2008年 11月 21日
平和と自由と平等と人権を教えた結果? |
▼小学生の暴力事件急増 我慢覚えず「口より手」にとまどう現場
Sankei Web 2008.11.20
体当たりをしてくる、黒板消しを投げつける-。文部科学省が20日公表した児童生徒の問題行動調査で、小学生による暴力行為の深刻さが浮かび上がった。歯止めがきかない子。口より先に手が出る子。暴力の矛先は子供同士だけでなく、教師にも向いている。「この20年で子供の質がすっかり変わってしまった」とベテラン教師は嘆く。一体、教育現場で何が起きているのか。
「うるせえ。くそばばあ」。愛知県内の小学校に勤めるベテラン女性教諭は数年前、小5の男子児童の授業態度を注意した途端、逆に食ってかかられた。「受け入れたくない人はすべて嫌いと思っている。ガードが堅く、心が見えない。10~20年前はこんなことなかったのに」とこのベテラン教諭。
手加減なく体当たりする子。気にいらないことがあると机を投げる子。いきなり隣席の子をたたくなど授業を妨害するケースも少なくない。目を離すと、すぐにけんかになる。おちおち職員室で休憩も取れない。「言葉よりも先に手や足が出る。自分の考えを伝えることが下手になった」
暴力をふるう小学生は上級生になるほど増えてくる。暴力をふるった児童数計5111人のうち、5、6年の2学年だけで計3290人で全体の6割を占める。
こうした状況について、千葉大教育学部の明石要一教授(教育社会学)は「3~4年生の遊びのスタイルの変わってきたことが大きい」と要因を挙げる。
この年代は、仲間うちで空き地で秘密基地を作るなど集団行動を覚え、他者とのコミュニケーションを学ぶ時期だという。明石教授は「しかし今は、その年代の子供から塾に行くなど忙しく、友達と遊ぶ時間も遊ぶ場もない。だから、自分をうまくコントロールできないのでは」と指摘する。
また、子供の暴力は歯止めがきかないケースが多い。ある50歳代の男性教諭は、はさみを持って、教室で暴れる小3男児を羽交い締めしようとして、振り回されて骨折した。別の女性教諭は、授業中に席を立って騒ぐ子を抑えようとして足をけられたという。
「今の先生は『子供たちが何を考えているのか分からず、怖い』と不安がっている」と東京成徳大子ども学部長の深谷昌志教授。その一方、「普通に育てればいい。一緒にご飯を食べ、一緒に風呂に入り、声をかけてやること。大人が環境を整えれば、子供の心は開かれるはず」と話す。
▼"荒れる学校" 橋下流にすがる? 産経関西 (2008年11月21日)
文部科学省が20日発表した問題行動調査結果で、大阪府の暴力行為の発生率が全国で4番目に高いというデータが示された。2年連続で最下位近くに低迷した全国学力テストに続き、その教育課題の深刻さが改めて示された格好だ。「基礎学力が身についていないから子供たちが自暴自棄になって荒れていく」。こう訴える橋下徹知事に呼応し、府教育委員会は、知事が打ち出した一連の学力向上策を問題行動の抑止にもつなげたい考えだ。
調査結果によると、大阪府内の小中高校での児童生徒1000人あたりの暴力行為発生件数は7・2(全国平均3・7)で、香川、高知、奈良各県に次いで4番目。高校中退率は全国平均の2・1%に対し3・4%だった。府教委の担当者は「人間関係を築いたり、自分の感情をコントロールしたりすることが苦手な子供が近年増えている」。各市町村教委から寄せられた報告では、言い争いをしているわけでもないのに突然取っ組み合いを始めたり、制止しようとした教師を反射的に殴ったりといったケースが目立つという。
また、インターネットが原因のトラブルも多く、女子中学生が自身のブログに悪口を書かれたと勘違いし、同級生を殴るなどの事例が報告されている。
調査結果について綛山(かせやま)哲男教育長は「非常にゆゆしき結果で深刻に受け止めている」とし、「(橋下知事が主張しているように)勉強が分かるようになれば、ある程度は収まると考えられる。基礎的な学習を徹底していくことで、問題行動の数値を下げていきたい」と話した。このほか府教委は、問題を抱えた生徒が通う学校内の「適応指導教室」でのきめ細かい指導や、授業を持たない生徒指導専門の教員「子供支援コーディネーター」の配置によって、問題行動の減少を目指す方針だ。
▼橋下知事出席の第2回討論、開催前から府教委ピリピリ
asahi.com 2008年11月21日
大阪府の橋下徹知事らと府民が教育について語り合う24日の第2回府民討論会について、府教育委員会は20日、会場の大阪厚生年金会館(大阪市西区)でのビラ配布、メガホン・拡声機の使用、のぼり・横断幕・ゼッケンによる意見表明、写真撮影や録音・録画、中傷・ヤジを禁止すると発表した。違反者は退出させることもあるという。
10月の1回目の討論会で激しいヤジが飛び、知事が「こういう教師が現場で暴れ放題する」と応酬するなど混乱したため。当日は約2千人とみられる来場者にビラを渡して協力を求める。過剰な規制ではとの指摘に、府教委は「正常な運営をするためやむを得ない」としている。
参照1:小中高生の「暴力」2割増、初の5万件超 低年齢化に拍車
参照2:権利の主張がかえって不利益をもたらす
参照3:「人権教育」という、祖国喪失の洗脳
参照4:「学校ー家族」複合体の破壊
参照5:平和と人権を教える?
