が感じた相手の問題点を チェックポイントの解説? 前半 を参考にしてアドバイスすることが、稽古のすべてでしたし、現在も同じ考え方です。
私自身は、半年ぐらいの期間、どんな技をしても「全く来ない」と言われ続けたこともありました。
最近は、少しだけ口先合気が上手くなっただけかもしれません。(汗)
こんなんどうか?(道歌)から
我が身体 こねて叩いて 引き延ばし 味わい尽くせ 腑に落ちるまで
人に聞き 本に真理を 求めても 人の説く理を 知るは無理かも
諸々の 臨界点を 意識して 腑に落ちたなら 無理はないかも
そのまんま そこしかないと 気付く時 我が身の内に すでに理はあり
土曜日と日曜日の稽古に参加して下さった方々が、ご自分のブログでいろいろ書いてくださっていますので、是非ともお読み下さい。
☆リンク先で更新された記事
・これを一年かけて噛み砕こう!
・寄せる→締める→上げる
・学習内容10
・感想文85
・5番
・呼吸
★おまけ
日曜日の長堀教室でも話題になりましたので・・・
・橋下教育改革の突破力!
・橋下主義(ハシズム)を許すな!
▼レビューから(でも、どうやらこれは少数意見のようです)
戦後わが国が営々として築いてきた民主主義。「橋下主義」というモンスターは、それをいとも簡単に破壊しようとしている。しかも数の力を背景にして。ここで歯止めをかけなければ「橋下主義」は日本中に広がり、民主主義は破壊される-。そういう危機感を共有する4人の論客が立ち上がった。
内田樹は社会批評家の立場から教育基本条例を取り上げ、教育に市場原理と競争原理が持ちこまれるのは危険だと強調する。また橋下知事が教育関係者を罵倒したために、大阪府民の学校制度に対する信頼と期待はずいぶん低下したと指摘する。
教員にしろ職員にしろ評価の低い一定割合の人を辞めさせるというのは乱暴すぎる。橋下知事の考え方は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」といったところだが、「企業だってしんどい社員を切り捨てていたら持たない。能力を最大限に発揮させる『人材の最大活用』しかない」(48ページ 元松下産業の中尾直史氏)。大阪人ならそうでなく、「鳴かぬなら鳴かせてみよう」でいきたい。公務員には地域のために役立ちたいという気持ちが眠っているので、組織の仕組みを変え、機会を与えれば蘇らせることができる(太田肇「公務員革命」)。
政治学者の山口二郎は、「ハーメルンの笛吹き男」(ドイツ民話)やブッシュ大統領の戦争を引き合いに出して、大衆の鬱憤晴らしやマスコミによる固定化したイメージ作りがこわいと指摘している。さらに「橋下徹のやり口は、軍隊的官僚主義と脳天気きわまりない単純な市場競争主義の混合物である」とまで言い切っている。
橋下主義は大阪だけの問題にとどまらず全国へ波及する問題であるだけに、時宜を得た出版である。
他の支部でも同じだと思いますが、大阪の場合は先生の講習会以外に正確な合気を味わう機会は有りません。先生のように技を掛けられる会員がいませんので、普段の稽古で、「懸かり稽古」だけを続ける事は出来ませんでした。無理矢理「懸かり稽古」を続けても、疑問や、互助の精神で倒れてあげているという不満しか残らなかったのです。疑問を少しでも解決するためには、ゆっくり正確に動いて、お互いにチェックし合うしか有りませんが、ゆっくり動いているとリズムがなくなります。ですから、一定のリズムで動いている中で、チェックし合えるような稽古をする必要が有ると考えました。
そこで、力が連動して体の中を通っていく事を体感し、呼吸に合わせて一定のリズムで動けるようになる為に、気功をアレンジした体操を作りました。更に、普段の稽古時間の前には、K用さんから教えて頂いた歩法や、剣術も少しずつ稽古しています。会員の中には、K野は関係ないことをしているとの批判の声もあるようですが、自分の時間は、出来る限り色々な事に挑戦してみるつもりです。勿論、目標はOS先生の境地に少しでも近づくことなのですから。
