2011年 11月 30日
合気の身体をつくるために |
最近のOAさんのブログの内容は、大変参考になりますので、更新されるのを毎回楽しみにしています。
更に、初期のブログを読み直してみたところ、これもまた会員の皆さんに読んでおいていただきたいと思い、OAさんには無断で掲載させていただきました。お許し下さい。
OAさんのブログから抜粋してご紹介します。
☆観照塾 2010.02.06
先日の観照塾にビジターとして参加させて頂いたOAと申します。
木刀も最初は単に腕で振っているだけでしたが、悪い点を指摘してもらいながら練習すると、少しづつ自然な動きで身体を動かせるようになることが実感できました。
☆観照塾 2010.02.13
昨日、教えて頂いた肩関節の整復法は様々な症状に応用出来そうなので、使いこなせるようにもっと練習したいと思います。
実際に掛けてもらった時は痛かったですが、後で伸ばされた側の肩が軽くなったことが実感出来ました。
☆観照塾 2010.02.20
柔道ではつい力で掛けてしまうことが多かったのですが、相手が自由に動けない体勢に持っていくことによって力を使わず、またより効果的に技を掛けることが出来ることが実感出来ました。
☆観照塾 2010.03.06
経絡を意識した治療だと、身体の中の方が伸ばされていることを感じることができました。
実演して頂いた、木刀や手を持たれた状態から相手を崩すというのは、見かけ上の動きは少ないので簡単そうに見えても、実際に自分で掛けてみると全然上手く出来ませんでした。
☆観照塾 2010.03.20
相手の対応に関わらず安定して技を掛けるというのはまだ難しかったですが、相手の力をうまく受けることが出来た時とそうでない時の感覚の差は以前よりはっきりと分かるようになった気がします。
途中、技を掛けている先生の骨盤の辺りを触らせて頂くと、中から膨らんでくるような大きな動きを感じることが出来ました。
K元くんに借りた「透明な力」という本に、佐川幸義先生がとにかく日々の鍛錬が大事だと言っていたと繰り返し書いてあるのが印象的でしたが、やはり体作りをしていかないと充分に技が掛けられないと実感しました。
☆観照塾 2010.03.27
合気上げに関しては、主にI川さんに稽古をつけて頂きました。
よく「もっと適当に」と指摘されましたが、上げようと言う意識をしない方が上がりやすいというのは不思議な感覚でした。
片方づつ行なった際は右側が上がりにくかったですが、動きが悪い部分を治療をしてもらうと、押さえられた腕が上がりやすくなったのには驚きました。
☆観照塾 2010.04.03
先日の観照塾では、合気上げを練習しました。
ロッキングチェアは準備運動や身体の使い方の練習としか考えていませんでしたが、合気上げとこれほど深い関係があることに、教えて頂いて初めて気付きました。
相手の持ち方が変わっても、基本的なやり方は同じだということは分かりましたが、まだ相手との接点が小さいとうまく繋げることが出来なかったので、主に両手を持たれた状態で練習しました。
O原さんに一つずつ段階を分けて教えて頂き、繰り返し練習している内に、腰から下の準備がきちんと出来ていると、それだけで相手を浮かすことが出来るということが分かりました。
☆観照塾 2010.04.17
腕を押さえられた状態で、自分がどの経絡を使うかによって、相手に伝わる感覚が変わるということも教えて頂きました。
お腹に入れた空気が自分の腕を通って相手の体に伝わっていくという感覚を、相手と共有出来るということが、まだ私にとっては不思議でなりませんでした。
経絡を体感より先に知識として覚えてしまっているので、頭であれこれ考えてしまい、余計にそう感じるのかも知れません。
一度出来てしまった自分の中の常識を変えるということがこれほど難しいとは思いませんでしたが、早くありのままを自然に受け入れることがで出来るようになりたいと思います。
☆観照塾 2010.04.24
昨日の観照塾での稽古で、また観照塾の前にN山さんに治療の実演をして頂いて、合気体操と治療とのつながりを再認識しました。
座位の相手の手を持った場合だと、ロッキングチェアが前後の動き、でんでん太鼓が左右の動き、天地人の串刺し・亀と鳥が上下の動きにそれぞれ対応していて、それらの複合が出来るようになって初めて全ての方向への治療が可能になるように感じました。
☆観照塾 2010.05.08
どうしても剣を振るとか、合気道の技を掛けると考えると、それぞれに特別な技術や鍛錬が必要だという感覚がありましたが、目指すべき方向はもっとシンプルであることが分かりました。
☆観照塾 2010.05.15
私は今まで、ロッキングチェアでは、身体が前方に行くときに骨盤が前傾し、後方に行くときに後傾するように動いていましたが、それが逆であったことが分かりました。
と言うよりも、骨盤の反る・丸める運動が、私が思っていた動きと違ったというほうが正しいかも知れません。
