2009年 04月 03日
たいかん訓練 |
あなたの走り方、大丈夫? ひざ、腰を痛める恐れも
MSN産経ニュース 2009.3.12
「8割の人が間違った走り方をしている」。空前のランニングブームの中、誤った走り方による故障を危惧(きぐ)する声が専門家から上がっている。健康づくりのために始めても、一歩間違えれば、ひざや腰を痛めるなどかえって逆効果になることもある。体に負担をかけず楽しく走り続けるためにはどうすればいいか、専門家に聞いた。(森本昌彦)
◆猫背や傾く体
「ちゃんと走っているのは2割ぐらいだった。ほとんどの人が変な走り方をしていた」
東京国際マラソン3位の実績を持つNPO法人「ニッポンランナーズ」(千葉県佐倉市)理事長で、走り方を紹介した『「体幹(たいかん)」ランニング』(講談社)などの著書がある金哲彦さん(45)は昨秋、ある光景を見て驚いた。専門誌の企画で、皇居周辺を走るランナーの走り方をチェックしたときのことだ。
「姿勢が猫背だったり、腕の振り方がおかしかったり、体が傾いていたり…」。ほとんどの人が走り方に何らかの欠陥を抱えていたという。「正しい走り方ができていないと速く走れないし、場合によっては故障することもある。ランニングはただ道具をそろえてやればいいというものではない」と警鐘を鳴らす。
◆足だけでは「×」
スポーツ整体や、一般ランナーに走り方を指導している総合治療院「マークスボディデザイン」(横浜市)には、「痛くない走り方を教えてほしい」と訪ねる人が増えているという。代表を務める元日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医科学)の江口典秀さん(36)は「一般ランナーを見ると、足だけで走っている人が多い」と話す。
江口さんによると、走る際には片足に体重の2~3倍の力がかかる。このため、体全体でなく足だけで走ると、足に負担が集中してひざや腰を痛める原因となるといい、「体の点検、準備をしないまま走ることは危険だ」と話す。
千葉市に住む大谷尚夫さん(49)も、走り方に悩みを持っていたランナーの一人だ。ニッポンランナーズに昨年から通っているが、それまでは我流だった。「暇なときにただ走るだけだったので、ひざや腰が痛くなっていた」。走るのに必要な筋肉をつけたり、正しい腕の振り方などを学ぶことで、今はあまり痛みがなくなったという。
◆普段から姿勢よく
正しい走り方として、金さんは、胴体部分を指す「体幹」を使った走り方を推奨。「体幹を使えていないと、上半身はただの重りになってしまうが、使うことによって走る際のエンジンにできる」と説明する。
体幹を使って走ることができるようにするためには、普段から姿勢よく生活することを薦める。そのチェックポイントの一つとして、「歩くときなどに背中の肩甲骨が動いているかどうか」を挙げる。走るのに必要な筋肉を鍛えるためには、なるべく歩くことが大切として、「少しずつ継続することで体は変わってくるので、いっぺんにはやろうとしないでほしい」といきなり走りすぎないようアドバイスしている。
#楽隠居です
太極拳・気功・ヨガなどについて、「何が健康に良いでしょうか?」というご質問を受ける場合があります。それぞれのインストラクターで、身体を壊してしまった人もあります。どのような健康法でも、自分に合っているかどうか、インストラクターのレベルや指導方針も含めてよく考える必要があります。
普段の姿勢が大切だということは、全てに共通だと思います。そして、自分の現状を認識して、どうなりたいのかという目標と、何かを練習することによってその目標を達成できそうかということまで、自分自身に問いかけることが大切です。
筋肉を鍛えるという発想をしがちですが、特定の筋肉だけを鍛えるというよりも、バランスがとれた身体に成るためには、体幹を使うことを先に考える方が良いと思います。
三寒四温の今日この頃ですが、体幹・体感・耐寒訓練?をしようではありませんか!
