2011年 05月 03日
自得して忘れず |
「没後20年 中川一政 ―独行比道(ひとりこのみちをゆく)― 展を、難波の高島屋で見てきました。久しぶりに色々な作品をみることが出来、感激しました。
今回も図録の印刷は、T本さんが勤めておられる会社でされていました。
図録の最後の方には、中川先生が車木工房で作陶をされている写真も掲載されていました。
図録から抜粋してご紹介しますが、順番はバラバラです。
私なりのストーリーは、考えてみたのですが・・・??
『もう我はだめだと思ふ時もある。やってゆこうといふ時もある。』
『物に表裏あり』
『目のをさめ様は常の目よりも少し細やうにして、うらやかに見る也。目の玉を動かさず、敵合ちかく共、いか程も遠くみる目なり。其の目にてみれば敵のわざは申すに及ばす、両脇までも見ゆる也。
観、見二つの見様、観の目つよく、見の目よわく見るべし。』
【宮本武蔵「一 目付之事」 『兵法三十五箇条』】
『誠の道は学ばずしておのづから知り 習はずしておのづから覚え
書籍もなく記録もなく師匠もなく 人々自得して忘れず
これぞまことの道の本体なる
渇して飲み 飢えて食ふ 皆此類なり
古歌に
水鳥のゆくもかへるもあとたえて されどもみちは忘れさりけり』
【二宮尊徳「二宮翁夜話」巻之一 福住正兄筆記】
『月とすっぽん』
P148
『若い時の勉強は、何でもとりいれ貯めることである。
老年の仕事は、いらないものをすててゆくことである。
すて去りすて去りして、純粋になってゆくことである。
若い時の仕事を一歩も出ず、
くりかえしの仕事をしていては長生きの甲斐がない。』
参照1:ゼロ化する
参照2:八十八
参照3:釣り落とした魚の寸法
参照4:真贋
参照5:対談 中川一政X野口晴哉
参照6:凄い人がいるもんだ
今回も図録の印刷は、T本さんが勤めておられる会社でされていました。
図録の最後の方には、中川先生が車木工房で作陶をされている写真も掲載されていました。
図録から抜粋してご紹介しますが、順番はバラバラです。
私なりのストーリーは、考えてみたのですが・・・??
『もう我はだめだと思ふ時もある。やってゆこうといふ時もある。』
『物に表裏あり』
『目のをさめ様は常の目よりも少し細やうにして、うらやかに見る也。目の玉を動かさず、敵合ちかく共、いか程も遠くみる目なり。其の目にてみれば敵のわざは申すに及ばす、両脇までも見ゆる也。
観、見二つの見様、観の目つよく、見の目よわく見るべし。』
【宮本武蔵「一 目付之事」 『兵法三十五箇条』】
『誠の道は学ばずしておのづから知り 習はずしておのづから覚え
書籍もなく記録もなく師匠もなく 人々自得して忘れず
これぞまことの道の本体なる
渇して飲み 飢えて食ふ 皆此類なり
古歌に
水鳥のゆくもかへるもあとたえて されどもみちは忘れさりけり』
【二宮尊徳「二宮翁夜話」巻之一 福住正兄筆記】
『月とすっぽん』
P148
『若い時の勉強は、何でもとりいれ貯めることである。
老年の仕事は、いらないものをすててゆくことである。
すて去りすて去りして、純粋になってゆくことである。
若い時の仕事を一歩も出ず、
くりかえしの仕事をしていては長生きの甲斐がない。』
参照1:ゼロ化する
参照2:八十八
参照3:釣り落とした魚の寸法
参照4:真贋
参照5:対談 中川一政X野口晴哉
参照6:凄い人がいるもんだ
by centeringkokyu
| 2011-05-03 00:01
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