2011年 07月 14日
丁寧に動くこと |
▼I川さんからの投稿をご紹介します。
稽古の感想文
今月は体操月間ということで、私が前に出て体操の解説をやらせていただいています。
とは言うものの、前に出てる自分が全然できてないのに、解説なんて何を言っていいのやらという感じですが・・・。
1週目、2週目の稽古の帰りにK野さんから、1週目については「(ボールを使うとき)手首が決まっていない」、2週目は「(剣を振る際に)手の甲の意識がない」とのご指摘をいただきました。
これは要するに1回目はボールがテーマだったのにボールが全く使えてない、そして2回目は剣がテーマにも関わらず剣をまともに持てていない、扱えていないということです。
そしてM岡さんやK野さんに以前から何度も指摘していただいているように、普段の練習のときから意識の精度が粗く、「適当に」を本当にいい加減にやってしまう悪いクセが全然直っていないということです。
前で見本を見せる自分がそんな調子だと、練習してる他の人たちにまでいい加減にやるクセが伝染してしまう可能性があります。
これは怖いなあ、気をつけなきゃいかんなあ、とあらためて思いました。
さて、K野さんのブログでのご指摘も含めてあらためて考えてみると、たしかに「何をするか、どう組み立てるか」にとらわれて、その動きの意味や中身を丁寧に表現することがおろそかになっていたように思います。
体操は、自分の中の新しい動きに気づくことが一番大事なことです。
逆に言うと、新しい動きに気づこうとして動くと、すべての動作が体操になります。
なので今回は練習の中でできるだけ体操の動きを入れないようにしようと思ってたんですが、いつの間にか「どういう形をするのか」にとらわれ、体操の本質からかけ離れたことをしていたように思います。
3回目の次回は、それらの反省をふまえ、基本に戻って、楽しむこと、丁寧に動くことをテーマにしようと考えています。
合言葉は「中の動きを感じること、ついでにちょっとだけ軸」です。
ボールと帯を使いますので、皆さんよろしくお願いします。
そういえば自分の中での最近のテーマは「緊張と弛緩」です。
緩みをとったり吸い込んだりすること(弛緩)がとても苦手な私が言うのもなんですが、私はどうも身体の中を適度に緊張させるのがすごくヘタなようです。
単純に呼吸に伴う緊張をうまく使えばいいのかなという気はしていますが、どうもそれだけではないのではないか、とも考えています。
全然わかってない上に実感もあまりないので、まだまだこれからの課題です。
おかげさまでこの2週間は、いろんな種類の気づきがたくさんありました。
なんだか自分が一番勉強になってるような気がするんですが、こんなことで大丈夫なんでしょうか?
とにかくこのような貴重な機会をいただき、K野さんには本当に感謝しています。
ありがとうございました。
#楽隠居です
私は、大東流を習い始めて三年目からリーダーを務めていましたので、いい加減なことだったと思います。でも、そのことが本当に良い経験になりました。
隔月でOS先生の講習会がありましたので、その分気が楽だったことは確かです。
その頃の事を振り返って考えてみますと、手の形というか手の雰囲気を真似ることが大きな目的になっていました。皆さんも、もっともっと手の使い方を工夫していただきたいと思います。
勿論、そのような手になるための必要条件は多く、ボール・太極棒・木刀などを持った時にも、手の内・手の甲・手首・腕などの感覚を目覚めさせるために、丁寧な動きをしながらもリズム感を失わないようにしてください。
参照1:合気上げ下げ
参照2:手の形 雑感
参照3:合気道と体操
参照4:手を活かす
参照5:自分自身への観照
参照6:手の内の合気
参照7:ワークショップ
☆リンク先で更新された記事
・緩めて吐く。
・ペットボトル症候群
・へ~ぇ
・「じぶんのプロとして」
稽古の感想文
今月は体操月間ということで、私が前に出て体操の解説をやらせていただいています。
とは言うものの、前に出てる自分が全然できてないのに、解説なんて何を言っていいのやらという感じですが・・・。
1週目、2週目の稽古の帰りにK野さんから、1週目については「(ボールを使うとき)手首が決まっていない」、2週目は「(剣を振る際に)手の甲の意識がない」とのご指摘をいただきました。
これは要するに1回目はボールがテーマだったのにボールが全く使えてない、そして2回目は剣がテーマにも関わらず剣をまともに持てていない、扱えていないということです。
そしてM岡さんやK野さんに以前から何度も指摘していただいているように、普段の練習のときから意識の精度が粗く、「適当に」を本当にいい加減にやってしまう悪いクセが全然直っていないということです。
前で見本を見せる自分がそんな調子だと、練習してる他の人たちにまでいい加減にやるクセが伝染してしまう可能性があります。
これは怖いなあ、気をつけなきゃいかんなあ、とあらためて思いました。
さて、K野さんのブログでのご指摘も含めてあらためて考えてみると、たしかに「何をするか、どう組み立てるか」にとらわれて、その動きの意味や中身を丁寧に表現することがおろそかになっていたように思います。
体操は、自分の中の新しい動きに気づくことが一番大事なことです。
逆に言うと、新しい動きに気づこうとして動くと、すべての動作が体操になります。
なので今回は練習の中でできるだけ体操の動きを入れないようにしようと思ってたんですが、いつの間にか「どういう形をするのか」にとらわれ、体操の本質からかけ離れたことをしていたように思います。
3回目の次回は、それらの反省をふまえ、基本に戻って、楽しむこと、丁寧に動くことをテーマにしようと考えています。
合言葉は「中の動きを感じること、ついでにちょっとだけ軸」です。
ボールと帯を使いますので、皆さんよろしくお願いします。
そういえば自分の中での最近のテーマは「緊張と弛緩」です。
緩みをとったり吸い込んだりすること(弛緩)がとても苦手な私が言うのもなんですが、私はどうも身体の中を適度に緊張させるのがすごくヘタなようです。
単純に呼吸に伴う緊張をうまく使えばいいのかなという気はしていますが、どうもそれだけではないのではないか、とも考えています。
全然わかってない上に実感もあまりないので、まだまだこれからの課題です。
おかげさまでこの2週間は、いろんな種類の気づきがたくさんありました。
なんだか自分が一番勉強になってるような気がするんですが、こんなことで大丈夫なんでしょうか?
とにかくこのような貴重な機会をいただき、K野さんには本当に感謝しています。
ありがとうございました。
#楽隠居です
私は、大東流を習い始めて三年目からリーダーを務めていましたので、いい加減なことだったと思います。でも、そのことが本当に良い経験になりました。
隔月でOS先生の講習会がありましたので、その分気が楽だったことは確かです。
その頃の事を振り返って考えてみますと、手の形というか手の雰囲気を真似ることが大きな目的になっていました。皆さんも、もっともっと手の使い方を工夫していただきたいと思います。
勿論、そのような手になるための必要条件は多く、ボール・太極棒・木刀などを持った時にも、手の内・手の甲・手首・腕などの感覚を目覚めさせるために、丁寧な動きをしながらもリズム感を失わないようにしてください。
参照1:合気上げ下げ
参照2:手の形 雑感
参照3:合気道と体操
参照4:手を活かす
参照5:自分自身への観照
参照6:手の内の合気
参照7:ワークショップ
☆リンク先で更新された記事
・緩めて吐く。
・ペットボトル症候群
・へ~ぇ
・「じぶんのプロとして」
by centeringkokyu
| 2011-07-14 00:01
| 合気観照塾