2005年 04月 17日
西江水 |
今回は、新陰流でいうところの西江水(せいごうすい)についてご紹介します。
出典は「法演禪師語録」です。 一口吸盡西江水 洛陽牡丹新吐蘂
西江の水を一口に吸盡すれば、洛陽の牡丹 新(あらた)に蘂(ずい)を吐く。
柳生宗矩兵法答書集などから抜粋します。
しまる心持の事
西江水をひくいきにて、ほそめたる心持よし、つめて、せめたてては、かたくいつく心有、ほそめてせめたてる心持よし
西江水の事
下へつむる悪し、上へつむる悪し、中へつめたるよし
いづくにも西江水ある心持専ら也、指の数々、爪先、毛の先までもそれになる事肝要也、しかしながら、みなもとをよく用得れば、それに成る也、ただそれになさんとおもへば、皆本がぬけるなり
心の置き所を定めて、心を一度一度にその所へ返して、其の置き所より十方へくばるべし、此の心の置き所、是を西江水と秘し、或いは神妙剣とも秘したる也
心の持ちどころというは、腹、背中、西江水と三つなり。腹を張るにてはなく、腹を押し落す心持ちなれば、背中の中筋に力わたるなり。その二つに凝り固まらぬように、総身へ心のたんぶとわたって、力みもなく、ぬけた所もないを、西江水というなり
※管理人です
直心影流極意では、西江水(しゃこすい)と読まれています。西江の水を呑みほす度量を以て、敵をのんでかかる器量が大切であるという意味らしいですが、私は、新たに蕊を吐くという言葉の方に興味があります。
会陰・命門・丹田・鳩尾のバランスが大切だと感じているのですが…
参照:「西江水」&「水」ブログ内検索抜粋
出典は「法演禪師語録」です。 一口吸盡西江水 洛陽牡丹新吐蘂
西江の水を一口に吸盡すれば、洛陽の牡丹 新(あらた)に蘂(ずい)を吐く。
柳生宗矩兵法答書集などから抜粋します。
しまる心持の事
西江水をひくいきにて、ほそめたる心持よし、つめて、せめたてては、かたくいつく心有、ほそめてせめたてる心持よし
西江水の事
下へつむる悪し、上へつむる悪し、中へつめたるよし
いづくにも西江水ある心持専ら也、指の数々、爪先、毛の先までもそれになる事肝要也、しかしながら、みなもとをよく用得れば、それに成る也、ただそれになさんとおもへば、皆本がぬけるなり
心の置き所を定めて、心を一度一度にその所へ返して、其の置き所より十方へくばるべし、此の心の置き所、是を西江水と秘し、或いは神妙剣とも秘したる也
心の持ちどころというは、腹、背中、西江水と三つなり。腹を張るにてはなく、腹を押し落す心持ちなれば、背中の中筋に力わたるなり。その二つに凝り固まらぬように、総身へ心のたんぶとわたって、力みもなく、ぬけた所もないを、西江水というなり
※管理人です
直心影流極意では、西江水(しゃこすい)と読まれています。西江の水を呑みほす度量を以て、敵をのんでかかる器量が大切であるという意味らしいですが、私は、新たに蕊を吐くという言葉の方に興味があります。
会陰・命門・丹田・鳩尾のバランスが大切だと感じているのですが…
参照:「西江水」&「水」ブログ内検索抜粋
by centeringkokyu
| 2005-04-17 17:19
| 合気観照塾