以前にも、薄筋の重要性や、坐骨結節と踵が近付くイメージを教えて頂いていたのに、それが全く活かせていませんでした。
☆観照塾 2010.05.22
昨日の観照塾では、ペットボトルを持った状態で技を掛けることにより、意識の使い方の重要性を学びました。
ペットボトルの中に入っている水が飛んでいくイメージで合気上げを行なうことにより、相手に向かう力の方向を意識しやすくなり、何も持たない状態より技を掛けやすくなることが分かりました。
また、より遠くを意識することで、自分自身の目線や身体の動きが変わり、実際に相手を大きく動かせることも分かりました。
稽古の中でK野先生に、相手の身体の動きの変化を丁寧に追っていけば、力や速度を使わなくても相手のバランスを崩すことや整えることが出来ることを教えて頂きました。
前腕を持って頂くと、自分で動かそうとする意志も引っ張られている感覚も無いのに、自然に行くべき方向に上肢が伸びていく状態を体感することが出来ました。
それらの体験から、「腕を動かそう」と頭で考えて腕を動かすのでは無く、意識の変化や相手から伝わる感覚によって自分の身体を動かせるようになることの必要性を感じました。
考えないようにする時点で考えてしまっているので、意識的でも無意識的でも無い能動的な動作というのは練習するのが難しそうですが、「適当に」という言葉の意味するところはやっと実感出来た気がします。
☆観照塾 2010.06.05
昨日の観照塾では、ボールを使った稽古を行ないました。
ボールという実体があることで、相手に伝えたい力の方向を意識しやすくなることが分かりました。
K野先生がボールを持っている部分に上から手を添えると、前後左右上下という六方向だけでは無く、ボールの外側を意識されたときは私の外側に、内側を意識されたときは私の内側に力が伝わる感じがしました。
また、直接に腕を持たれるのでは無く、ボールを介して相手を動かすという実演もして頂きました。
単にボールの上に手を乗せているだけなのに、そこから全身のバランスが崩され、避けることは出来ませんでした。
◎レッスン内容概略 【OAさんのブログ】
・観照塾
・健康維持互助会
・センタリング呼吸法セミナー
・中心塾
参照1:単純なことから多くを学べる感性
参照2:また治療が楽になりました
参照3:勝手に出来てしまうような動きやすさ
参照4:所作をからして 理を吟味せよ
参照5:こんなんどうか?(道歌)
参照6:伝言ゲーム
☆リンク先で更新された記事
・「いろいろ体験してみる」
・「化学反応」
・感想文80
・活動報告19
・体験記16
更に、初期のブログを読み直してみたところ、これもまた会員の皆さんに読んでおいていただきたいと思い、OAさんには無断で掲載させていただきました。お許し下さい。
OAさんのブログから抜粋してご紹介します。
☆観照塾 2010.02.06
先日の観照塾にビジターとして参加させて頂いたOAと申します。
木刀も最初は単に腕で振っているだけでしたが、悪い点を指摘してもらいながら練習すると、少しづつ自然な動きで身体を動かせるようになることが実感できました。
☆観照塾 2010.02.13
昨日、教えて頂いた肩関節の整復法は様々な症状に応用出来そうなので、使いこなせるようにもっと練習したいと思います。
実際に掛けてもらった時は痛かったですが、後で伸ばされた側の肩が軽くなったことが実感出来ました。
☆観照塾 2010.02.20
柔道ではつい力で掛けてしまうことが多かったのですが、相手が自由に動けない体勢に持っていくことによって力を使わず、またより効果的に技を掛けることが出来ることが実感出来ました。
☆観照塾 2010.03.06
経絡を意識した治療だと、身体の中の方が伸ばされていることを感じることができました。
実演して頂いた、木刀や手を持たれた状態から相手を崩すというのは、見かけ上の動きは少ないので簡単そうに見えても、実際に自分で掛けてみると全然上手く出来ませんでした。
☆観照塾 2010.03.20
相手の対応に関わらず安定して技を掛けるというのはまだ難しかったですが、相手の力をうまく受けることが出来た時とそうでない時の感覚の差は以前よりはっきりと分かるようになった気がします。
途中、技を掛けている先生の骨盤の辺りを触らせて頂くと、中から膨らんでくるような大きな動きを感じることが出来ました。
K元くんに借りた「透明な力」という本に、佐川幸義先生がとにかく日々の鍛錬が大事だと言っていたと繰り返し書いてあるのが印象的でしたが、やはり体作りをしていかないと充分に技が掛けられないと実感しました。
☆観照塾 2010.03.27
合気上げに関しては、主にI川さんに稽古をつけて頂きました。
よく「もっと適当に」と指摘されましたが、上げようと言う意識をしない方が上がりやすいというのは不思議な感覚でした。
片方づつ行なった際は右側が上がりにくかったですが、動きが悪い部分を治療をしてもらうと、押さえられた腕が上がりやすくなったのには驚きました。
☆観照塾 2010.04.03
