2005年 03月 27日
合気の体内操作法 |
「透明な力」より佐川先生の言葉を抜き書きしてみます。
○私の合気は外からいくら見ても分からない。内部の働きで相手の力を抜いてしまい、形にはあらわれないからね、今では体中のどこをもたれても敵の力を抜いてしまう。もとは簡単な原理から出発しているのだが誰も気づかない。それに気づいたかどうかは合気あげをみれば分かる。
○本来うまくいかなかったときにいろいろ考え工夫するというのが、一般的に上達する仕方でしょう。それをやらなければ、いくらやったってダメだ。私だって、もし武田先生に教わったことだけをやってきたら、全然大したことないでしょう。そのあと、いろいろ工夫研究して、発展に発展を重ねてここまで来たのだ。
○ふつうみんな、形を教わればできると思うんだね、何か極意があって、それを教われば出きると思っているが、鍛錬なしでは絶対に出来ない。
○いくら教えても、習っただけのものはすぐ忘れてしまうのだ。しかし、自得したものは決して忘れず自分のものとなる。要するに、教えるということはヒントを与えるのにすぎない。自得しなくてはならない。とくに合気は一種の内部感覚で自得しなければならない。
○本当の合気はゆっくり静かに倒すのだ。だからそのまま極めてしまう事もできる。バンと派手にやるのは人にみせる時なのだ。
※管理人です
レベル1「○○会とは無関係な体操」 円運動と呼吸
レベル2「合気の身体になれるかもしれない体操」上下運動
これまで、18年弱、体操を続けてきましたが、ここへ来て
レベル3「合気の体内操作法」という方向に、体操をもって行こうと考えています。
順番や動作は同じですが、一つの動作は3回しか行いません。
1回目は、動作の確認。 2回目は動作の微調整。
3回目は、一応の完成。ということです。
出来るだけゆっくりと呼吸に合わせて、足の裏→足首→膝→股関節→骨盤→会陰→横隔膜→頸椎→舌→眼 という具合に、力が確実に伝達されていることを確認しながら動作を行います。要は「センタリング呼吸法」だということになります。
実は、先日の中心塾芦屋教室でのレッスン後、クールダウン中に、O田さんと合気上げをしていたのですが、これまで、全く運動とは無縁だったはずのO田さんの奥さんが、自分もやってみたいと言い出されたので、ボールを使った合気上げをお教えしました。レッスン後すぐという事もあったのでしょうが、全く初めてにしては、非常に上手に一度で合気上げをされたのです。
ですから、やはり厳密な動きをしっかり身につけないと、分かった積もり、出来た積もりになってしまいがちではないかと考えたのです。実際に技を掛ける時には、臨機応変に動いて、一回で決めないといけない訳ですから、三回でも多いくらいです。
皆さんは、ご自分のレベルに応じた体操を自習して頂ければ良いのですが、これから一緒に稽古をする時には、体内操作法という事を目標にして、体操をしていきたいと思っています。そして、体内操作法を検証しつつ技を稽古することによって、「動けば技になる」というレベルに行けるかもしれないと考えているのです。
○私の合気は外からいくら見ても分からない。内部の働きで相手の力を抜いてしまい、形にはあらわれないからね、今では体中のどこをもたれても敵の力を抜いてしまう。もとは簡単な原理から出発しているのだが誰も気づかない。それに気づいたかどうかは合気あげをみれば分かる。
○本来うまくいかなかったときにいろいろ考え工夫するというのが、一般的に上達する仕方でしょう。それをやらなければ、いくらやったってダメだ。私だって、もし武田先生に教わったことだけをやってきたら、全然大したことないでしょう。そのあと、いろいろ工夫研究して、発展に発展を重ねてここまで来たのだ。
○ふつうみんな、形を教わればできると思うんだね、何か極意があって、それを教われば出きると思っているが、鍛錬なしでは絶対に出来ない。
○いくら教えても、習っただけのものはすぐ忘れてしまうのだ。しかし、自得したものは決して忘れず自分のものとなる。要するに、教えるということはヒントを与えるのにすぎない。自得しなくてはならない。とくに合気は一種の内部感覚で自得しなければならない。
○本当の合気はゆっくり静かに倒すのだ。だからそのまま極めてしまう事もできる。バンと派手にやるのは人にみせる時なのだ。
※管理人です
レベル1「○○会とは無関係な体操」 円運動と呼吸
レベル2「合気の身体になれるかもしれない体操」上下運動
これまで、18年弱、体操を続けてきましたが、ここへ来て
レベル3「合気の体内操作法」という方向に、体操をもって行こうと考えています。
順番や動作は同じですが、一つの動作は3回しか行いません。
1回目は、動作の確認。 2回目は動作の微調整。
3回目は、一応の完成。ということです。
出来るだけゆっくりと呼吸に合わせて、足の裏→足首→膝→股関節→骨盤→会陰→横隔膜→頸椎→舌→眼 という具合に、力が確実に伝達されていることを確認しながら動作を行います。要は「センタリング呼吸法」だということになります。
実は、先日の中心塾芦屋教室でのレッスン後、クールダウン中に、O田さんと合気上げをしていたのですが、これまで、全く運動とは無縁だったはずのO田さんの奥さんが、自分もやってみたいと言い出されたので、ボールを使った合気上げをお教えしました。レッスン後すぐという事もあったのでしょうが、全く初めてにしては、非常に上手に一度で合気上げをされたのです。
ですから、やはり厳密な動きをしっかり身につけないと、分かった積もり、出来た積もりになってしまいがちではないかと考えたのです。実際に技を掛ける時には、臨機応変に動いて、一回で決めないといけない訳ですから、三回でも多いくらいです。
皆さんは、ご自分のレベルに応じた体操を自習して頂ければ良いのですが、これから一緒に稽古をする時には、体内操作法という事を目標にして、体操をしていきたいと思っています。そして、体内操作法を検証しつつ技を稽古することによって、「動けば技になる」というレベルに行けるかもしれないと考えているのです。
by centeringkokyu
| 2005-03-27 00:12
| 合気観照塾