参照6:哲学と陰謀とは一体
#楽隠居です
「今の先生は『子供たちが何を考えているのか分からず、怖い』と不安がっている」ようですが、平和を愛する諸国民のことは、どう教えるんでしょうかねぇ〜???
今回のテーマとは関係ありませんが、春風堂日記のカエル通信は、ウチの同居人が気に入って読ませていただいています。毎回大いに納得しているようで、自分でもいろいろとプールで試しているようです。
同居人は頻繁(ひんぱん)にプールに通っていまして、夢はイルカと泳ぎたいということのようです。しかし、予算の都合がありますので、海外遠征はとても無理でしょうから、まぁ〜どこか水族館のようなところで辛抱するしかないでしょうなぁ〜
それでも「90才になっても泳ぎたい!」と言い切っていますので、まだ30年以上夢を追いかける楽しみがあるとも言えます。
最後は、三途の川を個人メドレーで泳いで貰うのがいいのではないかと、私は密かに考えています。三途の川の川幅は定かではありませんが、調子に乗ってターンなどして、間違っても戻ってこないで頂きたいと切に願っているのであります。
三途の川を泳いで渡るのは、多分一度限りのはずですから、自己ベストがでることは確実ですね!ですから、心おきなく泳いでいただきたいと思っています。
しかし、もし三途の川で溺れたら、死ぬんでしょうかねぇ〜??
落語の地獄八景亡者の戯れでは、三途の川渡船場から鬼の船頭さんが舟をこぎ出した時に、「舟から落ちたら生きるど〜」といっていたようですから、ひょっとすると、三途の川は遊泳禁止かもしれませんね! う〜ん、ちょっと困ったものです。
参照1:実話
参照2:ノルディック競技の選手?
Sankei Web 2008.11.20
体当たりをしてくる、黒板消しを投げつける-。文部科学省が20日公表した児童生徒の問題行動調査で、小学生による暴力行為の深刻さが浮かび上がった。歯止めがきかない子。口より先に手が出る子。暴力の矛先は子供同士だけでなく、教師にも向いている。「この20年で子供の質がすっかり変わってしまった」とベテラン教師は嘆く。一体、教育現場で何が起きているのか。
「うるせえ。くそばばあ」。愛知県内の小学校に勤めるベテラン女性教諭は数年前、小5の男子児童の授業態度を注意した途端、逆に食ってかかられた。「受け入れたくない人はすべて嫌いと思っている。ガードが堅く、心が見えない。10~20年前はこんなことなかったのに」とこのベテラン教諭。
手加減なく体当たりする子。気にいらないことがあると机を投げる子。いきなり隣席の子をたたくなど授業を妨害するケースも少なくない。目を離すと、すぐにけんかになる。おちおち職員室で休憩も取れない。「言葉よりも先に手や足が出る。自分の考えを伝えることが下手になった」
暴力をふるう小学生は上級生になるほど増えてくる。暴力をふるった児童数計5111人のうち、5、6年の2学年だけで計3290人で全体の6割を占める。
こうした状況について、千葉大教育学部の明石要一教授(教育社会学)は「3~4年生の遊びのスタイルの変わってきたことが大きい」と要因を挙げる。
この年代は、仲間うちで空き地で秘密基地を作るなど集団行動を覚え、他者とのコミュニケーションを学ぶ時期だという。明石教授は「しかし今は、その年代の子供から塾に行くなど忙しく、友達と遊ぶ時間も遊ぶ場もない。だから、自分をうまくコントロールできないのでは」と指摘する。
また、子供の暴力は歯止めがきかないケースが多い。ある50歳代の男性教諭は、はさみを持って、教室で暴れる小3男児を羽交い締めしようとして、振り回されて骨折した。別の女性教諭は、授業中に席を立って騒ぐ子を抑えようとして足をけられたという。
「今の先生は『子供たちが何を考えているのか分からず、怖い』と不安がっている」と東京成徳大子ども学部長の深谷昌志教授。その一方、「普通に育てればいい。一緒にご飯を食べ、一緒に風呂に入り、声をかけてやること。大人が環境を整えれば、子供の心は開かれるはず」と話す。
▼"荒れる学校" 橋下流にすがる? 産経関西 (2008年11月21日)
