2010年 02月 28日
空間を吸い込んでしまう |
▼K元さんからのメールをご紹介します。
キム・ヨナ選手で感じた事です。
最初の動きで空間を吸い込んでしまう。(ショートの方が凄かった)
まずそこが圧巻でした。
特に審査員の居る方への意識はとんでもなかったです。
私はテレビ越しに吸い込まれてしまいました。
明らかに重心の位置が低く安定しぶれない。
浅田選手は観客席の最上階に昇って確認。
男子の高橋選手はショートが終わってもっと高くまで意識を広げないと。
と言ってました。
キム・ヨナ選手は平面的ではなく立体的なイメージだったのかなと思いました。
▼「技術と精神」 ヨナ別次元 産経新聞 2010.2.28 朝刊より
フィギュア女子での金妍児(キムヨナ)の圧勝は、欧米メディアにも衝撃を与えたようだ。彼女はどれほどすごいのか、歴史の中にどう位置づけられるのか。各紙はこぞって分析に夢中になっている。
ニューヨーク・タイムズ紙は、「技術と洗練の前例のないコンビネーション」「あらゆる時代を通じてもっとも偉大な選手の1人」と評価した。
1984年サラエボ五輪男子金メダルのスコット・ハミルトン氏は、彼女を「ライバルの戦意を喪失させる圧倒的な存在」とみる。
「妍児があと4年、現在のレベルを維持したら、ほかの選手はどうしようもないだろう。焦りが無理につながり、けがをしてしまうかもしれない」
ロサンゼルス・タイムズ紙は、「競技者としての部分と、芸術家としての部分が、これほど完璧(かんぺき)に調和した選手はかつて存在しなかった」。
ロイター通信は「男子選手は妍児と競わずにすんだことを感謝しているだろう」とし、妍児の演技を「史上もっとも偉大な演技のひとつ」と絶賛した。
歴史上の名選手との比較も興味深いテーマだ。
92年アルベールビル五輪金メダルのクリスティ・ヤマグチ氏は、1920年代から30年代にかけての名選手で、後にハリウッド女優としても活躍した故ソニア・ヘニー選手を引き合いに出し、「フィギュアの演技は常に時代とともに移り変わるもの」と単純な比較を戒めつつも、「技術的にいえば、妍児の演技は女子フィギュアを別の次元に押し上げた」と指摘する。
一方、ハミルトン氏は「へニー選手はフィギュアの革新者だったが、妍児はそうではない」と指摘。総合的な完成度の高さこそ彼女の長所だと分析した。
いずれにせよ、バンクーバーでの演技がフィギュアの新時代を切り開いたことは間違いない。
試合後の会見では「演技が終わって、『想像したほど大変じゃなかった』と思った」とも言ってのけ、技術面に加え、精神面でも別格であることを見せつけた。 (バンクーバー 松尾理也)
#楽隠居です
今日は浦川宜也(指揮・ヴァイオリン) 東京クラシックプレイヤーズ(弦楽合奏) 2010に行ってきました。
曲目:シューベルト/ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D.438,レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 P.172,ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 op.131
呼吸法中心塾長堀教室の人達も来られていました。浦川先生のコンサートは、4回目になりますが、毎回演奏姿勢が変わっているような感じがします。これまでで一番感動したのは、ソロの時でした。
今回は、若い人達を育てるということも目的になっていたのか、浦川先生の演奏は少しだけでした。
面白かったのは、演奏はそれなりに素晴らしかったのですが、ヴァイオリンを演奏している人達の姿勢が、想像以上にばらばらだったことです。
首の傾きや肘の捻れが特徴的でしたが、椅子に腰掛けている為か、下半身がきまっていないのがとても不思議でした。
特に女性達は、骨盤や股関節への意識は皆無ではないかと思ってしまいました。
以前、某音大の名誉教授からお聞きしたのですが、最近の女学生は気に入らない男性教授が、演奏時の姿勢を直そうとして少し身体に触ると、セクハラだと教務部に駆け込むこともあるらしいです。
演奏姿勢はどうでもいいから、ちゃんと演奏できるように教えて欲しいのでしょうか?