先日の観照塾では、合気上げを練習しました。
ロッキングチェアは準備運動や身体の使い方の練習としか考えていませんでしたが、合気上げとこれほど深い関係があることに、教えて頂いて初めて気付きました。
相手の持ち方が変わっても、基本的なやり方は同じだということは分かりましたが、まだ相手との接点が小さいとうまく繋げることが出来なかったので、主に両手を持たれた状態で練習しました。
O原さんに一つずつ段階を分けて教えて頂き、繰り返し練習している内に、腰から下の準備がきちんと出来ていると、それだけで相手を浮かすことが出来るということが分かりました。
☆観照塾 2010.04.17
腕を押さえられた状態で、自分がどの経絡を使うかによって、相手に伝わる感覚が変わるということも教えて頂きました。
お腹に入れた空気が自分の腕を通って相手の体に伝わっていくという感覚を、相手と共有出来るということが、まだ私にとっては不思議でなりませんでした。
経絡を体感より先に知識として覚えてしまっているので、頭であれこれ考えてしまい、余計にそう感じるのかも知れません。
一度出来てしまった自分の中の常識を変えるということがこれほど難しいとは思いませんでしたが、早くありのままを自然に受け入れることがで出来るようになりたいと思います。
☆観照塾 2010.04.24
昨日の観照塾での稽古で、また観照塾の前にN山さんに治療の実演をして頂いて、合気体操と治療とのつながりを再認識しました。
座位の相手の手を持った場合だと、ロッキングチェアが前後の動き、でんでん太鼓が左右の動き、天地人の串刺し・亀と鳥が上下の動きにそれぞれ対応していて、それらの複合が出来るようになって初めて全ての方向への治療が可能になるように感じました。
☆観照塾 2010.05.08
どうしても剣を振るとか、合気道の技を掛けると考えると、それぞれに特別な技術や鍛錬が必要だという感覚がありましたが、目指すべき方向はもっとシンプルであることが分かりました。
☆観照塾 2010.05.15
私は今まで、ロッキングチェアでは、身体が前方に行くときに骨盤が前傾し、後方に行くときに後傾するように動いていましたが、それが逆であったことが分かりました。
と言うよりも、骨盤の反る・丸める運動が、私が思っていた動きと違ったというほうが正しいかも知れません。
以前にも、薄筋の重要性や、坐骨結節と踵が近付くイメージを教えて頂いていたのに、それが全く活かせていませんでした。
☆観照塾 2010.05.22
昨日の観照塾では、ペットボトルを持った状態で技を掛けることにより、意識の使い方の重要性を学びました。
ペットボトルの中に入っている水が飛んでいくイメージで合気上げを行なうことにより、相手に向かう力の方向を意識しやすくなり、何も持たない状態より技を掛けやすくなることが分かりました。
また、より遠くを意識することで、自分自身の目線や身体の動きが変わり、実際に相手を大きく動かせることも分かりました。
稽古の中でK野先生に、相手の身体の動きの変化を丁寧に追っていけば、力や速度を使わなくても相手のバランスを崩すことや整えることが出来ることを教えて頂きました。
前腕を持って頂くと、自分で動かそうとする意志も引っ張られている感覚も無いのに、自然に行くべき方向に上肢が伸びていく状態を体感することが出来ました。
それらの体験から、「腕を動かそう」と頭で考えて腕を動かすのでは無く、意識の変化や相手から伝わる感覚によって自分の身体を動かせるようになることの必要性を感じました。
考えないようにする時点で考えてしまっているので、意識的でも無意識的でも無い能動的な動作というのは練習するのが難しそうですが、「適当に」という言葉の意味するところはやっと実感出来た気がします。
☆観照塾 2010.06.05
昨日の観照塾では、ボールを使った稽古を行ないました。
ボールという実体があることで、相手に伝えたい力の方向を意識しやすくなることが分かりました。
K野先生がボールを持っている部分に上から手を添えると、前後左右上下という六方向だけでは無く、ボールの外側を意識されたときは私の外側に、内側を意識されたときは私の内側に力が伝わる感じがしました。
また、直接に腕を持たれるのでは無く、ボールを介して相手を動かすという実演もして頂きました。
単にボールの上に手を乗せているだけなのに、そこから全身のバランスが崩され、避けることは出来ませんでした。
◎レッスン内容概略 【OAさんのブログ】
・観照塾
・健康維持互助会
・センタリング呼吸法セミナー
・中心塾
参照1:単純なことから多くを学べる感性
参照2:また治療が楽になりました
参照3:勝手に出来てしまうような動きやすさ
参照4:所作をからして 理を吟味せよ
参照5:こんなんどうか?(道歌)
参照6:伝言ゲーム
☆リンク先で更新された記事
・「いろいろ体験してみる」
・「化学反応」
・感想文80
・活動報告19
・体験記16
by centeringkokyu
| 2011-11-30 00:06
| 合気観照塾