参照:合気を走りに応用する?パート2
MSN産経ニュース 2009.3.12
「8割の人が間違った走り方をしている」。空前のランニングブームの中、誤った走り方による故障を危惧(きぐ)する声が専門家から上がっている。健康づくりのために始めても、一歩間違えれば、ひざや腰を痛めるなどかえって逆効果になることもある。体に負担をかけず楽しく走り続けるためにはどうすればいいか、専門家に聞いた。(森本昌彦)
◆猫背や傾く体
「ちゃんと走っているのは2割ぐらいだった。ほとんどの人が変な走り方をしていた」
東京国際マラソン3位の実績を持つNPO法人「ニッポンランナーズ」(千葉県佐倉市)理事長で、走り方を紹介した『「体幹(たいかん)」ランニング』(講談社)などの著書がある金哲彦さん(45)は昨秋、ある光景を見て驚いた。専門誌の企画で、皇居周辺を走るランナーの走り方をチェックしたときのことだ。
「姿勢が猫背だったり、腕の振り方がおかしかったり、体が傾いていたり…」。ほとんどの人が走り方に何らかの欠陥を抱えていたという。「正しい走り方ができていないと速く走れないし、場合によっては故障することもある。ランニングはただ道具をそろえてやればいいというものではない」と警鐘を鳴らす。
◆足だけでは「×」
スポーツ整体や、一般ランナーに走り方を指導している総合治療院「マークスボディデザイン」(横浜市)には、「痛くない走り方を教えてほしい」と訪ねる人が増えているという。代表を務める元日本オリンピック委員会(JOC)強化スタッフ(医科学)の江口典秀さん(36)は「一般ランナーを見ると、足だけで走っている人が多い」と話す。
江口さんによると、走る際には片足に体重の2~3倍の力がかかる。このため、体全体でなく足だけで走ると、足に負担が集中してひざや腰を痛める原因となるといい、「体の点検、準備をしないまま走ることは危険だ」と話す。
千葉市に住む大谷尚夫さん(49)も、走り方に悩みを持っていたランナーの一人だ。ニッポンランナーズに昨年から通っているが、それまでは我流だった。「暇なときにただ走るだけだったので、ひざや腰が痛くなっていた」。走るのに必要な筋肉をつけたり、正しい腕の振り方などを学ぶことで、今はあまり痛みがなくなったという。
◆普段から姿勢よく
正しい走り方として、金さんは、胴体部分を指す「体幹」を使った走り方を推奨。「体幹を使えていないと、上半身はただの重りになってしまうが、使うことによって走る際のエンジンにできる」と説明する。
体幹を使って走ることができるようにするためには、普段から姿勢よく生活することを薦める。そのチェックポイントの一つとして、「歩くときなどに背中の肩甲骨が動いているかどうか」を挙げる。走るのに必要な筋肉を鍛えるためには、なるべく歩くことが大切として、「少しずつ継続することで体は変わってくるので、いっぺんにはやろうとしないでほしい」といきなり走りすぎないようアドバイスしている。
#楽隠居です
太極拳・気功・ヨガなどについて、「何が健康に良いでしょうか?」というご質問を受ける場合があります。それぞれのインストラクターで、身体を壊してしまった人もあります。どのような健康法でも、自分に合っているかどうか、インストラクターのレベルや指導方針も含めてよく考える必要があります。
普段の姿勢が大切だということは、全てに共通だと思います。そして、自分の現状を認識して、どうなりたいのかという目標と、何かを練習することによってその目標を達成できそうかということまで、自分自身に問いかけることが大切です。
筋肉を鍛えるという発想をしがちですが、特定の筋肉だけを鍛えるというよりも、バランスがとれた身体に成るためには、体幹を使うことを先に考える方が良いと思います。
三寒四温の今日この頃ですが、体幹・体感・耐寒訓練?をしようではありませんか!
参照:合気を走りに応用する?パート2
by centeringkokyu
| 2009-04-03 00:01
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