参照1:東洋的身体使い
参照2:ヴァイオリン リサイタル
参照3:基本練習
参照4:無理のない姿勢
参照5:空間と意識を操る
キム・ヨナ選手で感じた事です。
最初の動きで空間を吸い込んでしまう。(ショートの方が凄かった)
まずそこが圧巻でした。
特に審査員の居る方への意識はとんでもなかったです。
私はテレビ越しに吸い込まれてしまいました。
明らかに重心の位置が低く安定しぶれない。
浅田選手は観客席の最上階に昇って確認。
男子の高橋選手はショートが終わってもっと高くまで意識を広げないと。
と言ってました。
キム・ヨナ選手は平面的ではなく立体的なイメージだったのかなと思いました。
▼「技術と精神」 ヨナ別次元 産経新聞 2010.2.28 朝刊より
フィギュア女子での金妍児(キムヨナ)の圧勝は、欧米メディアにも衝撃を与えたようだ。彼女はどれほどすごいのか、歴史の中にどう位置づけられるのか。各紙はこぞって分析に夢中になっている。
ニューヨーク・タイムズ紙は、「技術と洗練の前例のないコンビネーション」「あらゆる時代を通じてもっとも偉大な選手の1人」と評価した。
1984年サラエボ五輪男子金メダルのスコット・ハミルトン氏は、彼女を「ライバルの戦意を喪失させる圧倒的な存在」とみる。
「妍児があと4年、現在のレベルを維持したら、ほかの選手はどうしようもないだろう。焦りが無理につながり、けがをしてしまうかもしれない」
ロサンゼルス・タイムズ紙は、「競技者としての部分と、芸術家としての部分が、これほど完璧(かんぺき)に調和した選手はかつて存在しなかった」。
ロイター通信は「男子選手は妍児と競わずにすんだことを感謝しているだろう」とし、妍児の演技を「史上もっとも偉大な演技のひとつ」と絶賛した。
歴史上の名選手との比較も興味深いテーマだ。
92年アルベールビル五輪金メダルのクリスティ・ヤマグチ氏は、1920年代から30年代にかけての名選手で、後にハリウッド女優としても活躍した故ソニア・ヘニー選手を引き合いに出し、「フィギュアの演技は常に時代とともに移り変わるもの」と単純な比較を戒めつつも、「技術的にいえば、妍児の演技は女子フィギュアを別の次元に押し上げた」と指摘する。
一方、ハミルトン氏は「へニー選手はフィギュアの革新者だったが、妍児はそうではない」と指摘。総合的な完成度の高さこそ彼女の長所だと分析した。
いずれにせよ、バンクーバーでの演技がフィギュアの新時代を切り開いたことは間違いない。
試合後の会見では「演技が終わって、『想像したほど大変じゃなかった』と思った」とも言ってのけ、技術面に加え、精神面でも別格であることを見せつけた。 (バンクーバー 松尾理也)
#楽隠居です
今日は浦川宜也(指揮・ヴァイオリン) 東京クラシックプレイヤーズ(弦楽合奏) 2010に行ってきました。
曲目:シューベルト/ヴァイオリンと弦楽のためのロンド イ長調 D.438,レスピーギ/リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲 P.172,ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 op.131
呼吸法中心塾長堀教室の人達も来られていました。浦川先生のコンサートは、4回目になりますが、毎回演奏姿勢が変わっているような感じがします。これまでで一番感動したのは、ソロの時でした。
今回は、若い人達を育てるということも目的になっていたのか、浦川先生の演奏は少しだけでした。
面白かったのは、演奏はそれなりに素晴らしかったのですが、ヴァイオリンを演奏している人達の姿勢が、想像以上にばらばらだったことです。
首の傾きや肘の捻れが特徴的でしたが、椅子に腰掛けている為か、下半身がきまっていないのがとても不思議でした。
特に女性達は、骨盤や股関節への意識は皆無ではないかと思ってしまいました。
以前、某音大の名誉教授からお聞きしたのですが、最近の女学生は気に入らない男性教授が、演奏時の姿勢を直そうとして少し身体に触ると、セクハラだと教務部に駆け込むこともあるらしいです。
演奏姿勢はどうでもいいから、ちゃんと演奏できるように教えて欲しいのでしょうか?
参照1:東洋的身体使い
参照2:ヴァイオリン リサイタル
参照3:基本練習
参照4:無理のない姿勢
参照5:空間と意識を操る
by centeringkokyu
| 2010-02-28 22:28
| 日常