2010年 09月 09日
気の偏在が体内でどの様な影響を及ぼしているのか |
▼吐き気・動悸・頭痛を鍼1本で治す!から引用します。
Q2
病院では、吐き気・動悸・頭痛というと、消化器内科・循環器科・神経科など、それぞれ別の科に廻されそうなのに、東洋医学では、鍼1本で全ての症状が良くなるのは何故?
A2
東洋医学では、身体をまるごと一つとして診立てます。
その根本となるのが、生命を気の集合体と考える【気一元】の思想です。
人間の身体は気で構成され、この気が身体の空間内で、上下左右前後万遍なく流れるために、健康でいられると考えています。
逆に気が空間的にどこかで滞りを引き起こす、あるはい不足する、といった気の偏りが存在することために病気になります。
この気の偏在が体内でどの様な影響を及ぼしているのか、を考えることによって、西洋医学の様に科を分けることなく、治療することが出来るのです。
この場合では熱邪が心下部で滞り、胃の気を引き降ろす作用と逆行するために、吐き気が催しやすくなります。
また熱邪が胸へ突き上げると、動悸がします。
頭痛の解釈は流派でも様々ですが、まず熱という炎上性でもって、身体の上部が犯されるという解釈が一つ、そして、夢分流腹診では心下部は頭部とリンクすると考えております。
【まとめ】
今回は救急性の疾患ではなかったが、問診がしにくい状態であったために、体表観察を中心に治療を行った。
特に今回、診断と予後の決め手となった診察として、気色診、背候診であった。
病の本質を知る為に、改めて体表観察の重要性を再認識した。
また毎週土曜日に参加している、合気観照塾 にて感覚を磨く訓練が、体表観察でかなり生きたことは言うまでも無い。(特に労宮の感覚養成と、落ち着いた心持ちにて対処出来たこと)
#楽隠居です
合気観照塾には、いろいろなタイプの治療家さん達が参加してくださっています。ご一緒に稽古させていただくことで、私の方が勉強させていただくことも多くあります。
皆さん真剣に稽古して下さるので、どのようなテーマの稽古をすれば良いのか悩むこと屡々です。
まぁ~内容がつまらなかったり、飽きてしまわれた場合には辞められるはずですから、私が背伸びしても意味はないと思っています。
☆いま読んでいる本
「からだのスピリチュアリティ」アレクサンダー・ローエン著
アレクサンダー・ローエンやエサレン研究所の名前は聞いたことがあったのですが、ZKさんに教えていただくまでは、全く興味が湧きませんでした。スピリチュアルやグレイスを訳する難しさという話が、なかなか面白かったです。西洋と東洋の考え方の違いも分かりやすく書かれています。
参照:選択肢の豊かさ
★「労宮」の検索結果:12件
「スピリチュアル」の検索結果:14件
ソラ見レドがアップされました。
Q2
病院では、吐き気・動悸・頭痛というと、消化器内科・循環器科・神経科など、それぞれ別の科に廻されそうなのに、東洋医学では、鍼1本で全ての症状が良くなるのは何故?
A2
東洋医学では、身体をまるごと一つとして診立てます。
その根本となるのが、生命を気の集合体と考える【気一元】の思想です。
人間の身体は気で構成され、この気が身体の空間内で、上下左右前後万遍なく流れるために、健康でいられると考えています。
逆に気が空間的にどこかで滞りを引き起こす、あるはい不足する、といった気の偏りが存在することために病気になります。
この気の偏在が体内でどの様な影響を及ぼしているのか、を考えることによって、西洋医学の様に科を分けることなく、治療することが出来るのです。
この場合では熱邪が心下部で滞り、胃の気を引き降ろす作用と逆行するために、吐き気が催しやすくなります。
また熱邪が胸へ突き上げると、動悸がします。
頭痛の解釈は流派でも様々ですが、まず熱という炎上性でもって、身体の上部が犯されるという解釈が一つ、そして、夢分流腹診では心下部は頭部とリンクすると考えております。
【まとめ】
今回は救急性の疾患ではなかったが、問診がしにくい状態であったために、体表観察を中心に治療を行った。
特に今回、診断と予後の決め手となった診察として、気色診、背候診であった。
病の本質を知る為に、改めて体表観察の重要性を再認識した。
また毎週土曜日に参加している、合気観照塾 にて感覚を磨く訓練が、体表観察でかなり生きたことは言うまでも無い。(特に労宮の感覚養成と、落ち着いた心持ちにて対処出来たこと)
#楽隠居です
合気観照塾には、いろいろなタイプの治療家さん達が参加してくださっています。ご一緒に稽古させていただくことで、私の方が勉強させていただくことも多くあります。
皆さん真剣に稽古して下さるので、どのようなテーマの稽古をすれば良いのか悩むこと屡々です。
まぁ~内容がつまらなかったり、飽きてしまわれた場合には辞められるはずですから、私が背伸びしても意味はないと思っています。
☆いま読んでいる本
「からだのスピリチュアリティ」アレクサンダー・ローエン著
アレクサンダー・ローエンやエサレン研究所の名前は聞いたことがあったのですが、ZKさんに教えていただくまでは、全く興味が湧きませんでした。スピリチュアルやグレイスを訳する難しさという話が、なかなか面白かったです。西洋と東洋の考え方の違いも分かりやすく書かれています。
参照:選択肢の豊かさ
★「労宮」の検索結果:12件
「スピリチュアル」の検索結果:14件
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by centeringkokyu
| 2010-09-09 22:44
| 合気観照塾