2008年 12月 22日
骨盤時計に始まり骨盤時計に終わる |
土曜日の合気観照塾と日曜日の呼吸法中心塾長堀教室を終えて、今年の予定は個人レッスンを残すだけになりました。
土曜日は、杖の最終回の予定だったのですが、杖は使わずに骨盤時計を意識しての合気上げ下げの稽古だけで終わってしまいました。年間カリキュラムで剣・杖・ボール・太極棒などを使いますが、結局は身体の内部操作ができていないと「ものに習う」という稽古目的が達成されずに、「ものに踊らされる」だけになりかねないのです。
そして、身体の動きをコントロールできているかどうかを確認する為には、常に骨盤時計に戻って稽古をすることが大切だと考えています。自分の動きをコントロールできないのに、もし相手と自分が一体となった状態を作れたとしても、相手の身体をも含めてコントロールすることは不可能だと考えています。
相手の身体を調整する場合にも、人によって身体の可動域や緊張度合いが違いますので、相手の変化を感じながら誘導することが大切なので、結局は自分の身体の内部操作を厳密に行うことが必須条件になります。
日曜日の長堀教室では、足を上げる動作から始めいろいろな方法を試していただき、それぞれの癖に気づきそれを修正する為の動き方を体験していただきました。
女性は特に、この年末にかけていろいろと雑用も増えるものですから、少しでも早く自分の癖に気づき、朝晩の骨盤時計で身体を調整していただきたいと願っています。
長堀教室の後半、指導員養成講座では、上記の内容をもう少し細かく検証していただき、相手のレベルに合わせて動きを指導する大切さをお話させていただきました。
どのような内容でもそうですが、入門編と上級編は分けて考える必要がありますし、先に上級編を教えてしまうと、動きが小さい分だけ誤魔化して身体を使うことを覚えてしまい、自分の可動域の臨界点を意識しないようになる恐れがあります。そして、そのことで自分は知っているし出来ているという錯覚に陥ってしまうのです。一旦そうなってしまうと、その状況を変えることは至難の技になりかねません。後輩に教える場合には、十分に気をつけていただきたいと思います。
教えすぎは親切ではなく、長い目で見れば迷惑でしかありません。
ところで、今日もI川さんから「K野さん。良く分からないけど、誘導の仕方が変わりましたね!」と言われました。私は意識的に変えているつもりはないのですが、やはりミルトン・エリクソン関連本に出会った影響は大きいのかもしれません。
ただ、どうも記憶力が急速に低下しているようで、固有名詞が出てこなかったり、よく間違えたりしているようです。自分が考えている言葉と違う言葉を、勝手にしゃべっていることもあるようです。
ひょっとすると、変なトランス状態から出にくくなっているのかもしれません。
といいながらも、老化現象だとは感じています!
参照1:「骨盤時計」のまとめ
参照2:平田内蔵吉先生に学ぶ(1)
参照3:中心網要
参照4:東洋医学の革命児
参照5:東洋医学の革命児 続
参照6:正坐法
参照7:足の上げ方を科学する?
土曜日は、杖の最終回の予定だったのですが、杖は使わずに骨盤時計を意識しての合気上げ下げの稽古だけで終わってしまいました。年間カリキュラムで剣・杖・ボール・太極棒などを使いますが、結局は身体の内部操作ができていないと「ものに習う」という稽古目的が達成されずに、「ものに踊らされる」だけになりかねないのです。
そして、身体の動きをコントロールできているかどうかを確認する為には、常に骨盤時計に戻って稽古をすることが大切だと考えています。自分の動きをコントロールできないのに、もし相手と自分が一体となった状態を作れたとしても、相手の身体をも含めてコントロールすることは不可能だと考えています。
相手の身体を調整する場合にも、人によって身体の可動域や緊張度合いが違いますので、相手の変化を感じながら誘導することが大切なので、結局は自分の身体の内部操作を厳密に行うことが必須条件になります。
日曜日の長堀教室では、足を上げる動作から始めいろいろな方法を試していただき、それぞれの癖に気づきそれを修正する為の動き方を体験していただきました。
女性は特に、この年末にかけていろいろと雑用も増えるものですから、少しでも早く自分の癖に気づき、朝晩の骨盤時計で身体を調整していただきたいと願っています。
長堀教室の後半、指導員養成講座では、上記の内容をもう少し細かく検証していただき、相手のレベルに合わせて動きを指導する大切さをお話させていただきました。
どのような内容でもそうですが、入門編と上級編は分けて考える必要がありますし、先に上級編を教えてしまうと、動きが小さい分だけ誤魔化して身体を使うことを覚えてしまい、自分の可動域の臨界点を意識しないようになる恐れがあります。そして、そのことで自分は知っているし出来ているという錯覚に陥ってしまうのです。一旦そうなってしまうと、その状況を変えることは至難の技になりかねません。後輩に教える場合には、十分に気をつけていただきたいと思います。
教えすぎは親切ではなく、長い目で見れば迷惑でしかありません。
ところで、今日もI川さんから「K野さん。良く分からないけど、誘導の仕方が変わりましたね!」と言われました。私は意識的に変えているつもりはないのですが、やはりミルトン・エリクソン関連本に出会った影響は大きいのかもしれません。
ただ、どうも記憶力が急速に低下しているようで、固有名詞が出てこなかったり、よく間違えたりしているようです。自分が考えている言葉と違う言葉を、勝手にしゃべっていることもあるようです。
ひょっとすると、変なトランス状態から出にくくなっているのかもしれません。
といいながらも、老化現象だとは感じています!
参照1:「骨盤時計」のまとめ
参照2:平田内蔵吉先生に学ぶ(1)
参照3:中心網要
参照4:東洋医学の革命児
参照5:東洋医学の革命児 続
参照6:正坐法
参照7:足の上げ方を科学する?
by centeringkokyu
| 2008-12-22 00:01
| 呼吸法中心塾