大阪の普段の稽古では、正確な技を味わえませんので、会員同士がお互いにチェックし合って、工夫して稽古する以外に上達する秘訣はないと思いますし、先生の境地に達する道程は、人さまざまだと思います。どこまで行けるかということも、その人次第ではないでしょうか。私は先生の講習会の度に、「鉄人シェフの料理をどれだけ沢山食べたところで、それだけでは絶対に鉄人シェフになれるはずはない。」と考えています。その隠し味やテクニックを見つける為には、様々な工夫をして実際にやってみる以外にないと思います。竹内流の道歌に「師の伝を 受くるばかりを 頼みなば 成就しがたき 工夫鍛錬」二刀流兵法問答にも「稽古おば 疑ふほどに 工夫せよ 解りたるあとが 悟りなりけり」と詠まれています。よく味わうべき言葉だと思います。
#楽隠居です
12年ほど前に、本部の20周年記念誌に載せて頂いた文章ですが、基本的な考え方は現在も変わっていません。
稽古相手の人と技を掛け合って、お互いにアドバイスし合いながら稽古するということが、いつまで経っても必要だと思っています。
「来ない」 「来た」 「抜けた」 「そうそう そのまま」 「力ずくになった」 ということと、自分が感じた相手の問題点を チェックポイントの解説? 前半 を参考にしてアドバイスすることが、稽古のすべてでしたし、現在も同じ考え方です。
私自身は、半年ぐらいの期間、どんな技をしても「全く来ない」と言われ続けたこともありました。
最近は、少しだけ口先合気が上手くなっただけかもしれません。(汗)
こんなんどうか?(道歌)から
我が身体 こねて叩いて 引き延ばし 味わい尽くせ 腑に落ちるまで
人に聞き 本に真理を 求めても 人の説く理を 知るは無理かも
諸々の 臨界点を 意識して 腑に落ちたなら 無理はないかも
そのまんま そこしかないと 気付く時 我が身の内に すでに理はあり
土曜日と日曜日の稽古に参加して下さった方々が、ご自分のブログでいろいろ書いてくださっていますので、是非ともお読み下さい。
☆リンク先で更新された記事
・これを一年かけて噛み砕こう!
・寄せる→締める→上げる
・学習内容10
・感想文85
・5番
・呼吸
★おまけ
日曜日の長堀教室でも話題になりましたので・・・
・橋下教育改革の突破力!
・橋下主義(ハシズム)を許すな!
▼レビューから(でも、どうやらこれは少数意見のようです)
戦後わが国が営々として築いてきた民主主義。「橋下主義」というモンスターは、それをいとも簡単に破壊しようとしている。しかも数の力を背景にして。ここで歯止めをかけなければ「橋下主義」は日本中に広がり、民主主義は破壊される-。そういう危機感を共有する4人の論客が立ち上がった。
内田樹は社会批評家の立場から教育基本条例を取り上げ、教育に市場原理と競争原理が持ちこまれるのは危険だと強調する。また橋下知事が教育関係者を罵倒したために、大阪府民の学校制度に対する信頼と期待はずいぶん低下したと指摘する。
教員にしろ職員にしろ評価の低い一定割合の人を辞めさせるというのは乱暴すぎる。橋下知事の考え方は「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」といったところだが、「企業だってしんどい社員を切り捨てていたら持たない。能力を最大限に発揮させる『人材の最大活用』しかない」(48ページ 元松下産業の中尾直史氏)。大阪人ならそうでなく、「鳴かぬなら鳴かせてみよう」でいきたい。公務員には地域のために役立ちたいという気持ちが眠っているので、組織の仕組みを変え、機会を与えれば蘇らせることができる(太田肇「公務員革命」)。
政治学者の山口二郎は、「ハーメルンの笛吹き男」(ドイツ民話)やブッシュ大統領の戦争を引き合いに出して、大衆の鬱憤晴らしやマスコミによる固定化したイメージ作りがこわいと指摘している。さらに「橋下徹のやり口は、軍隊的官僚主義と脳天気きわまりない単純な市場競争主義の混合物である」とまで言い切っている。
橋下主義は大阪だけの問題にとどまらず全国へ波及する問題であるだけに、時宜を得た出版である。
by centeringkokyu
| 2012-01-17 00:01
| 合気観照塾