文部科学省が20日発表した問題行動調査結果で、大阪府の暴力行為の発生率が全国で4番目に高いというデータが示された。2年連続で最下位近くに低迷した全国学力テストに続き、その教育課題の深刻さが改めて示された格好だ。「基礎学力が身についていないから子供たちが自暴自棄になって荒れていく」。こう訴える橋下徹知事に呼応し、府教育委員会は、知事が打ち出した一連の学力向上策を問題行動の抑止にもつなげたい考えだ。
調査結果によると、大阪府内の小中高校での児童生徒1000人あたりの暴力行為発生件数は7・2(全国平均3・7)で、香川、高知、奈良各県に次いで4番目。高校中退率は全国平均の2・1%に対し3・4%だった。府教委の担当者は「人間関係を築いたり、自分の感情をコントロールしたりすることが苦手な子供が近年増えている」。各市町村教委から寄せられた報告では、言い争いをしているわけでもないのに突然取っ組み合いを始めたり、制止しようとした教師を反射的に殴ったりといったケースが目立つという。
また、インターネットが原因のトラブルも多く、女子中学生が自身のブログに悪口を書かれたと勘違いし、同級生を殴るなどの事例が報告されている。
調査結果について綛山(かせやま)哲男教育長は「非常にゆゆしき結果で深刻に受け止めている」とし、「(橋下知事が主張しているように)勉強が分かるようになれば、ある程度は収まると考えられる。基礎的な学習を徹底していくことで、問題行動の数値を下げていきたい」と話した。このほか府教委は、問題を抱えた生徒が通う学校内の「適応指導教室」でのきめ細かい指導や、授業を持たない生徒指導専門の教員「子供支援コーディネーター」の配置によって、問題行動の減少を目指す方針だ。
▼橋下知事出席の第2回討論、開催前から府教委ピリピリ
asahi.com 2008年11月21日
大阪府の橋下徹知事らと府民が教育について語り合う24日の第2回府民討論会について、府教育委員会は20日、会場の大阪厚生年金会館(大阪市西区)でのビラ配布、メガホン・拡声機の使用、のぼり・横断幕・ゼッケンによる意見表明、写真撮影や録音・録画、中傷・ヤジを禁止すると発表した。違反者は退出させることもあるという。
10月の1回目の討論会で激しいヤジが飛び、知事が「こういう教師が現場で暴れ放題する」と応酬するなど混乱したため。当日は約2千人とみられる来場者にビラを渡して協力を求める。過剰な規制ではとの指摘に、府教委は「正常な運営をするためやむを得ない」としている。
参照1:小中高生の「暴力」2割増、初の5万件超 低年齢化に拍車
参照2:権利の主張がかえって不利益をもたらす
参照3:「人権教育」という、祖国喪失の洗脳
参照4:「学校ー家族」複合体の破壊
参照5:平和と人権を教える?
参照6:哲学と陰謀とは一体
#楽隠居です
「今の先生は『子供たちが何を考えているのか分からず、怖い』と不安がっている」ようですが、平和を愛する諸国民のことは、どう教えるんでしょうかねぇ〜???
今回のテーマとは関係ありませんが、春風堂日記のカエル通信は、ウチの同居人が気に入って読ませていただいています。毎回大いに納得しているようで、自分でもいろいろとプールで試しているようです。
同居人は頻繁(ひんぱん)にプールに通っていまして、夢はイルカと泳ぎたいということのようです。しかし、予算の都合がありますので、海外遠征はとても無理でしょうから、まぁ〜どこか水族館のようなところで辛抱するしかないでしょうなぁ〜
それでも「90才になっても泳ぎたい!」と言い切っていますので、まだ30年以上夢を追いかける楽しみがあるとも言えます。
最後は、三途の川を個人メドレーで泳いで貰うのがいいのではないかと、私は密かに考えています。三途の川の川幅は定かではありませんが、調子に乗ってターンなどして、間違っても戻ってこないで頂きたいと切に願っているのであります。
三途の川を泳いで渡るのは、多分一度限りのはずですから、自己ベストがでることは確実ですね!ですから、心おきなく泳いでいただきたいと思っています。
しかし、もし三途の川で溺れたら、死ぬんでしょうかねぇ〜??
落語の地獄八景亡者の戯れでは、三途の川渡船場から鬼の船頭さんが舟をこぎ出した時に、「舟から落ちたら生きるど〜」といっていたようですから、ひょっとすると、三途の川は遊泳禁止かもしれませんね! う〜ん、ちょっと困ったものです。
参照1:実話
参照2:ノルディック競技の選手?
by centeringkokyu
| 2008-11-21 22:36
| 社会