2010年 11月 04日
すみよっさん |
住吉大社
一寸法師
「夫婦楠」(めおとぐす)
七五三
古来の七五三の形は「髪置き〔かみおき〕」、「袴着〔はかまぎ〕」、「紐落し」、「帯解き〔おびとき〕」と呼ばれ、各地各様に男女とも行われていました。
髪置きは2~3歳の間に行われ、その日を境にそれまで剃って短いままだった子供の髪を伸ばし始める儀式でした。袴着は3~7歳の子供が、初めて袴〔はかま〕をつける儀式でした。紐落しは5~9歳の間に、それまで着物を留めるのに使っていた紐を帯に変える儀式で、帯解きとも呼ばれました。
江戸中期、呉服屋がこの3つの行事を商業政策として取り入れ、1つにまとめ、江戸の町で宣伝しました。これが今日の七五三の原型だと言われています。そして武家や有力商人などの間で流行したものが、明治以降庶民に普及しました。
#楽隠居です
日曜日は京都の松尾大社に、文化の日には、大阪の「すみよっさん」に行ってきました。孫の七五三だった訳で、息子のお嫁さんのご両親もお越しになりました。
七五三については、呉服屋さんや神社さんの陰謀もあって、お参りしてくれる人を増やそう増やそうとしているような気もします。そうしないと呉服屋さんや神社の経営が立ちゆかなくなりますから・・・
まぁ~風俗習慣は変わるものですから、私などがとやかく言う問題ではないんでしょうねぇ~
息子のお嫁さんのお父さんは、来年3月に定年だそうですが、野菜作りをすでに始めておられるので、「亭主在宅症候群」の女性を増やす事にはならないようです。しかし、今年の夏の暑さは相当なものだったので、色々な野菜が不作だったと嘆いておられました。
私の方は、自営業ですから定年はないのですが、先月末には、35年前に宝石学の勉強をした全国宝石学協会が倒産してしまいました。
鑑別依頼はしていなかったので、こちらには影響なかったのですが、デパートや小売店で、お客様に販売した商品やお客様からのお預かり品を鑑別に出していた場合には、商品を返却されるのが遅れそうな状況だそうです。
㈱全国宝石学協会は、昭和61年10月に設立され、宝石鑑定やダイヤモンドのグレード検証などを行う、日本での宝石検査サービスの先駆け業者でした。
㈱全国宝石学協会は宝石鑑定のほか、鑑定機材の販売や鑑定士育成などの講習会開催なども行い、ピーク時となる平成4年3月期には年商13億7901万円をあげていました。
しかし、その後は不況の浸透などで徐々に減収傾向を示していましたが、21年3月期には年商8億5764万円にまでダウン、1億1914万円の赤字を計上、さらに22年3月期は年商6億6400万円にまで落ち込み、6200万円の赤字を計上していたようです。
今年6月、ダイヤモンドのカラーを意図的にかさ上げするなどの偽装鑑定問題が表面化し、(社)宝石鑑別団体協議会(AGL)による検証の結果、グレードに対する信頼性を大きく損なうものとの判断で、同協議会が「除名処分相当」としていました。これに対し全宝協側は「組織的かつ一律のかさ上げがなかったことが明らかになった」などとHP上で表記していました。
ということで、偽装鑑定問題が表沙汰になるまでに、売上がピーク時の半分以下になっていた訳です。
ダイヤモンドの輸入卸と婚約指輪の小売店をしていた知人も、小売店の方を閉鎖することにしたようです。
そのくらい宝石業界の状況が良くないということなのです。
楽隠居としましては、皆様にご迷惑をかけないようにしながら、明るい老後を送りたいと願っています。
参照:婚約指輪を買う前に
☆リンク先で更新された記事
・風の紅葉
・10分の治療
by centeringkokyu
| 2010-11-04 00:01
| 日常